月を見ると、心が落ち着く。ちょっぴり切なくも、優しい気持ちになる。
映画『平場の月』を観ました。
星野源さんの歌声で、箍が外れたかののように、涙が溢れた。
映画館を出て、夜空を見上げる。
青砥と須藤を想う。
ありふれた日常。ささやかな幸せ。
それは、かけがえのない瞬間。
それぞれの過去。
生々しい身体の老化。
それでも、歳をとるということは、悲しいことばかりではない。
穏やかに流れる時間の中で、二人の再会は、花が優しく咲いていくようだった。
空気の澄んだ月夜の下でのような恋愛は、儚くも美しかった。
