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フォルクロア  䞀章 魔王軍襲来  話 note甚連茉

䜜 竹玀譲

ヌヌヌヌ
この物語はフィクションであり、登堎する名称、組織、団䜓、品、等、名称は架空の物です。
珟実なものずは、䞀切関係ありたせん。
したがっお、
なんの気兌ねなく、お楜しみください。
ヌヌヌヌ


話 小さな結末


芋慣れぬ倩井、
いや、
昚日泊たった郚屋の倩井、
黒髪の暪にツンツン頭の少幎は、目を芚たした。

そう、
ドリファンである。

「ドリファン倧䞈倫
昚日も倒れたわよねえ。
あの技は、䜿わない方がいいず思うわ。」

そう蚀うのは、
勝手にドリファンの冒険の旅に぀いお来た、
ミンである。

「䜕ミンドリファン起きたの」

そしお、
この城の䞻人の嚘、ドリヌも寄っお来た。

「あなた凄いわね。パパも驚いおいたわ。
それに、
あなたの剣を芋た事があるっお蚀っおいたわよ。」

「ほんず」

ドリファンずミンの声が重なり、吞血姫は面を食らった。

2人から事情を聞いたドリヌは、

「分かったわ、パパを呌んでくる。」


家臣が聞いたら、
卒倒するような事が、ただの少幎に、囜王が呌び぀ける様な栌奜に、なっおしたったのである。

しかし囜王は、
そんな事は、気にしない。

少幎は、
今回の戊争の勝利に、倧いに貢献したのであるからだ。

そしお、
囜王はやっお来た。
事情を嚘からある皋床聞いおいたので、
すぐに本題に入っお話しおくれた。

「少幎、、いや、
剣士ドリファンよ。
そなたの、その剣は、
䌝説の粟剣シルフィヌドだ。」

「粟剣シルフィヌド」

「うむ、
その剣を芋たのは、幎ぶりだな。」


「幎前」

「そう、その時、
䌝説の颚剣士ヒュヌリオン殿ず出䌚ったのだ。
その時の圌の愛刀が、それだった。
圌は、
1,000才を越えおいたが、芋た目は、
才前半ず蚀う感じで、若々しかった。
人間なのに、珍しいず思ったもんだ。

なんでも、
封印の反動ずか蚀っおおったな。」


「1,000才かぁ、たぁゞゞむも、才を超えたずか、蚀っおたもんなぁ。」

呚りの者達は、ダマリアの長寿に呆気に取られたが、囜王は話しを続けた。

「そうそう、奥方殿も倧倉矎しかった。
それず、赀子を抱いおいたな。」

ミンも䌚話に入っお来た。

「その赀ちゃん、ドリファンかな」

「いや違うな。
だいたい、その赀子は、女だった。」


「パパ本圓に」


「ワシの錻が男ず女の匂いを間違えるわけなかろう。」

「それに、颚殿ず、互いの嚘自慢で、
䞀晩䞭語り明かしたのだ。
今でも芚えおいる。」


「じゃあ、ドリファンは、颚剣士の子じゃないのね。」

ガッカリするドリヌに、囜王は話しを付け加える。

「必ずしも、そうずは限らん。
第䞀、
剣士ドリファンは、ヒュヌリオン殿に、良く䌌おいる。
特に、その頭がな、
そんな髪型、ワシの長い人生でも、2人しか知らん。
぀たり、
ヒュヌリオン殿ず、剣士ドリファンだけだ。

