世界の果てに何おもう
先日、愚生、7年ぶりに銀座・シャンソンバーボンボンで歌わせてもらいました。僕のシャンソンのレパートリーは多くはありません。かと言ってたくさん歌えりゃいいってものでもありません。
僕の言うシャンソンというのは、化粧品のことではなく、音楽のジャンルのひとつであります。フランスの「歌」であり、英語で言えば「ソング」だそうです。
日本人が歌う場合、多くは和訳したものを歌います。それは和訳文化の美しさ、改めて日本語の美しさに触れるような想いです。
旋律も、日本ではあまり耳にしないメロディーラインが新鮮で、いつもとても胸に響きます。また、譜面に起こせないメロディーがあり、自由なとこもあったりして、豊かで大らかな音楽文化なのかなと思います。
さて、僕のシャンソンのレパートリーは多くはありません。すると、シャンソンバーボンボンのマスターとママが「課題曲をあげよう」とのこと。「どんなのがいい?」とマスター。「狂おしいやつをお願いします」と僕。
もっとも「狂おしい」と言ったって、色んな意味や捉え方があります。
狂ってはいないのです、狂おしいのです。
困ったマスターとママは4曲も譜面をくださいました。大量輸入に成功です、ありがたいことです。
中でも私がとてもいいと思ったのはこの曲、シャルル・アズナヴール御大の「世界の果てに」(原題:Emmenez-moi)(レコードて聴きてぇぇ!!)
歌詞の内容を見てみますと、見事に狂おしいのでした。抑え込まれんとする反抗というか、鬱屈を昇華させたい人間の渇望というか、なんていうかこう、I can't get no satisfaction(ローリングストーンズ)というか。芸術の源や根幹のようなものを謳っている気もしました。
人生はたまたまの積み重ねと思いますけれど、巡り合わせは好機として、まずはこの松山市の僕の部屋から、めちゃくちゃ練習しようと思います。
世界の果てまで僕を連れていっておくれ
どこまでも続く白い砂浜と光満ちる国へ
愛媛県は台風が接近中です。どうぞお気をつけて。
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