【100歳まで幸せに生きるFIRE】#7 FIREに必要なのは才能ではなく仕組み
「投資で成功する人は、特別な才能がある人。」
以前の私は、本気でそう思っていました。
だからこそ、FXで短期間に大きな利益を出したときは、「自分には才能があるのかもしれない」と勘違いしていました。
しかし、その考えは長く続きませんでした。
リーマンショックで、それまで積み上げた利益も、マンションの頭金として貯めていた700万円も失いました。
そして、その後も「次こそ取り返せる」とFXを繰り返し、稼いでは失い、また稼ごうとして失うことを何度も繰り返しました。
今振り返れば、あれは投資ではありませんでした。
相場に人生を支配されていたのです。
才能よりも大切なもの
私が長期投資を始めて一番驚いたのは、「才能がなくても続けられる」ということでした。
毎日チャートを見続ける必要はありません。
相場が上がった、下がったと一喜一憂する必要もありません。
決めた金額を、決めたタイミングで積み立てる。
余計なことをしない。
たったそれだけです。
シンプルですが、この「仕組み」を作ることが、資産形成では何より重要だと感じました。
人は感情で失敗する
FXをしていた頃の私は、完全に感情で動いていました。
利益が出ると、「もっと稼げる」と欲が出る。
損失が出ると、「すぐに取り返したい」と焦る。
仕事中も相場が気になり、会社のトイレでスマートフォンを開き、チャートを確認していました。
夜中に目が覚めては、レートを確認することもありました。
そんな生活を続けながら、「これでは身体も心も持たない」と感じるようになりました。
投資で資産を増やしたいはずなのに、人生そのものが投資に支配されていたのです。
仕組みは感情を守ってくれる
その後、私は長期のインデックス投資を始めました。
そこで学んだのは、「自分の意思に頼らない仕組み」を作ることの大切さです。
例えば、
毎月決まった日に積み立てる。
暴落しても売らない。
短期的なニュースで判断しない。
長期で資産を育てる。
こうしたルールをあらかじめ決めておくことで、その日の気分や感情に振り回されにくくなりました。
投資で成功するには、相場を読む能力よりも、自分のルールを守る力の方が重要だと私は考えています。
FIREも同じ
FIREも、「一発逆転」で実現するものではありません。
毎月貯蓄し、投資を続け、資産を育てる。
その積み重ねが、将来の自由につながります。
だから私は、「才能がないから無理」という言葉を聞くと、少し違うのではないかと思います。
もちろん、高い収入や優れた投資センスがあれば有利です。
しかし、それ以上に大切なのは、続けられる仕組みを作ることです。
私が今も大切にしていること
現在の私は、短期的な値動きに一喜一憂することはほとんどありません。
もちろん、相場が大きく動けば気になります。
それでも、「自分で決めたルールに従う」という姿勢は変わりません。
これは、FXで多くの失敗を経験したからこそたどり着いた考え方です。
FIREは、才能のある人だけが実現できるものではありません。
正しい仕組みを作り、それを長く続けた人が近づける生き方です。
次回は、「私が考える豊かさとは」をテーマに、お金では測れない豊かさについてお話ししたいと思います。
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