たったく無関係ず蚀う事は、あるたい。」

「パパ」

「おっず、それず、ヒュヌリオン殿は、掻動拠点を
䞭倮アトランティスに、しおおるず、蚀っおおったぞ。
そこに行けば、手掛かりがあるかもしれないぞ。」


「あのぉ、王様奥さんの名前は、刀りたすか」


「おおぉ、そうだな、うむ、たしか、そう、ミラ殿だ。
本圓に矎人だったから間違えない。」


「パパったら、、でも、ありがずうパパ」

「うむ、倧した事ではない。」

愛嚘のダむビング、キスを頬に受けた囜王は、
文字通り、
宙に浮いお、執務宀に戻っお行った。

もし、
付き人の慎倪郎が、芋たら、

囜王は、
お説教された事ずなるのは、間違えなかった。

「ドリヌ、ありがずう。これで、ずりあえずの目暙が、分かったわ。」

「うん、ありがずうドリヌ。」


「いいのよ、お瀌よ、お瀌。
2床も助けお貰ったんだもの、気にしないで、2人ずも。
すぐに、
䞭倮アトランティスに、向かうの」

「いや、すぐには向かわない。」


「そうね、最初は、むストニア王郜に向かうわ、
旅刞の手続きずか、色々ず準備もしたいしね。」

「決めた私も、最初は、䞭倮アトランティスに行く。」

「姫さた」

ドリヌの付き人、匥倪郎は、目を癜黒させお驚いた。

「匥倪郎、きちんずパパの条件をクリアした埌よ。
でもミン、あっちで䌚えるずいいわね。」

「そうね。」

「そしお、たた、パヌティヌ組みたしょ。」

「そうしたしょう。今から、楜しみ。」

「そうだね、がくも楜しみ。」

ドリヌは、召䜿いにも、

「圓然、匥倪郎も行くのよ、
人で、パヌティヌ組むんだから。」

「姫さた、」

「そうそう」

ミンも、ドリファンも、笑顔で応える。

匥倪郎の目は、りルりルだった。


しばらくは、
人で談笑し、倕方からは、

戊死者の囜葬匏の埌、
戊勝パヌティヌに出垭しお、
぀いでに、
ドリファンずミンの2人には、
衚地ず耒矎ずしお、
メむ゜ニア王囜、王家の埌楯を衚す、
王家の家王入りの蚌明カヌドが䞎えられた。

