12月13日の漢方養生♪
寒気を感じたら試したい「ねぎみそ湯」のやさしい力
「なんだか寒気がする…。」
「風邪をひきそうな気がする。」
そんな体の小さなサインを感じたときは、早めの養生が何より大切です。
昔から「ねぎは風邪によい」と言われてきました。
首に巻くという言い伝えを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、今おすすめしたいのは、体の中から温める**「ねぎみそ湯」**です。
薬膳では、ねぎとしょうがは体を温め、巡りをよくする食材として知られています。
冷えた体を内側から温め、寒さで滞りがちな「気」の流れをサポートしてくれると考えられています。
さらに、みそは発酵食品ならではのうま味があり、体にやさしく寄り添ってくれる存在です。
食欲がないときでも飲みやすく、ほっとする味わいが心まで温めてくれます。
作り方はとても簡単です。
熱いお湯に少量のみそを溶かし、刻んだねぎと、おろししょうがを加えるだけ。
湯気とともに立ちのぼる香りを楽しみながら、ゆっくり飲んでみてください。
寒さで縮こまっていた体が、少しずつほぐれていくのを感じられるかもしれません。
「もっと体を温めたい」という日は、おろしにんにくを少量加えるのもおすすめです。
ただし、刺激が強くなることもあるので、体調やお好みに合わせて調整してください。
薬膳では、風邪は「ひいてから治す」のではなく、「ひき始めに整える」ことを大切にします。
「少し変だな」と感じたそのタイミングこそ、体をいたわる絶好のチャンスです。
もちろん、高熱や強い症状がある場合は、無理をせず医療機関を受診してください。
毎日の食卓にある身近な食材も、組み合わせ次第で心強い養生になります。
寒い季節だからこそ、昔から受け継がれてきた知恵を暮らしに取り入れ、体をやさしく守っていきたいですね。
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※参考文献一覧
薬日本堂のおうち漢方365日
2021年、家の光協会
