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営業とは

最近、営業をすると、以前よりも話を聞いていただける機会が増えてきました。もちろん、営業メールを書くのが急に上手くなったわけではありません。営業の方法も、数年前と大きく変わってはいません。

フォトグラファーとして仕事を始めた頃、継続的にお仕事をいただけるような実績もツテもありませんでした。

だから営業メールを送りました。100件送って返信が2件あれば良い方。その返信も、「何かあれば、こちらからご連絡します」といった内容がほとんどでした。

それでも送り続けました。営業をしなければ、自分の存在すら知っていただけないからです。そして不思議なことに、その営業メールが後日仕事につながることがあります。

「いつもお願いしている方々のスケジュールが合わず、松尾さんから以前メールをいただいていたことを思い出しまして、、、」というメールを半年後にいただいたこともありました。だから私は今でも営業を続けています。

ただ、それと同時に続けてきたことがあります。

レスポンスは爆速で。フットワークは軽く。金額だけで仕事を選ばない。クレジットを入れていただける仕事は積極的にお受けし、自分でも発信する。依頼してくださった方に、「またお願いしたい」と思っていただけるよう丁寧な仕事を心掛ける。

そうした積み重ねを何年も続けるうちに、自分でも少し変化を感じるようになりました。営業メールを送った相手が、私のことを全く知らない状態ではなくなってきたのです。

SNSで見たことがある。演奏家のホームページで名前を見た。専門誌でクレジットを見た。知り合いから名前を聞いたことがある。

そんな小さな接点が積み重なり、「あ、この人か。」と思っていただけるようになってきました。

私は、これがブランディングなのだと思っています。ブランドとは、おしゃれなロゴでも、立派なホームページでもありません。相手の頭の中に、「この人なら安心してお願いできそうだ」という印象が積み重なっていること。

営業は、その土台があってこそ力を発揮します。もちろん、土台ができる前でも営業は必要です。むしろ最初は営業しかありません。いわゆるドブ板営業というヤツです。

でも、営業を続けながら、同時に自分というブランドを育てていく。その積み重ねによって、営業の確率は少しずつ変わっていくのだと思います。

営業とブランディングは、どちらか一方ではありません。営業で種をまき、日々の仕事で育てる。その繰り返しが、未来の仕事につながっていくのだと私は信じています。

お写真は営業ご挨拶の合間のコーヒーブレイク☕

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