ST通院記録|発達グレーゾーンの子どもと“手と目のつながり”に気づいた日
子どもの発達って、「少し気になるけど、このまま様子を見ていいのかな」と迷う瞬間が何度もある気がします。
私の子ども(2歳代〜就学前)も、いわゆる発達障害疑いと言われる中で、就園・就学に向けて少しずつサポートを増やしていく流れになりました。
その中で、OT(作業療法)の先生や担当の先生からのすすめもあり、ST(言語聴覚療法)にも通い始めました。
「ことば」だけを見るというより、発達全体を整えていく一歩としてのスタートでした。
■STとOTの違い(実際に通って感じたこと)

一般的にはOTは身体、STは言語とよく言われますが、うちの場合は少しイメージと違っていて、実際の内容はこうでした
OT(作業療法)
体を使った遊びや動きが中心で、ボール遊びやバランスをとる動きなど、全身の使い方や生活動作に関わる内容が多かったです。
ST(言語聴覚療法)
手先を使った細かい作業や、就園・就学を見据えた「指示を聞いて動く」「順番に取り組む」といった、より“作業の理解力”や“コミュニケーションの土台”を見るような内容でした。
きれいに役割分担されているというより、
同じ子どもを違う角度から見て、それぞれ必要な力を伸ばしているような感覚に近かったです。
■初期のST内容:まずは「手を使う遊び」から
最初のSTでは、いわゆる言語訓練というよりも、手先を使ったシンプルな遊びからスタートしました。
指でつまむ
穴に入れる
型はめ
形を合わせる
一見遊びのようですが、ここから子どもの特性を丁寧に見ていきます。
■見えてきた特徴:「わかる」と「動く」のズレ
その中で見えてきたのが、
“理解はしているのに、手がうまく動かない”場面があることでした。
実際にSTで使っていたのが、こういったミニコースターや型はめのおもちゃでした👇
▶先生が使っていたタイプ
こういった道具を使う中で、
見て理解はできている
でも手の動きが少しズレる
思った位置に入らない
という様子が見えてきました。
ここから、
目と手の協調運動の難しさ
空間のとらえ方の弱さ
があるのでは、という話に。
いわゆる「不器用」というより、
“つながりの部分が少し苦手なタイプ”という印象でした。
■家庭でつながった気づき
この話を聞いて、ふと家での様子を思い出しました。
実は家でも型はめをやっていたのですが、使っていたのがこちら👇
▶家で使っていたもの
このおもちゃで遊ぶと、なぜか丸だけを繰り返し入れることが多かったんです。
そのときは「たまたま好きなのかな?」くらいに思っていましたが、
今回のSTでの話を聞いて、
「あ、そういうことだったのか」と腑に落ちました。
形の違いの認識
向きや位置の調整
手の操作
このあたりが全部つながっているんだな、と。
■OTとの関わりで見えてきたこと
OTでは「手の使い方そのもの」や「体を使った動き・生活動作」を中心に見ていきます。
一方でSTでは、単なる“ことば”というよりも、その背景にある理解力や認知の部分、指示をどう受け取って動けるかといった力まで含めて見ている印象がありました。
どちらか一方で完結するというよりも、
OTとSTがそれぞれ違う角度から関わることで、子どもの全体像が少しずつ見えてくるような感覚でした。
■少しだけ余談:親としてのよりどころ
こういう発達のことを考えていると、
「これでいいのかな」と迷うこともあります。
そんなときに、関わり方を整理するきっかけになったものもありました。
日常の中でどう関わるか、を考えるヒントになる一冊です。
■まとめ
STを通して見えてきたのは、
「できる・できない」ではなく、その間にある小さなズレでした。
手と目、理解と動き。
その“つながり方”に気づけたことで、
その後の関わり方も少し変わっていくことになりました。
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