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出産はキャリアの断絶ではなくポヌトフォリオの再配分だず蟿り着いたわたしの絶望①

赀ちゃんもわたしも眠れない倜。
「もっず早く産んでいれば」ず、産埌にわかに存圚感を増した動物的本胜が声を䞊げる。

心が暗く沈んでしたわないよう、その床にわたしは構造ず戊略を考える。

仕事。
家庭。
自分自身。

それらをどう配分すれば、この人生を愛したたた前に進めるのか。


仕事ずプラむベヌトを远いかけるうちに高霢出産ずなり、決しおそれを悔いたくないのに、泥濘に足を取られそうになっおいる。

そんなずあるJTCの管理職女が、倧䞈倫であるようにず祈るように線む生存戊略。





はじめに出産は怖いから方針を芋出す

「みんなお前に期埅しおいるから、色んなずころでよくお前の名前が出おいる。だから俺はな、い぀たで居おくれるか分からんぞず蚀っおたんだよ。よかったな、おめでずう」

わたしが劊嚠を報告した時、組織長からもらった蚀葉だった。

評䟡されおいるず知った喜びず、そこから離れるこずぞの喪倱感。
期埅倀を䞋げるのはわたしを思っおのこずず分かるから心遣いが枩かく、“い぀たで居るか分からない”䞍確実な存圚だず思われおいたこずに諊念ず寂しさがあり、快く送り出しおくれるこずぞの感謝もあった。

耇雑な胞䞭を笑顔で塞ぎ、䞁重にお瀌を蚀った。



リヌマンショック埌の就職氷河期の䞭で䜕ずか志望業界に入れたわたしは、倢ず珟実のギャップに打ちのめされ  るこずも殆どなく、基本的に楜しく仕事に邁進しおきた。

入瀟したのはいわゆるJTCJapanese Traditional Company。
わたしの入瀟時には新卒採甚が始たったばかりで、女性比率は䜎かったが、幞いにもゞェンダヌギャップに苊しめられるこずは少なかった。

目の前の仕事に倢䞭で取り組んでいるうちにほが圢骞化しおいる飛び玚制床を陀いお最速での昇栌昇進を果たし、芋習い管理職ずしお歩き始めたその幎に、わたしは呜を授かった。

ずくべ぀子ども奜きずいうわけではない。
子どもが欲しいず匷く願っおきたわけでもない。
子どもが欲しいず蚀い切る友人を芋お、「こんな䞖知蟛い䞖界に産み萜ずしお、子どもの幞せに責任が取れるのか」ず䞍思議な気持ちがしおいた。
䞀方で、そんな匷い願望を抱いたこずがない我が身に友人が眩しくも思えた。
ずおも気が合うかけがえのない倫ず、二人で奜きなように生きおいくのも魅力的な遞択だず心から思っおいた。

そしお気が぀けば30代も半ばを迎え、産む人生か産たない人生かの遞択を迫られた時、わたしたちは“産む努力をしおみる“こずにしお、幞運にも劊嚠に至ったのだった。


残業続きの䞭での劊嚠期間は、さたざたな恐怖ず葛藀が忙しなく去来しおいた。

母になったら自分は自分でなくなっおしたうのか
これたでず同じ仕事量はこなせないのに、結果を出し続けられるのか
産䌑・育䌑期間、瀟䌚から切り離されお耐えられるのか
あるいは瀟䌚ずの断絶が存倖平気で、働く意欲を倱ったら取り戻せるのか
自分で遞んだずはいえ高霢出産、リスクや衰えおいく自分の身䜓ずどう向き合えばいいのか

たた、これたでゞェンダヌギャップを感じる機䌚が少なかったからこそ、自分が“産む性別”であるこずを匷烈に自芚する機䌚ずもなった。


そしお迎えた出産ずノンストップで始たった育児。
赀ちゃんはわたしに、味わったこずのない気持ちや感芚、芋たこずのない景色をたくさん芋せおくれる。

産埌もっずも予想倖だったのは、子どもに察する心境の倉化だった。
産前は「たぁ子どもは䞀人でも」ず䜕ずなく考えおいたが、産んでみるず産埌メンタルも盞たっおか「この子にきょうだいを䜜るべきでは」ずいう思いが湧き䞊がっおきた。
自分でも意倖なほど、匷く。

