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【SUPフィッシング】山陰・日本海でサメに遭遇しないために!生態から学ぶNG行動と最強の安全対策

こんにちは!さかしんです。
山陰や日本海の豊かな海で、SUP(スタンドアップパドルボード)フィッシングを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか? しかし近年、海水温の上昇や対馬暖流の影響により、シュモクザメをはじめとする大型サメ類の目撃・遭遇情報が全国的に相次いでいます。

私も最近SUPフィッシングの際に、ちょくちょくサメを見かけることがあり動画でもサメの姿を捉えています。

特に「釣った魚をストリンガーに繋いで海に浮かべておく」というお馴染みの行動は、実はサメを自ら呼び寄せる極めて危険なトリガーになっているかもしれません。

今回は、山陰・日本海沿岸で遭遇しやすいサメの種類、サメの生態に基づいた「絶対にやってはいけないNG行動」、そして「命を守るためのサメ対策」をわかりやすくまとめました!


サメは「音・匂い・電気」で獲物を追う!驚異の探知システム

サメの五感は、私たちが想像する以上に超高性能です。

  • 聴覚・側線(数キロ〜数百メートル先): 弱った魚が暴れて出す不規則な低周波の振動をいち早くキャッチします。

  • 嗅覚(中距離): 一滴の血を100万倍に薄めても嗅ぎ分けられる能力で、潮に乗って流れてくる血の匂いを追跡します。

  • ロレンチーニ器官(至近距離): 鼻先にあるセンサーで、生物の筋肉収縮から発生する微弱な生体電流や磁場を正確に捉えます。

つまり、SUPのすぐ横で魚をバタバタと暴れさせ、血を流す行為は、サメにとって「ここに美味しいご飯がありますよ!」と宣伝しているようなものなのです。

山陰・日本海沿岸で遭遇する可能性のある主要なサメ

日本海、特に山陰沿岸海域には、比較的大人しい底生性の種から、極めて攻撃性の高い大型種まで多様なサメが生息しています。私たちが浮くエリアで見かける可能性のある代表的な種類を知っておきましょう。

  • アカシュモクザメ(シュモクザメ)【危険度:中〜高】
    近年、鳥取(福部町湯山沖や岩美町)や島根(隠岐島など)の沿岸部や定置網で、体長2m前後の目撃・混獲情報が相次いでいる、頭部がハンマー状のサメです。夏から秋にかけて海水温が上昇すると、ベイトフィッシュを追って沿岸の浅瀬(水深の浅い海水浴場周辺など)にまで接近することがあります。

シュモクザメ
  • ホホジロザメ【危険度:極めて高い】
    世界中で恐れられる大型の捕食種です。山陰に隣接する山口県の瀬戸内側(周防大島周辺)でも、イワシなどのベイトを追って体長3.5mもの大型個体が網に掛かった事例があり、日本海沿岸でも十分な警戒が必要です。

  • ドチザメ【危険度:低】
    堤防や沿岸の浅瀬に生息する1m前後の温厚なサメです。SUPフィッシング中に遭遇するサメの中で最も身近な種の一つです。積極的に人を襲うことはありませんが、鋭い歯は持っているため不用意に触るのは避けましょう。

ドチザメ
  • イタチザメ / アオザメ【危険度:極めて高い〜高】 イタチザメは極めて好奇心旺盛で攻撃的な大型種であり、国内外においてカヤックやSUPへの噛み付き被害がしばしば報告されています。アオザメは時速数十キロで泳ぐ非常に俊敏なサメで、どちらも日本全国の海域に広く分布しています。

SUPフィッシングで絶対にやってはいけない「NG行動」

安全に楽しむために、以下の行動は今すぐ見直しましょう!

