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【ハマちゃん流生活の流儀】ファーストペンギンが羽根を休める時

【ハマちゃん流生活の流儀】ファーストペンギンが羽根を休める時

こんにちは。ハマちゃんです。

うっかり福岡市中央図書館で落語CDを借りる積もりだった。
しかし、ふと手にしたのは、南極のペンギンのCD。
広々とした図書館の中、静かに、そして緩やかに時間が過ぎていく。
彼の語りを聴きながら、かつて名優・高倉健さんが遺した、ある言葉を思い出していた。
映画『南極物語』の過酷なロケの最中、健さんは群れから離れてじっと佇む一羽のペンギンを見つめ、こう呟いたという。

「あいつ、何を考えているんだろうな。男の寂しさに耐えているのかな」

不器用で、寡黙で、けれど誰よりも熱い芯を持っていた高倉健さん。
彼がペンギンの姿に重ねた「男の美学」が、いま、この静寂の中で私の心に強く共鳴する。

荒波に飛び込み続ける、もう一人の自分
「ファーストペンギン」という言葉がある。
危険が潜むかもしれない極寒の海へ、エサを求めて最初に飛び込む勇敢なペンギンのことだ。
振り返れば、私のエンジニア人生も、そして今挑んでいる新たな学びの道も、常にそのファーストペンギンでありたいという衝動に突き動かされてきた。
気づけば、人生の節目である65歳を超えていた。
それでもなお、心の中の「ハマちゃん」は、血潮を滾らせて未開の海へ飛び込む準備を整えている。
誰も歩まない道を、先頭を切って歩む寂しさやリスクは当然ある。
しかし、それ以上に「挑戦する歓び」が私を突き動かすのだ。
静寂の中で、羽根を休める贅沢
だからこそ、この広大な図書館の静寂と、健さんが見つめた南極のペンギンとの対比が、妙に心に染みる。
常にファーストペンギンとして波濤を越え、戦い続けるためには、ただ熱いだけではいけない。
どこかでその翼を強く、優しく休める場所が必要なのだ。

落語でクスッと笑うはずだった時間が、図らずも自分自身の「流儀」を再確認する、贅沢な余白の時間へと変わっていく。
この静かな時間こそが、次の荒波に向かうための最高のエネルギーになる。
これからも、熱く、そしてしなやかに
結果が出るまで止めないのが努力であり、入念な段取りがあってこそ、次の海へ美しく飛び込める。
ひとたび海に入れば、どこまでも熱く、スピーディーに。
けれど、陸(おか)に上がった時は、高倉健さんが見つめたペンギンのように、己と静かに向き合い、英気を養う。
65歳を超えたファーストペンギンは、ただ無鉄砲に泳ぐのではない。この「静」と「動」の美しいコントラストを愉しみながら、これからも極寒の海へ、一番乗りのダイブを決め続けるのだ。
まずは今日、この静かな時間をもう少しだけ満喫してから、また次の挑戦へ舵を切ろう。

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