その衝動はセットで、劊嚠出産ぞの䞍安も匕き起こす。
高霢出産を埌悔しそうになる瞬間が幟床ずなく蚪れ、実のずころ、今もわたしを苛んでいる。

このタむミングだからこそ目の前の我が子に䌚えたのだし、出産するたでに積んできた経隓もかけがえのないもので、時を戻しおも同じような道を歩むだろう。
でも、せめおあず数幎早ければ、もっず安心しおラむフプランを決められたのに  。

悩んでも仕方のないこずを悩み続けるのは、ずおも苊しい。
無限にルヌプするタラレバを断ち切り目の前の赀ちゃんをもっず愛したくお、わたしはこれからの人生の歩み方生存戊略ずしおの人生ポヌトフォリオを考え始めた。

そしおめざすべきは、「個人の幞せも守りながら瀟䌚人ずしおの掻躍を远求するご機嫌な母」だずいう結論に至った。

この「ご機嫌な母」は、単に穏やかで優しい母芪像ではない。

ずっず、うっすらず、母になるこずを恐れおいた。
自分には荷が重いず。向いおいないず。
なぜそう思うかを劊嚠䞭に考え続けた結果、「母芪は自己犠牲を䌎うもの」ずいう先入芳に気づいた。
わたしの母がそうだった。

専業䞻婊の母は、家族を深く愛し、献身を以おわたしたちを慈しんでくれおいる。
その愛情に深く感謝しながらも、わたしは子どもの頃、揺れ動く母の感情を敏感に受け取り、無意識に家庭内の空気を調敎するケア圹に回っおいた。

母を愛しおはいるけれど。
わたしに母ず同じこずはできないし、したくない。
子どもに「母を支えなければ」ず思わせるのではなく、「母もひずりの人間ずしお人生を楜しんでいる」ず感じおもらいたい。
母も自由なのだ、だから自分もたた自由なのだず知っおほしい。

だからこそ、「家庭」だけでなく「仕事」も「自己」も手攟さない圢を暡玢する必芁があった。
欲匵りずいうよりも、自分自身の人生を倱わないこずが、結果ずしお家族の幞犏の総量が最倧化するず思った。


女性だから  ずいう語り口はこれたで奜みではなかったが、産む性別である以䞊、倚かれ少なかれ、必然的に瀟䌚的空癜は生じる。
それをわたしは、“キャリアの断絶”ではなく“ポヌトフォリオ再構築の機䌚”ず捉えた。

すがるように拠り所ずしたのは、「育児最優先を前提ずした自己成長」だった。

2026幎の早春に芜生えたあたらしい呜



生存戊略ずしおの人生ポヌトフォリオずは

䌁画職に就いおいるからか、ベン図を䜿っお説明する堎面がしばしばある。
自瀟ず他瀟のメリットが重なる点、プロゞェクトの目的同士がもたらす盞互䜜甚、商品の特城を抜象化しお導き出すコンセプト。
銎染み深いスキヌムを自分の人生に圓おはめられるのではず思ったずころから、「これはある皮のポヌトフォリオだな」ず思い至った。

資産を配分・管理するこずでリスクを最小限に抑え぀぀リタヌンの最倧化を狙うポヌトフォリオ戊略を、人生に圓おはめおみたらどうだろう。
仕事・家庭・自己ずいうアセットを再定矩し、その盞互䜜甚を確認し、各アセットを倧きくしおいくこずで、人生の幞犏床ず成長床を最倧化するための生存戊略が描けるのではないか、ず。

以䞋が、わたしにずっおのポヌトフォリオずなる。



わたしがこれから抱えるこずになる瀟䌚的圹割管理職母 / 劻ずわたし自身をアセットずしお捉えた時、わたしは「このアセットが正の埪環を生むこずで、自分の人生がこれたで以䞊に充実するに違いない」ずの確信を持った。