  • ストリンガーの長時間放置はNG! ストリンガーに繋がれた魚が暴れることで、サメの聴覚やロレンチーニ器官を刺激し続けます。また、高水温期の海中放置は魚の「身焼け(品質低下)」を起こして食味を落とす原因にもなリます。

  • 洋上(ボード上や海中)でのダラダラ血抜きはNG! 血の匂いは広範囲からサメを引き寄せます。血抜きは水汲みバケツなどの中で行い、すぐにクーラーボックスへ収納するのが安全なキャッチ&キープの鉄則です。

  • 手足を水中に垂らす、洋上での排泄はNG! 水中から見上げたサメにとって、水面に垂らした手足は好物のウミガメのヒレに見えることがあります。また、尿や便の匂いもサメを呼び寄せます。

  • キラキラ光るアクセサリーの着用はNG! サメは金属のフラッシング(反射光)をベイトフィッシュの鱗のきらめきと誤認して噛み付いてくることがあります。

最強のサメ対策ギアと機材メンテナンス

不意の遭遇を防ぐため、科学的に実証されたデバイスやハードウェアを導入するのも賢い選択です。

  • パルス電気式忌避装置(例:「海園マルチモデル」など)
    特許取得のパルス電気を水中に流すことで、サメのロレンチーニ器官に一時的な過負荷(強いまぶしさを感じるような不快感)を与え、サメを近寄らせない装置です。キンメダイやマグロ漁の実釣テストでも90%以上のサメ被害低減率を誇る、極めて信頼性の高いギアです。 ※使用後は電極にカルシウムなどの白い結晶やサビ(緑青)が付着するため、真水での洗浄と歯ブラシ・紙やすりによるこまめな研磨メンテナンスが必要です。

  • 磁気式忌避バンド(例:シャークバンズなど)
    手首や足首に装着し、強力な永久磁石の磁場でロレンチーニ器官を不快にさせる簡易デバイスです。ただし、有効範囲が数十センチ以内と狭く、血の匂いで興奮状態(フィーディング・フレンジー)になったサメには無視されてしまう限界もあるため、過信は禁物です。

  • 「ハードボード」への移行のススメ
    現在主流のインフレータブル(空気注入式)SUPは、サメの鋭い歯や、掛かったサメが暴れた際の皮膚・棘の摩擦で一瞬にして破裂・沈没するリスクがあります。鋭利なものに強く、穴が開かない高剛性な「ハードボード」を使用することは、命を守る上で最大の防衛策になります。

万が一サメに遭遇してしまったら?

もし背ビレが見えたり、サメが仕掛けに掛かってしまったりした場合は、パニックにならず次のステップを踏んでください。

  1. 絶対に水面をパドルで叩かない! サメを追い払おうと水面をバシャバシャ叩くと、弱った獲物の音と誤認され、逆に攻撃を誘発します。重心を低く保ち、音を立てずに静かにパドリングしてその場を離れましょう。

  2. サメがヒットしたら、即ラインカット! 仕掛けがサメの体に引っ掛かった(スレ掛かりした)場合、ボードの近くまで引き寄せると、暴れたサメによってSUPが破損・パンクさせられます。ルアーやジグの回収は諦め、速やかにラインをカットしてリリースしてください。

  3. 安全装備(固形式ライフジャケット、ホイッスル、ナイフ)の常時携行 万が一のバースト転覆時に機能する「固形式」のライフジャケットを必ず着用してください。また、落水時に助けを呼ぶためのレスキューホイッスルや、ライン・ロープを即座に切断できるステンレス製レスキューナイフを身体に装着しておきましょう。

  4. 単独釣行を避け、洋上での協力体制を作る 一人で浮いているときにSUPがパンクすると、救助が間に合わず重大な事故に繋がります。必ず複数人で浮き、万が一パンクした場合は荷物を積み替え、ロープで牽引して協力して帰着できる体制を作っておきましょう。

まとめ

山陰・日本海の素晴らしい海で、大好きなSUPフィッシングを長く安全に楽しむためには、相手(サメ)の種類や生態を正しく理解し、こちらから余計な刺激を与えない知恵を持つことが一番大切です。 安全第一で、最高のフィッシングライフを送りましょう!



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