ケーススタディって面白い!だから復習会もやってみた!
最近、ケーススタディの面白さを知りました。
きっかけは、エフェクチュエーションを学び、暮らしの中で実践していく「エフェライフ」。
そのなかで、佐藤先生による、ドムドムハンバーガーの藤﨑忍社長のケーススタディに参加しました。
藤﨑さんは、39歳で初めて就職。渋谷109のアパレルショップ、新橋での飲食店経営を経て、2017年にドムドムフードサービスへ入社。わずか9か月後に社長に就任されています。現在も代表取締役社長です。
彼女の軌跡をエフェクチュエーションのメガネをかけて丁寧にみていきます。
初めて働いたアパレルショップで藤﨑さんが行ったのは、いきなり大きな改革を打ち出すことではありませんでした。
まず試着室のカーテンを変える。 スタッフと仲よくなる。 商品の構成を考えてみる。
藤﨑さん自身も、売上が伸びた理由について、特別なことというより「日々の積み重ね」だったと振り返っています。
その後も、アパレルから飲食店へ。 そして、51歳でドムドムハンバーガーへ。
一直線に「ハンバーガーチェーンの社長」を目指した人生ではありません。
そのときにあるもの。 出会った人。 目の前にやってきた機会。
そこから次の一手を選んでいる。
そして、できることがどんどん大きくなっていく。
あんまり面白くて、翌週、有志で復習会を開催しました。
そして、私にとってもう一つ大きな発見がありました。
それが、みんなで行うケーススタディという学び方そのもののおもしろさです。
同じケースを読んでいるはずなのに、人によって着目するところが違うのです。
「私はこう思った」と話すと、「そういう見方もあるのか」と、またケースの見え方が変わる。
一人で読んでいたら、自分が気づいたことだけで終わります。けれど、何人かで考えると、自分にはなかった視点がどんどん加わっていく。
しかも、誰か一人が「正解」を知っているわけではない。「なぜ、この選択ができたんだろう」「自分だったら、どうするだろう」そんなことをみんなで考えていく。
ひとりの方が「この場面での許容可能な損失って、なんだろう?」と問いを出してくれて、みんなでケースの中から答えを探すこともしました。
これが思った以上におもしろかった。
一度学んで終わりでなく、一つのケースについて、何度も考える。 ほかの人の見方を聞く。 そこから、自分の考えも変わっていく。
そんな学び方もあるんですね!
エフェクチュエーションの5つの原則を覚えて、「これは手中の鳥」 「これはレモネード」と当てはめるだけではない。
ある人が、先の読めない状況のなかで、実際に何を見て、誰とつながり、どんな選択をしたのか。その具体的な人生や経営の場面をみんなで考えてから、「ああ、これをエフェクチュエーションでは、こう捉えるのか」と理論につなげていく。
人の人生には、「教材」では収まらないものがあります。藤﨑さんの人生を見ても、きれいに5原則に分類できるわけではありません。そのときの事情も、感情も、人との関係もある。
だからこそ、「これは何の原則だろう」だけではなく、その方のゆらぎがみえたり、お人柄もしのばれたりする。
そして、その問いはいつの間にか、「では、私ならどうする?」に返ってきます。
最近の私は、エフェクチュエーションそのものだけでなく、「どうやって学ぶと、おもしろいのか」にも、少しずつ関心が広がっています。
