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haʻina|ハワイ語の歌詞に出てくる単語の意味と訳し方

Aloha みなさま。

今回は haʻina を読み解きます。

haʻina は、ハワイ語の歌の「結び」で出会う単語です。

Haʻina ʻia mai ana ka puana.

フラやウクレレをしている人は、おなじみのフレーズだと思います。


Hawaiian Dictionary で haʻina を引くと、意味が2つ出てきます。

ひとつめが、歌の「結び」で出会う haʻina。

ふたつめが、(棒や法が)折れること。

ふたつめは、歌詞にはあまり出てきません。

なので、この記事では、ひとつめだけを読み解きます。

haʻina-1. nvi. A saying, declaration, statement, explanation; answer, as to a riddle; confession; solution; the two (or sometimes more) last verses of a song that usually begin with the word haʻina and that repeat the theme of the song, or the name of the person to whom the song is dedicated; to sing the haʻina of a song; to tell, confess. Cf. haʻi, to speak. Haʻina hou, to sing the haʻina again. Haʻina ʻia mai ana ka puana: see puana 1.

wehewehe.org

和訳します。

言葉、宣言、声明、説明/(なぞなぞなどへの)答え/告白/解決/歌の最後にある2つ(時にそれ以上)の節で、通常「haʻina」という言葉で始まり、歌の主題や、その歌を捧げる相手の名を、くり返す部分/歌の「haʻina」を歌うこと/語る、告白する(cf. haʻi=話す)。Haʻina hou=haʻina をもう一度歌うこと。Haʻina ʻia mai ana ka puana=puana 1 を参照。

長いので、要点だけ。

前半は、
「言うこと・告げること・打ち明けること」。

後半は、
「haʻina で始まって、曲の主題をくり返す(か、その曲が捧げられた人の名を告げる)、最後の1〜2節」。


前半の「告げること」が、まずある。

そのうえで、後半の「曲の主題を、くり返しながら告げる」があるわけですね。


haʻina の語源は haʻi

この haʻina、もとをたどると 「haʻi という動詞に、-na がついてできた言葉」です。

辞書で haʻi を引きます。

haʻi-2. vt. To say, tell, mention, state, declare, confess.

wehewehe.org

haʻi =「言う、告げる、打ち明ける」という、動詞。

次に、-na。

-na-1. Common nominalizing suffix ...

wehewehe.org

-na =「動詞を名詞に変える印」。

nominalizing というのは、「名詞にする」ということ。

つまり、

haʻi(告げる)+ -na = haʻina(告げること)

haʻina は、「告げる」という動詞が、「告げること」という名詞になったものなんです。


「告げること」が、歌の結びの名前になった

ハワイ語の歌詞のなかでは、「告げること」という言葉は、ただの「告げること」で終わらなかった。

歌の最後で、「つまり、こういう歌でした」と、その歌の主題をもう一度告げ直す。

その「結びの節」そのものを指す名前に、なっていったんです。


haʻi(告げる)が、-na が付くことで「告げること」になり、さらに「歌の結びで主題を告げ直す、あの節」の名前になった。

ひとつの動詞が、3ステップで、歌の結びに登場する「型の名前」になっている。


結びには、決まった言い回しがある

その haʻina の節は、決まった言い回しで始まります。

フルバージョンは、Haʻina ʻia mai ana ka puana.

これが、Haʻina mai ka puana、Haʻina ka puana と短くなったり、パターンはいくつかあります。


パターン別の読み解きは、また別の記事で。

では、また!


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