初めての高校受験当日。親のほうが落ち着かなかった一日
いよいよ迎えた高校受験当日。
長男は私立高校を2校受験しました。
1校は5教科で判定する高校。
もう1校は3教科で判定する高校です。
長男は数学がとても苦手でした。
だからこそ、
「5教科なら他の教科でカバーできるかもしれない。」
という期待もありました。
でも一方で、
「もしダメだったら…。」
という不安もありました。
そんな思いから、我が家は2校受験することにしました。
朝は少し早起き、お弁当も受験仕様
受験当日は、中学校へ行く日よりも早い出発でした。
もちろん、お弁当も持参です。
試験中に眠くなりすぎないよう、ご飯の量はいつもより少し控えめ。
その代わり、おかずは長男の好きなものを入れました。
特別なことはできないけれど、
少しでも普段通りの気持ちで試験を受けられるように。
それが親としてできる精一杯の応援でした。
電車ではなく車で送迎
我が家の住む地域は田舎なので、電車は走っているものの本数が多くありません。
万が一遅延したり、駅から高校まで歩いていて間に合わなかったりしたら…。
そんな心配もありました。
同じ高校を受験するお友達の保護者の方に聞いてみると、
「うちも車で送っていくよ。」
とのこと。
それなら我が家も、と2校とも車で送迎することにしました。
受験会場へ着くと、
「頑張って!」
そう声を掛け、会場へ歩いていく長男の後ろ姿を見送りました。
その背中を見ていると、小さかった頃からのことがいろいろと思い出され、胸がいっぱいになりました。
親のほうがそわそわ
送り届けた後も、私は何だか落ち着きませんでした。
家にいても時計ばかり見てしまう。
「今頃、国語かな。」
「お昼休みかな。」
そんなことばかり考えていました。
子どもが試験を受けている間、親は何もできません。
ただ無事に終わることを願って待つだけです。
「どうだった?」の答え
迎えに行くと、車へ乗り込んだ長男の第一声は、
「疲れた。」
でした。
私はすぐに、
「どうだった?」
と聞きました。
すると返ってきたのは、
「まあ、いつもと一緒。」
という一言。
長男の言う"いつも"とは、
数学で解けない問題がそれなりにあったということ。
私はすぐにその意味を理解しました。
ここまで頑張ってきた
でも、それでいいと思いました。
夏休みから始まった"お母さん塾"。
ホワイトボードを使って何度も計算問題を解き、分からなくて悔し涙を流した日もありました。
私もつい熱が入り、
厳しい言い方をしてしまったこともありました。
それでも長男は投げ出さず、ここまで頑張ってきました。
だから私は、
結果がどうであっても受け止めよう。
そう決めていました。
帰りの車では受験の話ばかりすることもなく、
他愛もない話をしながら家へ帰りました。
結果はまだ分かりません。
でも、この日を迎えるまで努力してきた時間は、決して無駄ではなかった。
そんなことを思いながら、静かに帰路についたことを今でも覚えています。
▼中学生の記録はこちら
▼小学生時代の記録はこちら
▼保育園時代の記録はこちら