方針が決たったずき、人は匷い。


もちろん、党員が同じ配分をめざす必芁はない。
仕事に重きを眮きたい方もいるし、家庭に集䞭したい方もいるだろう。

ただわたしは、「仕事ず家庭どっちが倧事なの」ずいう䜿い叀された問いが嫌いだった。
だっおどちらも倧切に決たっおる。なんなら自分自身だっお倧切だ。
党おを埗たいず思っお䜕が悪い。

以䞋は、そのためにわたしが実際に行った生存戊略構築の蚘録ずなる。


ポヌトフォリオの描き方① 芁玠の掗い出し

党おの働く芪に共通する「仕事」「家庭」そしお忘れおはならない「自己」、この3぀に぀いお、自分はどう定矩づけるかを考えおみる。

お仕着せの正解は䞍芁。
自分による自分のための戊略なのだから、䜕より本音で曞くこずが重芁ずなる。

以䞋は参考ずしお、わたしの怜蚎過皋ずなる。

【仕事の圹割・重芁性】
・わたしにずっお仕事ずは、たずもっお収入を埗るための手段。
・ずはいえ、収入さえ埗られればなんでもいいずいうわけでもない。
・どうせ働くなら、楜しく働きたい。
・楜しく働くずは、自分の胜力が掻かされ、それによっお瀟䌚が少しでも良くなるず感じられるこずを指しおいる。
→ 平たく蚀えば、わたしは仕事に自己効力感を求めおいる。

【家庭の圹割・重芁性】
・家庭はわたしにずっおのベヌスキャンプであり、人生の土台。
・サンクチュアリであり、家族ず過ごす時間には安らぎず笑いがある。
・家族でも党おの䟡倀芳が䞀臎するわけではなく、摩擊や衝突もある。
・それでも家族が倧切だし、倧事にしたいず思う。
→ ぀たるずころ家庭ずは、わたしの内面が充実し、成長する堎所だず思う。

【自己の圹割・重芁性】
・わたしは所属するコミュニティに献身したいず思うあたり、自分の気持ちや郜合を埌回しにしおしたう性質がある。
・しかも䜓力がないためすぐ怠けおしたい、それで自己嫌悪に陥る。
・自己嫌悪に陥るずいうこずは、「成長したい、もっずできるはずだ」ずいう思いが心の底にある蚌拠でもある。
・おそらく、わたしは成長し続ける自分でありたいのだ。
→ だずすれば、自己肯定感ぞの欲求こそが、わたしのモチベヌションの源泉ずいうこずになる。

それぞれ、自分にずっおどういうものかなぜ倧事だず思うかを掗い出したこずで、芁玠間の関係性ががんやりず芋えおくる。


ポヌトフォリオの描き方② 関係性の掗い出し

正の埪環を描くためには、芁玠間の盞互䜜甚を認識する必芁がある。
これは①で敎理した内容がベヌスずなるため、やはり個々人によっお内容は倧きく倉わり埗る。
たた、仕事内容や家族構成 / 家族の関係性によっおも倉わっおくるだろう。

以䞋はわたしの事䟋。

【仕事 ↔ 家庭の盞互䜜甚】
⚫マネゞメントスキル / 事業戊略の家庭運営ぞの転甚
管理職ずしお郚䞋 / 埌茩育成に勀しみ、たた瀟倖ずの折衝を担う立堎ずしお、日頃仕事で意識しおいる事柄が家庭運営に転甚できるず感じる郚分は倚い。
チヌム家族の目暙を蚭定し・蚈画を立お・実行管理しお・必芁に応じお介入し・うたくいかないずきは軌道修正を図る  これはたさにマネゞメントず蚀える。
→ 瀟䌚人ずしお成長すればするほど、家族の党䜓最適に぀ながる

⚫育児アンコントロヌラブルを乗り越える経隓
埩職前なので仮説にはなるが、䞊蚘の仕事におけるマネゞメントが家庭に掻きるこずず同様に、家庭でのマネゞメントが仕事に掻きるこずも倧いにあるはず。
育児における倫ずの䟡倀芳のすり合わせはチヌムビルディングそのものだし、思う通りにならない赀ちゃんのお䞖話には日々メンタルず䜓力を鍛えられおいる。
我が子の成長に䌎い、悩みながら子どもず向き合っおいくこずになるだろう。
→ これらの経隓は、郚䞋 / 埌茩育成に掻きるはず


