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リハビリさんぽ日記⑨

8月29日土曜日
受験生の娘の実力テストの一部が返ってきた。
数学33点。

ちびまる子ちゃんのアニメなら
私の顔に縦線5本は降りてたと思う。

まあまあ、平均点が問題だから、、、
と娘に聞くと、55点らしい。
ぬぬぬ、リアクションに困る。

夏休み、一緒に頑張ろうと計画を立て
できる限りサポートした気でいたけど
どんな生徒より我が子が一番難しい。

二人でやり遂げた、、つもり。

娘なりに頑張ってるのだろうから
あまりとやかく言えない。
とはいえ、なんとかなる!と
無責任なことも言えない。
そろそろ現実を見て
気休めもほどほどにしなければいけない時期かもも、とも思う。
涙ぐむ娘。本人もショックだったみたい。
一緒にテストプリントを見て、間違いを確認する。
解けなかった問題より、まずは解けてたはずの問題を探す。
少し気をつけたら、採れてたはずの点。
それを見つけることが、次に繋げるのに一番手っ取り早い。

おっといけない
趣旨がずれたが、父の体調は良好。
少し涼しくなったせいか足取りも日々スムーズだ。
食欲も少しずつ出てきて、おやつにも手を出すようになったという。

ただ、ひとつの波が引くと、
ふたつくらい新しい波が寄せてくるのが私の日常。

父の病気に引っ張られて母の調子がよろしくない。
父の入院中からずっとそうだったけれど
「自分も同じ病気ではないか」の思考パターンに入ってしまったんだと思う。
大事な人や身近な人が病になると、そこに同調してしまって同じように病になる人は少なくない。

鬱病なんかはその典型だけど、他の病気でもつい症例を重ねて自分の症状の当てはまる部分ばかりをみてしまうのは理解できる。

父が罹患してから、母は良くなったり、悪くなったりを一日の中でずっと繰り返していた。
だから、実家に通うのは父のことを気にしながらも、母の様子が気掛かりだったこともある。
ずっと不眠気味なのも、それを気にしているのだと思う。

朝も昼も両親の様子を伺いに行ったが、
夜になってなんとなく胸騒ぎがしてまた母に電話をした。
やはり調子が悪かった、という。
「ふらつくし、なんとなくしんどい
水を飲むとよくなる」

あの時の父の症状と重なる。
いや、きっと無意識に重ねているのかもしれない。
母も、私も。

いつもなら、大丈夫だよ!
と違う理由を探して励ますのだが、たぶん私は娘のこととか、自分の不調のこととか、
色々うまくいかないことが重なって
そのときなんだか心が折れて、
堰を切ったように涙が出てしまった。

「そんなによくないなら病院に行ってみたら?」

それでも投げやりなつもりではなかった。
実際父のときも、きっと大丈夫大丈夫と言っては
症状を軽くみていて
結局病院に行くべき事態だったわけだから。

いくら私が大丈夫だと思っていたとして
ここまで日々症状に悩んでいて、
無責任に問題ないと言うのも違うかもしれないと思ったのもある。
私は医者じゃないし、どこまでが大丈夫なのかは結局わからないのだ。

けれど正直を言えば、半分は感情的なものであって
ドミノのようにどんどん弱っていく両親、
そして自分が悲しくて悔しくて
そう言うしかなかったのもあるけれど。

だけどそう言ってしまったことを
少し後悔することになる。

次の日、よりによって自分の誕生日の朝に。

実家の日めくりが変わっていた



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