【番外編】6月の日記
6/4
私が住む地域は梅雨入りしたとのこと。
季節の移り変わりが本当に早い。この間、クリスマスツリーを飾ったような気がしてならない。
6/5
祖母の命日ということで、お墓参りへ。
どんよりとした空。祖母が亡くなった日は土砂降りだったなぁと思い出す。
ばばちゃま、そちらのお天気はいかがですか。
6/15
気付けば、6月の折り返し。
先々週、お隣と我が家の境界で仔猫が誕生していたことが発覚。母猫がお披露目に歩いて来てくれのだけど、どちらのお家にも入る様子はなく…かと言って、お隣も我が家も見殺しにできるほど冷酷ではなく…この土地に10年以上暮らしているけれど「変化があったら、連絡し合いましょう!」なんて言葉を交わしたのは初めてだった。そんな謎の結束力で親子猫のお世話をしている。
雨や暑さを避けられるように早く保護してあげたいのだけど、これは人間の勝手なのかしら、と毎日考える。
6/21
心、沈む日曜日。
雨は上がったものの、風が強く蒸し暑い。少しずつ、でも確実に夏に向かっていることを実感するのに、暦のうえではすでに夏に至った日。
どんな夏になるのかしら、と馳せる間もなく、今年も猛暑なのだろうと素人でも容易に想像できる。
6/26
大雨。
川が氾濫したり、道路が冠水したというニュースを見る。台風本体はまだ遠い。
人間たちでは手に負えないことが、人間たちが神聖な一線を越えた進化によって招いたのだと教えられているようにも感じる。
さらには、東北で大きな地震があった。
誰かを想うことで、解決はしなくても改善できる気がする私は、まだ考えが甘いのだろうか。
6/29
雨が過ぎ、梅雨の晴れ間の蒸し暑い一日。
大切な人の命日。
もう何年経っただろう。
ずっと大好きなんだな、と毎年想う。
7月の私へ
暑い暑いと嘆いているのかしら。
人間はいつも勝手で、雪が降れば早く暖かくなって欲しいと願い、猛暑が来れば早く涼しくなって欲しいと求め、雨乞いをしたかと思えば晴れ乞いをして、自分の力ではどうにもならないことに、いつも心忙しいもの。
だからこそ、誰かを想う優しさを忘れたくないものです。
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