【失われた多摩川をたどる】〜霞川〜①
多摩川と聞いて、どこを思い浮かべるだろう。
二子玉川、武蔵小杉、丸子橋、そして羽田空港。
東京都と神奈川県の境を流れ、東京湾へ注ぐ、いわば東京南部の象徴である。

出典:川の名前を調べる地図
2万年前、多摩川は埼玉県を流れていたらしい
青梅から東向きに形成されている広大な扇状地。
約2万年前まで、多摩川はここから北東、すなわち埼玉方面に流れており、
その後、流れを遮るように地面が隆起し、現在の流れになった。
上流を失った元の流れは、小川(=古多摩川)になってしまった、という。
いや、多摩川って、相当な大河だぞ?
そんなことあるか?
🔷Before

🔶After

地図を開いてみた。
確かに、扇状地の北のへりにも、薄っすらと川が見える。

薄っすらのラインは「霞川」。
扇状地の北の縁を、埼玉の入間・狭山方面に流れ、入間川に合流しているようだ。

下は、青梅駅周辺の地形。
画像中央、東青梅駅のあたりから右上(北東)に向かって広い谷のようになっている。
なるほどね。この広い谷は、太古の多摩川が削ったものか・・・。
いやー、楽しい♪

さて、知識・情報としては整理できた。
が!知識として知るだけではもったいない。
2万年前の大地が残した「壮大な忘れ物」を、この肌で確かめてみたい。
…ということで、狭山市から青梅まで、霞川を丸々一本、自分の足で走ってみることにした。
次回、時空を遡る霞川ランを。

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