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なんでわたしだけ、属性を書かなきゃいけないんだろう🏳️‍⚧️

今年、一行だけ削りました

note以外のSNSのプロフィールから「トランスジェンダー」という言葉を外しました。

代わりに残したのは、トランスジェンダーフラッグの絵文字ひとつだけ🏳️‍⚧️

わかる人にはわかる。それでいいかな、と思ったんです。

理由は、なんでわたしだけそんなことを出さなくちゃいけないんだろうと思ったから。世の中には、別に言わなくてもいい自分の属性を抱えている人がたくさんいる。病気や、婚姻歴や、タトゥーがあるとか、元◯◯とか…わたしだけ、トランスジェンダーですっていうのはフェアじゃないもの。
よくね、それを「売り」にすればいいじゃん?とも言われるけど、わたしにとっては「売り」じゃないんだ、「課題」だよ。超えてきた「山」。
目玉商品ではない。
だから、わたしは、話題に出なければ普通に隠す傾向がある。note以外では、たまに、男性からアプローチあるけど、うーーーん、わかってないだろうな…ってちょっとどう返していいかわからなくなることもあるけど。

noteだけ「トランスジェンダー」の表記を残してるのは、文脈で使うことが多いから。それと、同じ当事者の皆さんの参考になればと思って記事を書くことが多いから。

あとは、noteには文章を読む人がたくさんいる。わたしね、文章を読む人、本をよく読む人、整理された文章を書ける人に差別的な人が少ないことを知っているんです。文字数が少ないSNSほど荒れてますからね。

勇気ではなく、警戒はしています

公表していると、たまに言われます。「勇気がありますね」って。

普通に生きてる分には怖くないですけど、極力、所在地とかはわからないようにしています。事件に巻き込まれることが世界でもよく起こってる。

ましてや会社経営者だから、謄本を見られれば一発だし。あれってどうにかならないのかな…おかげでわたしは、SNSをやっても事業の宣伝ができませんよん。まぁ、営業記事なんて、書かないけど。テンプレ記事とかテンプレコメントとか、好きじゃないんだ。一応、返信はするけど。ちゃんと話そうよって、いつも思ってる。基本、ひとが好きなんだ。

理解より前の段階がほしい

「LGBTQへの理解を」という言葉をよく見かけます。ありがたいことです。

でも、わたしが本当にほしいのは、理解のさらに先にあるものだったりします。

「話題にならないこと。」

わたしはもう経験しないけれど、戸籍変更前は病院の受付で保険証を出したときの、あの一拍。あれが消える日のほうが、わたしには大きい。

人と初めてあってLGBTQの話題になった時に、元男の子なんですって言っても、へー、だから?くらいの空気になったら最高かも。
例えば,メガネくらいに。
メガネかけてる人にいちいち、視力悪いんだ?なんて聞かないですもんね。

理解ではなくて、健全な無関心。そのほうが、正直ラク。わたしも意地でも隠すというより、話題に出たら言うくらいのテンションです。

同じ棚に並べられたときだけ、強く否定する

わたしが強く否定するのは、たぶん一箇所だけです。

女装と同じ棚に並べられたとき。

あちらはエンタメで、こちらは日常です。楽しんでいる人を否定してるんじゃないです、属性が違う。

女装さんにとってのレディースファッションは特別なファッション。わたしにとっては普段着なんだ。性自認もあちらは男性、こちらは女性なんだ。
女性に女装と言ったら悪口ですからね。女性に対して失礼な言葉は、わたしに対しても失礼。それだけの話なんですけどね。

まえ、これで誤解されて、大変なおもいをしたんだ。差別って言われた…💦属性の違いをいっただけなんだけどね。あと女装さんが何かしらの事件を起こした時、痴漢行為とか、女性スペースの侵入ですね、矛先がこっちにも来るのが、けっこうしんどい。世間の誤解があるから。
けっこう、はっきりモノは言うんだ。嫌なものは嫌だもの。

トランスジェンダーだから友だちになりたい人はいらない
前に、仲良しになれたと思ったら、トランスジェンダーだから近づいてきたことが垣間見えたらわたしは冷める。女の人なら誰でもいいっていう男性と何が違うの?って思う。佳ちゃんだから話してみたい、一緒に御飯食べたい、お酒飲みに行こうなら、わたしは、普通にウェルカムだよ。

それでも旗は下ろしません

肩書きは消したのに旗は残す。矛盾しているように見えると思います。

でも、全部消してしまうと、後から来る子が足あとを見つけられなくなる。

中学生のころのわたしは、テレビの中にしか同じ人を見つけられませんでした。

だから旗だけは、玄関先に立てておくくらいの感覚で残しています🏳️‍⚧️

気づいたら、普通の毎日でした

手術を終えて、名前を変えて、30代の途中からグラデーションのように変化し始めた暮らしです。

ドラマチックに聞こえるかもしれませんが、中身はけっこう地味です。

洗濯物をたたんで、わんこは相変わらず散歩中に言うことを聞かなくて、締切に追われている。

その地味さが、たぶんずっとほしかったものでした。

遅咲きでも花にはなれる。ただ、咲いたあとは、ふつうに咲いているだけ。誰か、この花を見つけてくれー。

この記事のロードマップ

  • プロフィールから外した一行と、残したひとつの絵文字

  • 文章を読む場所にだけ、肩書きを残している理由

  • 勇気ではなく警戒。会社の謄本という、現実的な穴のこと

  • 理解よりも先にほしかった、健全な無関心のこと

  • はっきり怒るのは、置き場所を間違えられたときだけ

  • 手術のあとに待っていた、拍子抜けするほど地味な毎日

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大塚 佳那(けいな) お気持ちがたぶんわたしのパワーになって、活動になって、誰かを救う連鎖になーる🌀