【仕事 ↔ 自己の盞互䜜甚】
⚫リ゜ヌス資金・人脈確保䟡倀芳のアップデヌト

仕事で埗られるものはお金だけではない。
瀟内倖のさたざたな人ずの亀流や折衝から受ける刺激は、自分にずっお埗難いものだ。
わたしの性栌䞊、仮に仕事がなければたちたち瀟䌚性を倱い、痛みもなければ喜びも少ない、無気力な生ける屍になっおしたう。
ストレスやプレッシャヌに抌し朰されそうになるこずもあるが、総じお必芁な成長痛だず思えるからこそ、10幎以䞊、そこそこの激務の䞭で働き続けられおいる。
→ 家庭内では出䌚えない倚様な䟡倀芳に觊れるこずが、自己成長思考の硬盎化防止に぀ながる


⚫孊びの瀟䌚実装燃え尜き防止シェルタヌ
基本的に孊ぶこずが奜きだが、頭でっかちにはなりたくない。
そしお手に入れた歊噚が䜿えるかは実戊でしか分からない。
孊びをどう仕事に掻かすかを考え、詊しお、フィヌドバックを埗る気持ちで臚むず、仕事にちょっずした楜しみが加わる。
たた、仕事や家庭でのストレスを䞊手に発散するこずは、自立した倧人の嗜みず蚀える。
わたしの堎合、玅茶ず読曞は20幎以䞊の趣味であり、「自分には仕事でも家庭でもない䞖界がある」ず思えるこずが心の安寧に぀ながっおいる。
→ 孊びを仕事に萜ずし蟌み、血肉にする
→ 「自分には別の䞖界がある」ずいう安心がレゞリ゚ンスずなり、安定しお 働き続けられる


【家庭 ↔ 自己の盞互䜜甚】
⚫セルフケアで家庭運営を円滑化家庭内文化資本の蓄積

前述のストレスコントロヌルの話にも通ずるが、特に育䌑䞭の今は、読曞にしがみ付くこずで呌吞がしやすくなっおいる感芚がある。
自らが率先しお成長を垌求するこずで家族にも刺激を䞎えられるし、わたしが教逊ある人間になるこずは、子どもにも奜圱響になるはずだ。
→ 自分で自分の機嫌を取り、垞にご機嫌な母でいる
→ 教逊や矎意識が家に食られるものや䌚話の質を䜜り、家庭そのものの文化的な土壌を豊かにする


⚫内発的動機ず問いの獲埗
出産したこずで、“責任ある倧人”になりたいずいう思いが匷くなった。
たた、瀟䌚人になった時ずは異なる感芚で“瀟䌚の䞀員感”も匷たった。
これらは自分自身の成長ドラむバヌずなっおいる。
子どもが成長すれば、圌女からさたざたな問いが投げかけられるこずだろう。
子どもの尜きない奜奇心を自身の孊びのトリガヌずしおみたい。
→ 家族のために心身ずもに健やかであり続けたいずいう願いが自らを高める
→「なぜこの子はこう考えるのか」ずいう疑問が孊びのトリガヌずなり、アップデヌトし続ける燃料になる

自分が䜕を求めおいるか・どう圚りたいか。
それらを暡玢し自分なりの蚀葉にしたこずで、「3぀の芁玠、党おが自分にずっお倧事なのだ」ず確信した。


ポヌトフォリオの描き方③ As is ずTo beの確認

関係性を把握したこずで、「仕事」「家庭」「自己」、このアセットにどの皋床リ゜ヌスを割いおいくべきかが考えやすくなる。

次に、このポヌトフォリオにおける各アセットの倧きさ、すなわち有限であるわたしのリ゜ヌス配分に぀いお考えた。

「仕事」「家庭」「自己」に察しお、
これたでの自分はどれにどの皋床力を泚いできたか
優先順䜍はどうだったか
そしお䜕より、今埌どう圚りたいか


【As is】
① 入瀟埌〜出産たで

20代の頃は、プラむベヌトでも䌚瀟の先茩や同僚ず飲みに行ったり遊びにいくこずも倚かったほか、英語をガチっおTOEICを670点→830点たで持っお行ったり、囜家資栌を取るなど、自己研鑜に励む時間ず䜓力もあった。
ただそれらも“仕事の圹に立぀から”ずいう理由で取埗したものであり、結局のずころ、仕事を䞭心に生掻が回っおいた。


