ひとり焼肉サイコー!って言いたかったのに。
ひとり焼肉サイコー!
食べ放題ならもっとサイコー!!
バランスなんて気にせずに、
ハラミ、カルビ、ハラミ、ハラミ、レバー!
と、書きたかったけれど。
隣の席には長女。
向かいの席には次女。なんなら夫もいて、
全然ひとりじゃないのであった。
なので焼肉は却下。
サイコーではあるんだけどなあ……
ということで改めて考えてみる。
「心を満たす ひとりご飯」とは、
どういうものなのか、と。
そもそも、子育てまっただなかのわたしに
「ひとりご飯」なんて贅沢が存在しているのか……
……あ、あるある、ひとりご飯の時間。
リモートワーク中だ。
リモートワーク中の究極適当ランチだ。
適当ランチにもレベルがある
これがレベル1である。

そう、冷凍うどん。
おいしいのに簡単。ズボラの味方。
袋のはじを少し切って、レンジで1分。
触ってみると、アチチ……
はじっこが少し冷たいのでもう20秒。
どんぶりに移して、卵を割り入れて、
麺つゆをかけたら

究極適当ランチ完成!
(物足りなかったらバナナを頬張ります)
心にゆとりのある時は
ひと息つけるくらい余裕がある時は、
ごま、のり、かつおぶしを足すと風味が複雑になってちょっといいもの食べてる気分になれる。

ごまは振りかけるだけ。
のりはパリパリちぎるだけ。
かつおぶしはパックから少しつまむだけ。
これがレベル2。
もっとゆとりのある時は
自分のためにちょっと時間をかけてあげてもいいかな、という貴重なお昼にはわかめをプラス。
水でもどす手間があるけど、格段においしくなる。同じ手間なら、ちょっと多めの方がお得じゃない?
大好きだし、わかめ。
乾燥わかめをやや欲張ってお椀にパラパラ、パラ。

思った以上にふえるふえる。
「ちょっと分量失敗したな……」と思いながら、
いつももそもそ食べるのである。
最終形態!
究極適当ランチには、極意がある。
それはなるべく洗い物を出さないこと。
なのにコイツが登場するということは、
それはつまり適当ランチの最終形態。

包丁! まな板! しみつくネギ臭!
洗い物がっつり!!!
心と時間、両方にゆとりのある時だけ解放されるレア最終形態なのである。

心を満たす条件
究極適当うどん。
そして、スマホとテレビ。
これで、心を満たすための条件がそろう。
子育てをしていると、
自分の生活態度も改められていく。
「よく噛んで食べなさい」
「食事中はテレビは消すよ」
「よそ見しないで、姿勢を正して食べて」
どれも無視である。
猫背でかきこみながら、テレビをつけているのにスマホをスクロールしてしまうのである。
これでもかと料理時間を短縮して、
最大限に確保したひとりランチの時間。
あれしなきゃ、これしなきゃ、
あれはだめ、これもだめ……
ぎゅぎゅっと縛り付けられている脳みそが解放されて、
す〜〜〜っと軽くなっていく。
家事も仕事も育児も、
このひと時だけは
み~んな忘れて、
す〜〜〜〜
なんて心地よい……
すると心は満たされて、午後の仕事をなんとかこなし、お迎えに走り、お風呂炊事夕食明日の準備歯みがき、絵本、よいこだねんねートントントンと、怒涛の黄昏時を乗り切ることができるのである。
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