【100歳まで幸せに生きるFIRE】#60 FIREしても不安がなくなったわけではない
FIREする直前、
私は何度もシミュレーションをしていました。
「この資産で100歳まで本当に大丈夫なのか?」
株価が暴落したら?
病気になったら?
大きな出費があったら?
想定していないことが起きたら?
何度も数字を入れ替えて、
将来の資産額を計算していました。
でも、やればやるほど、分からなくなっていきました。
未来は、誰にも分からない
100歳までの人生を、
完璧にシミュレーションすることなんてできません。
いつ病気になるのか。
どんな災害が起こるのか。
株価がどうなるのか。
為替がどうなるのか。
物価がどうなるのか。
そもそも、自分が何歳まで生きるのかさえ、誰にも分かりません。
あらゆる可能性を考え始めると、
シミュレーションはどんどん複雑になっていきます。
そして最後には、
「未来のことなんて、分からないよな。」
となりました。
不安になるのは、当たり前なんですよね。
だから、今を大切にすることにした
もちろん、
何も考えずにFIREしたわけではありません。
自分なりに資産形成の設計をして、
これなら大丈夫だと思えるところまで準備しました。
それでも、100%の未来なんてありません。
だから私は、途中から考え方を変えました。
「未来のことを心配しすぎるより、健康に気をつけて、今を大切に生きよう。」
そう思うようになりました。
そして、
2025年7月末、
私はFIREしました。
FIREして一番不安だったこと
ところが、FIREしてみると、
お金とは別の不安が出てきました。
それは、
「社会とのつながりがなくなること」
でした。
会社員の頃は、
嫌でも毎日誰かと話します。
仕事の話をする。
同僚と雑談する。
お客さんと話す。
飲み会に行く。
そんな生活が当たり前でした。
ところが、仕事を辞めると、
誰とも話さない日が出てきました。
朝起きて、
一人で過ごす。
気がついたら、
今日は誰とも話していない。
そんな日がありました。
これは、思っていた以上に不安でした。
とりあえず、人と会ってみた
そこで、私は意識的に人との接点を作るようにしました。
毎朝の散歩では、
すれ違う人全員に挨拶する。
近くのバーに行ってみる。
近所のフットサルの集まりにも参加してみる。
とにかく、家に閉じこもらないようにしました。
でも、しばらくすると、また別のことに気づきました。
「無理に人と出会おうとしなくてもいいんじゃないか?」
「暇」を受け入れてみた
FIREする前は、
暇になる心配なんて、まったくしていませんでした。
やりたいことは、いくらでもあると思っていたからです。
ところが、
実際にFIREしてみると、毎日の生活は繰り返しです。
朝起きる。
散歩する。
ご飯を食べる。
何かをする。
そして、また次の日が来る。
そんな生活をしていると、
「今日は暇だな。」
と思う日も出てきました。
でも、ある時から、
その「暇」を受け入れることにしました。
一日中家にいて、何日もNetflixを見ている。
普通なら、
「こんなことをしていていいのかな?」
と思うかもしれません。
でも、私は、
「これって、働いている人にはできないことだよな。」
と思ったんです。
そして、
「暇を楽しめるって、幸せなことなのかもしれない。」
と思うようになりました。
資産への不安は、いつの間にかなくなった
FIREした直後は、
資産が一日に数百万円減ると、
「本当に100歳まで大丈夫かな?」
と不安になることもありました。
でも、何度も資産形成について考え、
自分の設計を確認していくうちに、
その不安もなくなっていきました。
私の場合、
インデックス投資で資産を増やす。
高配当株で配当という安心感を持つ。
生活費5年分の現金と債券を持ち
暴落時には、その現金と債券を使う。
そして、FXでは、
自分なりのルールの中でトレードを楽しむ。
こうした仕組みを作っています。
そして実際に、
FIREしてから1年間生活してみても、
資産が減るどころか、どんどん増えています。
今では、
資産についての不安は、全くありません。
「働かなくていい」ことにも不安はない
仕事をしなくなったことについても、不安はありません。
お金のために働く必要がないからです。
もちろん、
面白い仕事や、
やりがいのある挑戦なら、
これからもやってみたいと思っています。
実際、
以前の仕事仲間が会社を起業して、
「一緒にやらないか?」
と誘ってくれています。
とてもありがたい話です。
でも、今は断っています。
なぜなら、
やってみたいことが、
まだまだたくさんあるからです。
今の私にとって、
会社や仕事に時間を使うことが、少しもったいなく感じるんです。
「働きたくない」のではありません。
「今は、もっと自分の時間を使いたい。」
ただそれだけです。
FIREして、一番良かったこと
FIREして、
一番良かったと感じていることがあります。
それは、
あまり怒らなくなったことです。
毎日のストレスがなく、
楽しく生活できている。
時間もある。
お金もある。
何かトラブルが起きても、
「まあ、いいか。」
と笑って許せるようになりました。
焦る必要もありません。
何かあっても、
「自分はいつでもできる。」
と思える。
だから、人に譲ってあげることもできます。
急ぐ必要がないので、時間をゆっくり使うこともできます。
そして、以前より、
人に優しくなれた気がします。
これが、
私にとってFIREして一番良かったことかもしれません。
お金の不安がなくなると、考えることが変わる
FIREして、
資金面の不安がなくなりました。
すると、
自分のことだけではなく、
もっといろいろなことを考える余裕が出てきました。
時間ができたので、自然を感じながら生活する。
知らない場所に行ってみる。
日本の歴史を調べてみる。
そうすると、今までとは違ったものが見えてきました。
今の日本があるのは、これまで日本を支えてきた、たくさんの人たちの努力があったからなんだな、
と思うようになりました。
そして、
これからの日本が、世界の中でも強い国であってほしい。
そんなことまで、考えるようになりました。
会社員として毎日仕事に追われていた頃には、こんなことを考える余裕は、あまりなかったと思います。
FIREで手に入れたのは「余裕」だった
FIREというと、
「働かなくても生活できること」
だと思われるかもしれません。
もちろん、
それもFIREの大きなメリットです。
でも、
私が実際にFIREして一番感じているのは、
「心の余裕」
なのかもしれません。
お金の余裕。
時間の余裕。
心の余裕。
この3つができると、
自分自身のことだけではなく、
大切な人のことや、
自分が住んでいる日本のことまで、考える余裕が生まれてきました。
そして、人に優しくなれた。
これが、私にとってFIREで得られた、一番大きな変化です。
FIREすれば、不安がすべて消えるわけではありません。
未来は分からない。
だから、不安になることもあります。
でも、できる限り準備をしたら、
あとは、
今を楽しむ。
私は、それでいいと思っています。
100歳まで生きられるかどうかは、誰にも分かりません。
だからこそ、
100歳まで生きることだけを考えて、
今日を我慢するのではなく、
今日も幸せに生きる。
それが、私が目指している、
「100歳まで幸せに生きるFIRE」
なのだと思います。
次回は、
についてお話しします。
仕事を辞めたら、
「何をしていいか分からなくなるのでは?」
と思っていたのですが、
実際には逆でした。
時間ができると、
今まで気づかなかった、
「やってみたいこと」が次々と出てきました。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでいただきありがとうございます!
今回の記事を「面白い」「参考になった」と思っていただけましたら、活動の応援としてチップを贈っていただけると嬉しいです。
皆さんの応援をモチベーションに頑張ります!