揺れる時代に、それでも理想を手放さない理由
世界は、きれいごとでは動いていない事ぐらいはわかるけど。
力がものを言い、疑いが連鎖し、正義ですら都合よく使われる。
その現実の中で、日本がまた変わり始めちゃった。
武器輸出三原則の見直し。
「武器は外に出さない」としてきた国が、
いまや他国と装備や技術を共有する時代に入っていってしまった。
当然だ、という声があるけど
現実を見ろ、という声があるけど
守るためには仕方がない、という声があるけど
本当にそうなの?
その「仕方がない」は、どこまで許されるの?
その一歩は、本当に必要な一歩なの?
それとも、気づかないうちに越えてはいけない線を越えていない?
日本国憲法前文は、はっきりと書いています。
「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」
この言葉を、甘いと切り捨てるのは簡単だし
現実はそんなに優しくない、と笑うのも簡単。
だけど、ここで理想を手放した瞬間、
私たちは何を基準に物事を判断するんだろう?
「安全のため」なら、どこまででも武器を出していいの?
「同盟のため」なら、どこまででも関与していいの?
その歯止めがなければ、
国家はあっという間に“ただの現実主義”に飲み込まれるよ。
理想とは、現実を否定するものではないと思うんだ。
現実に対して「それでも違う」と言い続けるための、最後の砦だと思うんだ。
裏切られるかもしれないし
踏みにじられるかもしれないけど。
それでもなお、信頼という言葉を掲げる。
その問いに向き合う覚悟こそが、
この国の原点だったはず。
武器輸出三原則が変わる時代に、
本当に問われているのは制度ではないじゃないかな。
私たち自身が、どこまで理想を守る気があるのか――それだけ。
理想は、弱さではない。
理想は、「ここから先は譲らない」という意思。
それを失った国に、
いったい何が残るというんだろうか?
思うんだけど
たとえ現実に押し流されそうになっても、
その流れの中で踏みとどまるためにこそ、理想は必要。
理想を捨てることは簡単。
だが、その瞬間に失うものは、あまりにも大きいよ。
だからこそ、あえて言っちゃうよ!
それでも、理想を掲げ続けるべき!!
それが、この国がこの国であり続けるための、最後の条件だと思います。