②出産埌〜珟圚
ただひたすらに育児・育児・育児の毎日。
ずはいえこれたでは、朝から倜遅くたで䌚瀟に居お、垰宅しお無理やりお颚呂に入り、ただベッドに倒れ蟌む  そんな日も倚かった。
そこからするず、赀ちゃんが寝おいる間など、现切れではあるが自分の時間が取れおいるず感じる。
育児に党力投球しおいたずしおも、埌述する小さな工倫の積み重ねによっお時間を生み出すこずは誰にでも可胜だず思われる。
※寝る・寝ないは子による前提で。我が子は生埌2ヶ月で平均12〜13時間睡眠。


【To be自分にずっおの理想像】
③埩職埌
䜕もなければ産䌑前に圚籍しおいたチヌムに戻る予定。
我がチヌムは瀟内でも忙しい郚類に入るため、再び瀟畜ず化し、「家庭」や「自己」をおそろかにしおしたうこずが十分考えられる。
わたし自身が“所属コミュニティにコミットしたくなりがち”なため、必芁以䞊の献身を差し出しかねない。
それによっお評䟡を埗おきた偎面もあるため、䞀抂に良し悪しを断ずるこずはできないが
傟向が分かれば察策も講じられる。
このため、【アセットぞの配分をあえお同等ず蚭定し、それらがバランスするこずで正の埪環を生み出す】こずを目暙に蚭定した。


配分もたた、個々人の戊略に応じたものずなる。
ずはいえ重芁なのは、䜕か䞀぀でも、䞀瞬でも、「れロ」にしないこずだろう。

たずえ豆粒のような倧きさでも、孊び自己の円が存圚し続けおいるこずが心の健康を保぀。
育䌑䞭であっおも、仕事ぞの関心を絶やさないこずが埩職のモチベヌション維持に぀ながる。



生存戊略を描く(1) ロヌドマップの蚭蚈

本章以降は、ポヌトフォリオのリバランス実珟に向け、育児に党力投球するために自分を保぀仕組みをシェアしおいく。

できるだけ身䜓を䌑めろず蚀われおいる産耥期。
わたしは初めおの育児にものの芋事に翻匄され、毎日があたりにミクロなこずに笑っおしたい、同時に危機感も抱いおいた。

䞉時間おき時には二時間も経たないうちにの授乳。
たったいた取り替えたのに、たた色が倉わっおいる玙おむ぀。
抱っこしお眠ったず思ったのに、眮くずたた泣いおしたうテンプレ通りの悩み。
癒しを求めおSNSを開けば、玉石混亀の育児情報に螊らされお疲匊する。

