5人家族での生活初日。私はもう怒ってしまった【子育てエッセイ】
こんばんは。子育てしながら在宅で働くライターで、先月3児の母になったちあきです。
産後1ヶ月とプラス数日が経った今日、実家から自宅へ戻ってきた。
まるっと1か月間、私は赤ちゃんと一緒に実家で過ごし、その間、夫は上の子どもたち2人と自宅に残り、仕事をしながら、家事をして、子どもたちのお世話をしてくれていた。
そして、今日。いよいよ5人家族の生活がスタート。
本当は、すごく楽しみにしていた。
自宅に足を踏み入れた瞬間、パチンとなにかのスイッチが入った。
リビングの一部分は床が見えないほど洗濯物が山積み。
キッチンも作業場にペットボトルが所狭しと並んでいる。
正直に言うと「赤ちゃんが過ごせるおうち」とは程遠い惨状だった。夫には申し訳ないけれど。
よくよく考えれば、それは当たり前のこと。
夫はこの1ヶ月間、慣れない中、一人で仕事も家事も育児もこなしてくれていたんだから。(義実家のサポートもあったけれど)
頭では分かっている。分かっているのに。
「あ、片付けなきゃ」と思った瞬間、私の中で何かのスイッチが入ってしまった。
洗濯物を仕分けして、スイッチを押す。
乾いてる洗濯物を畳んで片付ける。
ペットボトルをビニール袋にまとめる。
洗い上がった食器を元の位置に片付ける。
赤ちゃんの居場所を作る。
同時に夕飯のことを考える。
「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」という気持ちのまま動き続けて、気づけば、産後1ヶ月とは思えないくらいフルスロットルで動いていた。
ふと立ち止まってみたら、家族に笑顔がなかった。
上の子たちは久しぶりにママが帰ってきて、テンションが高い。でも、私に余裕がないせいで「ちょっと待って!」「やめて!」と、何度も大きな声を出していた。
夫もこの1ヶ月で疲れ切っていて、久しぶりに顔を合わせたのに夫婦の会話もほとんどない。「お疲れさま」「ありがとう」そんな言葉を交わす余裕すらなかった。
私、今日、何がしたかったんだろう。
私が欲しかったのは、リビングが片付いていること?
シンクに洗い物がないこと?
違う。
私が本当に欲しかったのは、家族みんなの笑顔だった。
「5人家族になりたい」の夢がようやく叶って、迎えた新しい生活。なのに、帰ってきた初日から、みんながピリピリしている。主に私が。
これって、私が望んでいた暮らしだったっけ。
家事には終わりがなくて片付けても、また散らかる。だから、これからは「どれだけ家事ができたか」を合格点にするのをやめたい。
その代わりに「今日は家族で何回笑えた?」を合格点にしたい。
……と言いつつ、きっと明日も私は「あれもやらなきゃ」と焦ると思う。長年染みついた考え方は、そんなに簡単には変わらないから。
でも、今日みたいに笑顔がなくなるくらいなら、洗濯物が畳めていなくてもいい。床におもちゃが転がっていてもいい。笑顔でいられる家で暮らしたい。
そんなことを、5人家族1日目に思った。
明日もいい1日になりますように。
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