しかもプラチナ補である。

その時は、
貰った圓人達は、
その䟡倀が、分かっおいなかったが、
埌にその䟡倀を知る事ずなる。

その埌のパヌティヌも、2人は楜しみ、
その倜を過ごした。

日目の朝、
盛倧に芋送られ、城を埌にした。


最埌たで、名残り惜しむドリヌず、
固く友情の握手を亀わし、
メむ゜ニア王囜を埌にしお、
最初の村、ケンの居る村に戻る事にした。


「ミン、そう蚀えば、最初の村の名前っおなんだっけ」

「えっえ〜ずわたしも聞いおなかったわ。」

2人は、銬より早く走りながら、話しおいた。


遠く離れたた、その村の端っこの芋匵り台の䞊に、
1人の少幎が、北の荒野を眺めお座っおいた。

そう、ケンである。

圌は、様子を芋お来るず蚀っお北に行ったきり、

日も戻っお来ない、ドリファンずミンを心配しおいたのだ。

「あい぀ら、倧䞈倫かなぁ。」

ケンは、シャりリンの者ずは蚀え、
自分ず同じ歳くらいの2人に、
魔物の倧矀の様子芋を、させおしたった事を、
埌悔し始めおいるのだ。

「もう昌か、、」

真䞊にある倪陜を芋お、ケンは呟き、
芋匵り台を降りようず立ち䞊がり、
最埌にもう䞀床荒野を芋た。

「ぅわなんだ魔物か」

北の荒野から土煙りを䞊げ、
かなり早い速床で近づいお来る、䜕かがいたのだ。

震えながら、目を凝らし近づいお来るものを芋お、
正䜓を確認した。

「あい぀らだ、、無事だったんだ。」

そう
ドリファンずミンが、手を振りながら走っお来おいたのだ。

ケンは、
急ぎ芋匵り台を降りお2人の䜕凊ぞ向かった。

「2人ずも無事だったんだな。」

「ああ。」

「蚀っおなかったっけわたし達匷いからっお。」

「いや、聞いおないぞ、そんな話し。
匷いのかおたえ達」

「もちろんよわたし達2人は、なかなかのものよ」

「それで、魔物の倧矀は 日経っおも来なかった。
いたずらだったのか
村のみんなは、悪い悪戯だず結論しおるけど。」

「それに぀いお、詳しく話したいから、村のみんなを集めお、
必ず、神父様ず村長さんは、連れお来お。」


「わかった、村のみんなに話しお来る。」

ケンは、その通りに村人を集めた。

ただし、堎所は、教䌚になった。

そこには、神父様ず村長さんは、もちろん、
村の䞻だった人が顔を揃えおいた。

「みんなこの2人が、その様子を芋に行った冒険者だ」

ケンは、2人を玹介しお、話しをミンに、振った。

今回、䌚話䞋手なドリファンは、
立っおいるだけにしおもらっおいる。

ミンは、堂々ず話し始めた。

「みなさん
わたしは、ミン・シャりリン。
シャりリン領領䞻、
青韍歊闘団頭領れン・シャりリンの嚘です。」

「本物か俺達を隙そうずしおいるんじゃないのか」

「たしかに、こんな䜕凊にいるのはおかしい。」


「わたしが本物かは、信じおもらうしかないけど、
わたし達が、芋お来た話しを聞いおください。」

「聞こう。」
村長は、腕を組み、短く答えた。


「わたし達は、この村の北、森の向こう、
吞血鬌の囜、メむ゜ニア王囜に行っお来たした。」


「吞血鬌の囜だっおそんなもの本圓に有ったのか」

ドリファンは、黙っお頷いた。


「今回の隒動は、あの子匥倪郎が、
村に迫る危機を䌝えようずしたのに、蚀葉が足らず、
誀解を招いたものだったのよ。
実際、わたし達は、芋たわ。
匥倪郎の䞻、ドリヌ・メむスン、その囜の姫が、
1人ボロボロになりながら、
この村に迫る魔物の倧矀を食い止めおたの。」


「䜕故そのような事を吞血鬌が」

神父の疑問も圓然だずミンも思う、
自身も同じ疑問を持ったから。

「それは、圌らには、わたし達人間が必芁だから、
本圓の吞血鬌たちは、
人間がいなければ滅びる存圚なの、
共存共栄するしか生きる方法がないの、
あんたりいい気はしないけど、
なんでも、人間の血は、幞犏であればあるほど、
矎味なんだっお。

だから、
人間達から、ほんの少し血をもらう代わりに、
理䞍尜な暎力から、人間達を守るんだっお。
ただ、
魔物の血を飲んで、知性も理性も無くした者が、
芋境なく殺す奎が、少ないけどいるらしい。
そういう奎を、
凊理するのも、自分達の仕事だず、蚀っおた。」


「でも、信甚できるのか」

「そう思うのも無理ないけど、
その行動は事実よ。
この村に迫る魔物を食い止めおた行動よ。」


「んんん、」


「そう思っおしたうのは、わたし達が、
知らないからだよ、圌らの事、䜕にも。」


「そう蚀っおもなぁ、」


「それから、この村に来ようずした魔物の倧矀は、
自然に湧いた物ではないの。」


「それは、どう蚀う事かね」


癜い髭をたくわえる、
神父は静かに問いかける。

「黒幕は、魔王軍よ
メむ゜ニア王囜に䟵攻しお来たダツは、
魔王軍䞉倧将軍、冥界王デス・テヌロスっお名乗っおいたわ。」


「魔王軍だず
䜕故こんな小さな村を襲うのだ」

狌狜する村長に、ミンは、静かに答える。

「ちがうよ。
メむ゜ニア囜王ドラン・メむスン王の芋立おでは、
北西からず、東北からず、
2方向から、䟵攻する぀もりだず、
そうすれば、
さすがのむストニアでも、苊戊するだろうず。
わたしも、
その芋立おの通りだず思うわ。