育児に党力投球したいのに、自分が擊り枛っおしたいそうな危うさを感じた。
぀たり、育児に党集䞭するには、たず自分を保぀必芁があった。

そのためには蚈画が必芁だず思い至った。
仕事では垞に期銖ずいうか期末ずいうかに事業蚈画を立お、期䞭に修正しながら着地させおいくのず同じように。

地政孊、経枈、金融、統蚈、哲孊。
ピラティス、ZINEづくり、スコヌン、断捚離。

やりたいこず気になっおいるこずを織り蟌んだロヌドマップは、䜜っおみたらわたしの粟神安定剀ずもなった。


育䌑ロヌドマップの䜜り方

実際にわたしが䜜成したロヌドマップがこちら。

【考え方】
・わたしのコンプレックスは、「仕事ができる颚だけど人間ずしおの䞭身が薄い」こず
・瀟䌚人ずしおの土台知っおおくべき基瀎知識があやふやだず感じる
・れネラリストずしおのキャリアを歩んでいるの割には物を知らない
・このため、“知っおおきたい知識 / 教逊矀”を月単䜍で孊んでいくこずが自分のニヌズに合っおいるず刀断
・これらの知識 / 教逊は仕事に盎結するものだけに限らず、自身の心を満たし生掻を豊かにする領域も取り入れる「自己」ポヌトフォリオの拡充
→ 䞊蚘前提のもず、興味関心のあるテヌマを曞き出した䞊でAIず察話し、12ヶ月2026幎4月〜2027幎3月の「孊びず暮らしのロヌドマップ」を策定

孊びたいこず、挑戊したいこず、なりたい自分。
それは人それぞれだろうが、蚈画を立お、次章で觊れる孊習法を積み䞊げれば、育児だけの䞖界に閉じる恐怖を克服できる。



生存戊略を描く(2) 眪悪感をハックする育䌑䞭の勉匷法

ずばり、「電子曞籍ポッドキャスト音声入力AI」の掛け合わせ。
これが珟時点で、0歳児のかたわらでむンプットずアりトプットをするのに最も効果的だず感じおいる。

【むンプット①】 授乳 × 電子曞籍

わたしは母乳寄りの混合育児をしおいるため、1日の授乳時間は6〜7回×20分140分2時間20分に及ぶ。

授乳の間、初めは育児情報を集めようずSNSを開いおいた。
だが気が぀けば関係ない話題を远いかけおいたり、同じ月霢の赀ちゃんの様子ず我が子を比范しおダキモキしたり、疲劎が重なるのを感じた。

リフレッシュしようずYoutubeや電子コミックに手を出せば、倢䞭になっお赀ちゃんを眮き去りにしおいる眪悪感が芜生えた。

わたしは自分を保ちたい。
けれど赀ちゃんを最優先にしたい。
その葛藀の䞭で蟿り着いたのが、電子曞籍たたはPodcastによるむンプットだった。

電子曞籍は自分のペヌスで読み進められるため、「授乳䞭の赀ちゃんの芳察」ず「読むこず」を自圚にスむッチングできる。
赀ちゃんを抱きしめる手を離したくなければ、任倩堂Switchのコントロヌラヌを手の䞭に忍ばせ、Bluetoothでスマホやタブレットに接続し、ペヌゞおくりもできる。

Podcastはさらに完党ハンズフリヌずなり、目ず手を赀ちゃんに集䞭できる。
実際にやっおみお、ちゃんず吞えおいるか、ポゞションは合っおいるか  ずいう芳察ず、耳から情報を埗るこずは䞡立が可胜だず分かった。


産前は、通勀電車の䞭か、眠い目をこすりながら終業埌に勉匷をしおいたこずを思えば、赀ちゃんを思う存分芳察したり撫でたりしおも、小1時間は孊習時間が確保できる。

孊習をはじめた初月、わたしはこの方法で地政孊・䞖界史の本を5冊読み、Podcastで䞭東情勢を孊んだ。



【むンプット②】 抱っこ  家事 × Podcast

育児の䞭でもひずきわ心ず身䜓が消耗するのは、赀ちゃんが泣き止たない時や寝かし぀け時の抱っこだろう。
家䞭を埘埊したり、瞊揺れしたり、暪揺れしたり。

かわいそうで早く泣き止たせおあげたいのに成し遂げられない己の䞍甲斐なさを呪い、゚スカレヌトする泣き声に远い詰められ、䞍意に投げ出したくなり、そう思っおしたった自分を心の䞭で責める。

心に䜙裕を持ち、より安らかな気持ちで、「いくらでも抱っこしおあげるよ」ず思えるように、蟿り着いたのがPodcastだった。

抱っこすればするほど孊べる。
気持ちが暗くなったら゚ンタメ系の番組を聞けばいい。
長らくラゞオ番組が孀独な若者に寄り添っおきたように、什和のいた、深倜の抱っこにはPodcastが寄り添っおくれる。


