自分が頑張っているかどうかって気づきにくいから
引っ越し作業ってなんであんなに疲れるのだろう!
よく「引っ越しが終わったら半年くらいは体に用心しないといけない」なんて言われる。
実際、今の家に引っ越してきた時は、何か月も経ってからぎっくり腰になるし、ノロウィルスでダウンしたし、なかなか体力を削られた。
そして5月末。
札幌で暮らしていた息子の、一人暮らしからの撤去作業で、クタクタになってしまったようだった。
自覚なく無理をして体調を崩した。
お腹のあちこちが痛みにおそわれ、出血するし、力が入らなくなってしまった。そして10年近く前のあの日のことがよみがえる。
診察や検査の後、思いがけない言葉をかけられてショックを受けるなんて経験は、誰もがあるものなのかな。
その後考えないよう頑張ったり、日常をやり過ごしたり。
エコーでの診察で「子宮内膜が厚くなってますね。心配だから検査手術をしましょう」と言われ、全身麻酔でその検査手術を受けた詳細をここでも書いた。
その後、「子宮体がんの前段階にあります」と言われたあの日。
特別悪いところなんてあるわけないと思って診察室に入ったから、その衝撃は強かった。知らされてから、「どのように気を付ければ」と聞いても的を射た答えを得られず、薬を出されるわけでもなく、次の検査時に「あれっ治ってる」と言われた。
その状態がどんなかご存じの方はおられると思うけれど、私は後屈になっているらしく、簡単なはずの検査も激痛だ。そもそもあの検査が好きな人はいないと思うけれど、偶然親しい友人の一人が後屈なので「つらいよね!」と言い合う。痛いし、その後しばらく生理用品をつけていないとやり過ごせず、不安と苦痛が混じる。
そういう話って、よほど親しい人でもなければしないだろう。
婦人科には、高齢者から若い人まであんなにたくさんの人がいるのにね。みんな話さないよね。仕方ないのだろうけど、もう少し皆が苦痛をオープンに話せたら良いのにね。女子校に通っていた私は比較的あけすけに話してしまう方なのだろう。
その後、「また心配だから全身麻酔の検査手術をしましょう」と言われた。
前回、全身麻酔をかけるまでの数時間も、いつも以上の激痛に耐えた。そんな半年おきくらいに全身麻酔の検査手術が必要??
不信感でいっぱいになり、セカンドオピニオンを頼った。
果たして別の病院では、「大丈夫そうですよ」とエコーを一緒に観ながら解説をしてくれて、もちろん必要な検査にも出してくれた。
評判の良い医者だったけど、遠すぎて通うのが大変になっていったので、さらに近くの病院に変えた。
そこでも「大丈夫そうです」とエコーを見て言われ、提出した検査も問題なかった。その後も定期的に、或いは心配になったら検査をする。
ただ先月のように心配なことがあると、あの時の気持ちがよみがえる。
検査してから結果が出るまでの二週間は、世界が白黒みたい。
できるだけ平常心でと心がけて過ごす間は、感情も動きづらい。
今後どうしたら良いだろうとついよぎっては、「わからないことは心配しても仕方ないのだから」と言い聞かせる。
幸い問題はなく、でも保たれていた緊張感がなくなると、一気に感情が動き出して、追いかけられないくらいになってしまった。
確かに札幌からの引っ越し作業とそれまでの約数週間、5月がずっと忙しすぎた。時間的なもの以上に体力的にも気持ちとしても私にとっては厳しかったのだろう。
引っ越しが終わってクタクタだったのに、すぐに日常に戻そうと無理をしてしまった。自分が頑張り過ぎているかどうかなんてよくわからないんだよなあ。
他の人ならすぐに日常を戻すはずと思っちゃってね。だから私も家事や庭のこと、買い物などいつも通り過ごそうとしたら、体がSOSを発したのだ。
ごめんね私の体。
私は他の人じゃないし、本当にクタクタだったみたいだ。
症状に驚き、疲れにようやく自覚的になると、一週間ほどお腹に力が入らなくなった。
確か数年前にお腹を悪くした時もこうだった。腸だか子宮だか膀胱だかわからなくなるほどお腹全体に炎症を起こした感覚になって、病院を片っ端から訪れては心無い言葉も浴びせられてしまったんだ。心配だから来ているのに、「そこは別に悪くないんじゃないか」ってなんで怒られるの。
そんなこともここに書いてきたんだよな。
でも心配していた二週間と、その後疲れが取れ切るまでの一週間、ゆっくり休んだおかげで、気持ちも落ち着いてきた。
これからも、心身とも張りつめた後って「少し怠けているかな」と思うくらい休んで良いのだろうな。
想像より一か月遅れちゃったけど、とりあえず今度こそ日常を取り戻せそうだ。
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読んでいただいて、ありがとうございます!
心に残る記事をまた書きたいです。