『「おかしいのは旦那さんだよ」私を全肯定してくれた美容師のお姉さん。』
こんばんは。さちなです。
ママ友に背中を押された私は、大好きな美容師のお姉さんに、初めて我が家の地獄をすべて打ち明けます。
バグっていた私の感覚を、一瞬で正常に戻してくれたお姉さんとのお話です。
「『それ、おかしいよ』私を全肯定してくれたのは美容師のお姉さん」
「どうしたの!?もしかして少し染みたりしてる!?」
お姉さんの大きな声に驚いて「あ~!!ごめん、ごめん」と我に返りました。
シャンプー台の心地いいお湯の温度と、頭皮を優しく揉みほぐされる感覚。本当なら美容室というのは日常の疲れを癒やし、綺麗になってウキウキして帰る場所のはずなのに・・・
その日の私は、旦那からの嫌がらせや暴言、毎日のように一晩中飲み明かしては散らかす部屋の片付けとクタクタになっていました。
寝不足、ついには思考も崩壊寸前・・・
ギリギリの精神だったのだろうと思います。
鏡に映る自分は、この世のものではない恐ろしい顔をして泣いている。
そりゃあお姉さんも驚きの大きい声が出てもおかしくないですよ・・・
当時の私は、周りの目を過剰に気にし、誰かに我が家のことを知られるのではないか、そのことで旦那が機嫌を損ねるのではないかと怯えながら生きていました。
家庭の空気も、すべてが息苦しくて、でもそれが「自分の努力不足なんだ」「自分が我慢すればいいんだ」と思い込んでいました。自分の心がすり減っていることすら、麻痺して分からなくなっていたのです。そんなボロボロの状態で駆け込んだのが、いつも通っている小さな美容室でした。
担当してくれているのは、少しサバサバしていて、でも芯のある温かいお姉さん。いつものように世間話をしながら髪を切ってもらっていたはずなのに、ふとした瞬間、私の表情の異変に彼女は気づいてくれたようでした。
「……ねえ、最近何かあった? なんか、ずっと表情がこわばってるよ」
その一言でした。
長年、誰にも言えず、自分でも蓋をし続けていた張り詰めた糸が、プツンと音を立てて切れたのは。
美容師のお姉さんがかけた「魔法の言葉」
今までの私なら、「ちょっと旦那と喧嘩して」と噓をついていたと思います。でも、ママ友の「逆に全部話していい」が頭に響いていて。
そしたらシャンプー台の上で、そして席に戻ってからも、堰を切ったように泣きながら今の状況を話していました。
私の家庭のこと。そして自分の心の重荷。
客観的に見れば「ただの美容師と客」の関係。深入りされたくない内容だったかもしれない。
だけど、彼女は違いました。髪を優しく梳かしながら、彼女はこう言ってくれたのです。
「それ、絶対におかしいよ」
「あなたは何も悪くない。よく今まで一人で耐えてたね」
全肯定。
私の味方になってくれる人なんていないと思っていた世界で、初めて「私の味方」を全開で示してくれた瞬間でした。
その言葉は、まるで長年かけられていた呪い、あるいは洗脳をスッと解いていくようでした。
「うちはやっぱり普通じゃないんだ」「我慢しなくていいんだ」
張り詰めていた思考のモヤが、みるみる晴れていくのが分かりました。これが、私にとっての「思考のデトックス」だったのです。
洗脳が解けたあとに見えたもの
美容室を出たとき、世界が少しだけ明るく見えたのを覚えています。
あの日、お姉さんがかけてくれた言葉がなければ、私は自分の異常な日常に気づけないまま、完全に心を壊していたかもしれない。そして、子どもたちを守れなかったと思います。
他人の何気ない一言が、人を救うこともある。そして、自分の「当たり前」を外側から指摘してもらうことが、どれほど救いになるか――。
この美容室での出来事をきっかけに、私はようやく「自分の足で立ち、ここから抜け出そう」と決意することができました。
🎁次回予告
「ママ友との秘密の脱出作戦編へ」
このままではダメだ!!
酒乱モラハラ旦那に今までの恨みを晴らすべし!!
ママ友と一緒に家を出る作戦を計画します!
今夜も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたが1人で抱え込まず、優しい誰かと繋がれる夜でありますように。
いっしょに、一歩ずつ進んでいきましょうね。