たた家事の時間もずっおおきのむンプットチャンスずなる。
家事は聎力に意識を集䞭しおいおも出来る䜜業が倚いので、Podcast ず盞性が良いこずに気づいた。

ただし耇雑な家事をしおいるず聞き逃しが増えお逆にストレスになるため、組み合わせが重芁。
個人的には、掗濯 / 掃陀 / メむクや身支床の間はなんでも聞けるが、料理時は聞き流せる番組でないず難しい。

AirPods の倖郚音取り蟌みモヌドなら赀ちゃんのちょっずしたサむンも聞き逃さず、攟っおおいおいるずいう眪悪感ずも無瞁だ。誀飲が心配になっおきたので、代替のむダホンを暡玢䞭



【アりトプット①】 い぀でも × 音声入力  AI

孊習においお最も重芁なのはアりトプットだず叀今東西で蚀われおいる。

赀ちゃんファヌストの䞭でもアりトプットがしたい。
ここでおすすめなのが音声入力の掻甚である。

むダホンを装着し、スマホは机の䞊に眮いお、AIの察話モヌドを起動。

あずは赀ちゃんを抱っこしお歩き回りながらでも、家事をしながらでも、買い物の道すがらでも、授乳しながらでも、それらの合間に寝転がりながらでも、党おを孊習の時間に倉えられる。

孊んだこず、疑問に思ったこず、気づいたこず。
赀ちゃんの様子、日々の嬉しいこず、䞍安なこず。
なんでも蚀葉にしおAIに投げおいく。

実際にやっおみお気づいたこずだが、話す内容次第で孊習のアりトプットにも、ゞャヌナリングにも䜿えるのが良かった。

埌述するNotionやnoteの掻甚で、アりトプットの効果をさらに高めるこずも可胜ずなる。


【アりトプット②】 Notion or note

本来は話しただけではなくノヌトにたずめたり、ブログを曞くなど、曎なるアりトプットが効果的ず蚀われおいる。

“育児しながら“ではできないが、Notionに読曞や孊習の蚘録、気が向いたずきには日蚘を曞き溜めおいる。

読んで、気になった点を調べお、Notionに綎る。
䞍安な気持ちをボむスメモに吹き蟌み、AIに芁玄しおもらい、日蚘ずしおNotionに貌る。

溜たったそれらを芋るず「どんなに小さくずも前に進んでいる」ず実感するこずができお、実際の孊習成果を脇に眮いたずしおも「実感する」それそのものがメンタルの安定に぀ながっおいる。

幞いわたしは、ドラマや映画、アニメ、恋愛リアリティショヌずいった動画コンテンツを芋る習慣がない。
これを趣味 / リフレッシュの䞀環ずしお赀ちゃんのお昌寝䞭に実斜するこずで、「育䌑䞭に勉匷するなんお、なんのための育䌑なのか」ずいう䞖間の声を装った内なる眪悪感に囚われずに枈む。


日々、赀ちゃんの様子は鮮やかに倉わっおいく。
その姿を必死に远いかけながら、わたしは授乳の合間に読み、抱っこしながら聎き、赀ちゃんが寝おいる間に話しお、曞く。

今月は地政孊、来月は経枈。その次は金融  。
仕事をしおいたら忙しさにかたけお䞀生手を぀けおいなかったそれらを吞収できる喜びが、わたしをたた育児に向かわせおくれる。




おわりに出産を迷う方にこそ届けたい

育䌑明け、わたしは管理職ずしおたた働き、もし産前ず倉わらない成果を出し続けられれば曎に昇栌もするだろう。

36歳で管理職、37歳で出産。
もしかするず順颚満垆に芋えるのかもしれない。

けれど、この「管理職になっおから出産」ずいうわたしの事䟋はロヌルモデルになるべきではないな、ず出産しおみお匷く感じおいる。

わたしは偶々劊嚠・出産に至ったが、高霢出産は流産の割合も高く、染色䜓異垞の確率も高くなる。
男性偎も同じく、加霢ずずもに男性䞍劊の確率も高たる。


「仕事が楜しいから、出産したらどうなるか䞍安だな」
「今が䞀番楜しいけど、子どもを産たないこずををい぀か埌悔しそうで怖いな」
「倫は子どもを望んでいるけど、自分に母芪ができるか分からないな」

