見出し画像

オイラと熱中症予備軍

オイラはジロ。
血統書付きの柴犬だ。

外は暑いけど、部屋の中はひんやりしている。
涼しいから快適なはずなのに、オイラも世話係もバテ気味だ。

今日、世話係は朝から体が重たいとぶつぶつ言っている。

「涼しい部屋にいるより、暑いけど外の空気吸ってる方が気分いいんだよね」

そういって、フラフラと大きな日よけ帽子をかぶって出て行った。
今日は土曜日。メダカの水替えの日だ。
そういうお世話は欠かさない。世話係なだけにな。

一通り世話を終えて戻ってきた。
汗だくで更に体調悪そうだ。

「熱中症になったみたい。頭痛いから熱あると思う」
そういって体温計を手に取った。

ピピピピ

「…おかしいな。36.5℃しかない。でも、頭痛いし体重たいんだよね。」

「年取ると涼しい部屋の中にいても熱中症になるらしいからな」
かあちゃんがボソッと呟いた。

オイラと世話係、同時にかあちゃんを振り返る。

「年のせいかぁ。ジロさん確かによろよろだしね。」
おいおいちょっと待て。
なんでオイラの話になってるんだ。

オイラはジロ。
今日もなんとかなってるぞ。


いいなと思ったら応援しよう!

柴犬ジロのボヤキ オイラの好物はササミのおやつ。チップでおやつ買ってもらうぞ。 よろしくな。