見出し画像

創業者の教え、私の答え #13受け継がれた想い 「もっと良くできないか」

彼の口ぐせは、
「もっと良くできないか。」
現状に満足する人ではありません。

従業員の中には、
何にでも疑問を持ち、
新しいことへ挑戦する人がいます。
彼はまさにその一人です。
中小企業では、
一人の行動が会社を大きく変えることがあります。

彼は、生産現場に
「数字で考える」という視点を持ち込みました。
当時は、
経験や勘で判断することが
当たり前だった時代です。
だからこそ、
数字で考えるという発想は、
多くの人にとって新しいものでした。

毎日同じ製品を作っているのに、
なぜ品質がばらつくのか。
彼は
「勘じゃなく、数字で見てみよう。」
と言いました。
機械に対しても同じでした。
壊れたら修理する。
ではなく、
壊れないように改善する。
今では当たり前になっていますが、
当時彼のアプローチに
反発するメンバーもいました。
「そこまでやる必要があるの?」
そんな声もありました。
それでも彼は、
数字を見続けました。
感覚ではなく、事実を見ようとしていたからです。

その彼の考え方は、
まさに創業者が
よく口にしていた言葉そのものでした。

原理原則を考えろ。

「もっと良くできないか。」
この言葉は、
彼の口ぐせであると同時に、
会社を少しずつ前へ進めてきた原動力でもありました。

今、彼は
会社全体の仕事の流れを見ながら、
「もっと良くできないか。」
と考え続けています。
私は、
社長だからといって、
先に答えを出したいとは思いません。
きっと、
彼なら、
私には思いつかない
答えを見つけてくれる。
そんな期待を持ちながら、
今日も私は、彼の答えを待っています。
それもまた、創業者が私たちに残してくれた
「原理原則を考える」という文化なのだと思っています。

#事業承継
#経営
#後継者
#中小企業
#マネジメント
#仕事
#リーダーシップ

いいなと思ったら応援しよう!