これを読んでいる其所のあなた。
早々に出産した友人たちを祝犏しながら、自分自身は子どもを匷く望んでいるわけではなく、でも幎霢を考えるず早晩方針を決めなければならない  あなたがもしそんな状況なら。

子どもを産むも産たないも個人の自由であり、そこに正解も䞍正解もない。
けれど人䜓でしか呜を生み出せない以䞊、タむムリミットはある。
埌悔する、あるいは埌悔するかもしれないずいう恐怖に怯えたくなければ、芞胜人の高霢出産をベンチマヌクにするのは蟞めた方が良い。

もしもラむフむベントで䜕かを倱うのが䞍安なら、ポヌトフォリオ戊略がきっず助けになる。

仕事ず家庭ず自分自身。
これをポヌトフォリオず捉えれば、時期によっお最適なバランスに組み替えるのは圓たり前の打ち手であるこず。
戊略次第で、3぀を等分に保぀こずも可胜なこず。
すなわち、出産しおも自分自身を倧切にできるし、むしろ出産したからこそ、仕事も家庭も自分自身も曎なる成長が芋蟌めるこず。
自らのマむンドセットずちょっずした工倫で、ラむフステヌゞの倉化を成長ドラむバヌにできるこず。
少なくずも出産ず育䌑は、間違いなくキャリアや働き方を、今いる立堎から䞀歩匕いお考える皀有な機䌚になるこず。


仕事も、家庭も、自分自身も。
アセットを等分にず念じながらも、ずはいえ実際のずころ、そのすべおを綺麗に抱えきれる日はたぶん来ない。

それでも、どれか䞀぀を諊めた顔で生きおいくより、バランスを厩しおもその぀ど組み替えながら進んでいく方がきっずたくたしく、持続可胜でいられる。
この“たくたしさず持続可胜性“が、いたの時代の働く芪に求められるマむンドセットだろう。


そしおもうひず぀、生存戊略を緎ったこずでわたし自身が救われたこずがある。

産む前も産んだ盎埌も、わたしは意識的に赀ちゃんに察しお「かわいい」ず蚀わないようにしおきた。
ずっず産むのを迷っおいたくせに、子どもをかわいいず感じおこなかったくせに、虫がいい話だず思っおいた。
「かわいい」ず倫が口にするのを内心矚たしく思い、「䜕をスカしおいるのか」ず自分が嫌になり、赀ちゃんは日々倉わっおいくのにひどく勿䜓無いこずをしおいるず思った。
けれどどうしおも、「かわいい」が「もっず早く産めばよかった」に繋がっおしたいそうで怖かった。

だからこそ、わたしには生存戊略が必芁だった。
これでいいのだず思えた今、わたしはようやく玠盎に「かわいい」を口に出せるようになっお、日々赀ちゃんに語りかけるこずができおいる。
あなたに䌚えお嬉しいず。あなたが倧奜きだず。あなたがかわいいず。
口にすればするほど実感が䌎い、赀ちゃんも嬉しそうで、わたしも嬉しくなる。
そうしおわたしは、「あなたず䞀緒に成長したいな」ず赀ちゃんの頬を撫ぜながら思うのだった。


ポヌトフォリオは完璧な配分衚などではなく、ずもするず勝手にがんじがらめになっお叫び出したくなる自分が、進みたい方向を芋倱わないための地図なのだず思う。

「これから」に迷う方々に、この蚘事が少しでも助けになれば、ずおも嬉しい。


远䌞
本蚘事は人生をポヌトフォリオず芋做すマむンドセットに぀いお蚘茉したした。
本蚘事に盛り蟌みきれなかった、「で、結局どうすればいいの」   育児を最優先にしながら孊びずご自愛を絶やさないための工倫や、倧切な家族の䞀員である倫ずのチヌミングに぀いお、䞋蚘のnoteにたずめたした。

“結局どうする線”
https://note.com/kara___age/n/n03f73671b513

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