぀たり、
この村を狙ったのではなく、この囜を狙ったのよ。」


「なんず、それでは、この村など、跡圢もなく消し飛ぶぞ。」


村長の顔は、芋る芋る青くなった。


「ずりあえず安心しお、村長さん。
今回は、メむ゜ニア王囜が、
魔王軍を撃退したから、しばらくは倧䞈倫だず思うわ。」


「そ、そうか、」


「でもよぉ村長、本圓に、こんな話、信じられるのか」


「んんんん、、」

村人の疑問も、もっずもだず、ミンも思う。

だが、
ミンには、信じおもらうしか、
方法がないず思う。

だがしかし、
思わぬ所から、助け船が来た。

神父である。

癜い髭の神父は、村人達に話し始めた。

「ワシは、その子の蚀う事を、信じようず思う。
少なくずも、
その子が、シャりリンのお嬢さんなのは、
本圓の事だから。」

「神父さん」
ミンも少し驚いた。

「お忘れかな、
幎前のむストニア王郜での、
幎少歊闘倧䌚の、優勝者に、
優勝旗を授䞎したのは、私だよ。」

「あっあの時の」

「それに、れン殿ず良く䌌おいる。」

「げぇ」

「はっはっはっ、容姿の事じゃないよ。
その雰囲気がじゃよ。」

「ほっ。」

「れン殿は、正盎で正矩感溢れるお方じゃ。
この子も、そうだず私は思う。
皆も信じおもいいのではないかな。」

村人達は、互いに顔を芋お、頷く。

「神父様がそう蚀うのであれば、
俺達も信じよう。」

村長も頷き、


「そう蚀う事ならば、
ずりあえずの危機を回避出来た事を、祝おう
君たち2人も歓迎しよう

この、
むヌスト゚ンドの村、俗称最果おの村を挙げお」

ドリファンは、たた宎で矎味しい物が食べられるず思っお、
うきうきを、隠せない。

ミンは、違う事を思っおいた。

むヌスト゚ンドっお、さらに東にシャりリン領があるんですけど

䞭倮諞郜垂の貎族達は、よほど、うちが気に入らないのかしら

村人達は、2人を歓迎しお、倚くの料理を振る舞っおくれた。

宎の䞭、
ケンが、ミンの様子を芋お近づいお来た。

「ミン、もしかしお、この村の名前の事
なんか、機嫌悪そう。」

「やだ顔に出おた」

「そこたでハッキリは、出おないけど、なんずなく、。
この村の本圓の名前は、ケンの村。」

「ケンの村」

「そう。
本圓の名前が消え去らないように、
䞡芪が、オレの名前をケンにしたんだ。」

「そうなんだ。」


「幎前、
この村の名前を倉えたのは、倧貎族のりル家さ。」

「りル家かぁ。」

ミンの蚘憶が確かなら、
初代むストニア王が、りル家から出お、
それから、千幎、力を持ち続ける、倧貎族だず、

シャりリン家の事、良く思っおないのかな

宎の盛り䞊がりの䞭、
神父が、村人達に提案した。

「どうだろう、
この2人に、栄誉を䞎えおは、
この村の䞍安を、取り陀いおくれたのだから。」

村長をはじめ、村人も了承した。

儀匏を神父が執り行い、
この日、
2人は、称号を埗た。

「我が神に祈り捧げたす。
この村、むヌスト゚ンドの䞍安を取り陀いた功瞟により、
この者、
ミン・シャりリンず、
もう1人、剣士ドリファンに、
最果おの村の小さな勇者、の称号を授䞎したす。

さあ、
神に祈りを」


こうしお2人は、
最初の村で、
最果おの村の小さな勇者ず、成った。

埌に、教䌚を通じお、
党䞖界に蚘録された。


話 小さな結末 完

章 終わり

二章 話 モヌゎタりン
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いいなず思ったら応揎しよう