副業ブームの裏側で──私が500万円の借金寸前まで追い込まれた話
「副業で稼ごう」
そんな甘い言葉に踊らされて、私はすべてを失いかけました。
始まりは、小さな欲望だった
副業を始めたころの私は、今思えば格好の「カモ」でした。見ず知らずの人の話を疑わずに信じ、「簡単に稼げる」という誘い文句にすぐ飛びついてしまう。
最初は手持ちの現金だけでした。でも気がつくと、生命保険も、養老保険も、投資信託も——すべて解約して現金に換えていました。
そして、それらすべてを詐欺で失いました。
情けない話ですが、これが現実です。
運命の出会い?それとも…
そんな中、SNSで知り合ったある女性がいました。彼女は誠実そうで、私の話をよく聞いてくれました。
「7桁稼ぐ方法がある」
そう言われたとき、もうすっかり判断力を失っていた私は、その話に飛びつきました。彼女——仮にSさんとしましょう——は詳しく稼ぎ方を教えてくれて、お金持ちとの人脈もあると言いました。
そして、決定的な一言。
「本気で金儲けの話を聞きたいなら、1週間で500万円を用意して」
映画のような、でも現実だった瞬間
福岡から東京へ。ホテルのロビーで、彼女は消費者金融のリストを私に差し出しました。
「ここに電話をかけて」
今思えば、まるで映画のワンシーンのようでした。でも、これは紛れもない現実だったのです。
Sさんは続けました。
「お金持ちになるには信用力が大切。信用があれば銀行からも融資が受けられるし、仕事でも成功する」
一見もっともらしい理論。でも、何かが違いました。
人生を分けた、ひとつの判断
結局、私は500万円の借り入れをしませんでした。
返せる目処がない。そして直感的に「これは違う」と感じたからです。
今振り返れば、この判断が私を救いました。あと一歩で、借金まみれの人生が待っていたのですから。
そして、今の私
あの「お金持ちのHさん」とは、今でもFacebookで繋がっています。交流はありませんが、いつか機会があればちゃんとお話してみたいと思っています。
今の私は「もう借金はしない」と決めています。身の丈に合った支出を心がけ、健康で暮らせることに感謝しています。
たしかに、お金は欲しい。でも、あのとき欲をかかなければ、私は前の会社で安定した生活を送っていたかもしれません。
副業ブームの今だからこそ、伝えたいこと
今は副業ブームです。でも本当に必要なのは「大きなお金」ではありません。
必要なのは:
最低限の貯金
地に足のついた判断力
そして、甘い話への警戒心
私のように、副業教材や怪しい投資話にお金を注ぎ込み、大切な貯金をすり減らさないでください。
あなたは副業や教材にどれくらいお金をかけて、それを本当に活かせていますか?
正直に言います
私はまだ、失った資金を回収できていません。成果も出ていません。失敗ばかりです。
それでも、諦めずに前に進もうとしています。
最後に
このnoteを書いたのは、私のような失敗を誰かの教訓にしてもらいたいからです。
副業で成功している人もたくさんいます。でも、私のように失敗する人も確実に存在します。
甘い話には必ず裏がある。 信用できる相手かどうか、冷静に判断する。 身の丈に合わない投資はしない。
当たり前のことですが、欲に目がくらむとこの当たり前が見えなくなります。
この記事が、あなたの判断の一助になれば幸いです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。少しでも参考になれば嬉しいです。
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