なにわ筋線の開業時のダイヤについて考察してみる
2031年春に開業予定のなにわ筋線、大阪環状線・御堂筋線の混雑緩和が期待される路線ですが、開業時のダイヤはどの様になってくるでしょうか・・・?
本記事ではなにわ筋線と大阪環状線について考察していきたいと思います。
開業当初はJR線のみの暫定開業?
まず早速残念な話ですが開業時はJR線のみの運行になるかと思われます。理由として南海本線新今宮駅~新なんば駅間の用地取得が2026年度においても未取得の場所があり、このペースで行くと開業までに間に合わない可能性もあると考えたからです。
こちらの動画がその根拠になるかと思われます。
またうめきた大阪駅開業以来工事の話を聞かない阪急新大阪連絡線も2031年春時点では開業しないだろうと考えられます(こちらは北陸新幹線新大阪延伸時にずれ込む説もあります。)
なにわ筋線のダイヤの考察
暫定開業時は基本的に関空紀州路快速4本、はるか2本、くろしお1本の7本で運行するものと思われます。大和路快速や大和路線普通はなにわ筋線に入らず、それぞれ大阪環状線経由となんば駅止まりのままかと思われます。
理由として南海電鉄のなにわ筋線開業時に空港急行4本ラピート2本の6本が入り1時間辺り13本の列車が走る状態になるからです。これは大阪環状線内回り平日8時台の13本、JR東西線の朝ラッシュ時の本数14本に迫る本数です。

昼間の時間帯でこれだけ運転するのでそこに毎時4本の大和路快速、そして普通電車が入るとダイヤがパンクする可能性があります。(まぁ朝ラッシュ時になんば駅止まりの快速が何本か一部うめきた大阪駅まで運転する可能性はありますが・・・)
もしかすると大和路快速と関空紀州路快速を統合して奈良~久宝寺~新大阪~大阪(うめきた)~JR難波~天王寺~日根野~関西空港・和歌山と運転する可能性もありますが、大和路線の天王寺に行くユーザーがいい顔をしなさそうです。

もしかしたら直通による折り返し列車削減の関係で関空紀州路快速がおおさか東線の各駅停車に化ける可能性もありそうですが・・・まぁ可能性は低いでしょう。

また特急こうややGRAN天空がうめきた大阪駅まで行く可能性もあると考えている人も居ますが17m級車両4両編成なので輸送力的にもホームドア的にも乗り入れは困難かと考えます。また新今宮で南海本線を跨いでなにわ筋線に入る都合上ダイヤのネックになる事は間違いなく、やらないと思います。
なにわ筋線経由の列車がどこまで行くかですが、NMBC氏曰く新大阪駅のホーム増設が行われる事から新大阪駅発着の便数が多く設定出来るようになる為、現状新大阪駅まで来ているはるか・くろしおはこれまで通りですが、関空快速・紀州路快速とラピートは新大阪駅発着、空港急行は大阪駅(うめきた)発着になるのではないかと思います。
ちなみに一部の鉄道系Youtuberがなにわ筋線開業で日根野区への車両増備があると予想していますが、現状天王寺~大阪~天王寺が40分~45分程度で、なにわ筋線経由だと新大阪駅まで運転するとしても御堂筋線換算で23分程度、大阪駅(うめきた)~天王寺駅だと17分程度(実際は駅数が少ないのでもう少し短い)なのでおおさか東線に乗り入れたりしない限り必要編成数は減るため余剰車が出ると考えています。

大阪環状線・ゆめ咲線のダイヤについての考察
関空紀州路快速・はるか・くろしおがなにわ筋線に移る為本数が減り、大阪環状線のダイヤの自由度が向上します
これにより大阪環状線の所要編成数が増加し、車両の増備が行われる事が予想されますが、特に編成数が必要になる朝ラッシュ時については、大阪環状線外回りについて2022年のダイヤ改正の減便で削減された朝ラッシュ時の大和路線からの区間快速を(JR難波行きの快速列車を大阪環状線へ入る区間快速に差し替える形で)増加させる事で大阪環状線の編成数の増加を抑えるのではないかと思われます

この為に奈良区に車両の増備が必要になり、合わせて網干に225系若しくはその後継となる車両が投入され、223系又は225系が転属してきて将来の奈良区の221系置き換えに備えるのではないかと思います。(自分は223系1000番代が来ると予想していましたが、こつあず鉄道チャンネルの考察では225系を大規模に編成組み換えして置き換えると言う考察が建てられていました。確かに223系の転属は基本的に4両と6両のみで8両はありませんでしたし、3M5Tの編成では6両や4両に組み直す際に過不足が生じてしまいますから0.5Mシステムの225系の方が適任なのは頷けます。)
またなにわ筋線開業で大阪環状線の需要が低下する事から大きな需要を持つ地域が少ない西側区間では減便が行われ、ゆめ咲線との直通列車が増えるのではないかと予想します。
日中及び土休日に関しては幾らなにわ筋線開業したからといえ需要がそこまで減るわけではないので大阪環状線東側はこれまで通りの本数(つまり関空紀州路快速が抜ける分大阪環状線森ノ宮車で担当の本数が4本増)になりますが、西側区間では需要の低下から周回列車の本数増加は2本程度となり、残りの2本はゆめ咲線直通になるのではないかと思います。
そのゆめ咲線についても大阪環状線直通の列車の他にIR開業に合わせ毎時1~2本のうめきた大阪駅直通の列車がおおさか東線の列車を延長する形で運転されるのではないかと考えています。

以上がなにわ筋線開業時のダイヤの考察になるかと思います。
南海本線や並行する御堂筋線のダイヤの変化も気になりますが、南海本線については空港急行とラピートが新なんば駅にスライドする以外特に変化もなさそうだった(まさか新今宮駅~なんば駅のシャトル列車走らせるとも思えないし)のと御堂筋線はどういう形になるか確定できる部分が無いためある程度割愛しました。
