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世界は仕訳で出来ている(2) 外為特別会計を仕訳すると純資産が80兆円?食料品2年間消費税ゼロの必要資金10兆円ぐらいは回してもよいかなと思います。それとは別に、2~3兆円の運用益は防衛費増額等の一般会計に回せてます。

 今週から、国会が始まると、予算委員会消費税減税と財源の話がよく出てくると予想されます。そなかで、必ず取り上げらるのと思うのが『外為特会』です。今回はこの『外為特別会計』を簿記脳で考えてみましょう。
 政府BSの外為特会はだいたい(外貨準備金等190兆円/政府短期証券110兆円)となり(2025年3月期下記財務省PDF参照)、企業会計で言えばいわゆる純資産が80兆円ぐらいでます(でも財務省は純資産とは言わず資産・負債差額といいます)。これが、総理が言うホクホクのバックグランドです。詳細を勉強すると面白いですよ。つまり。長年の円安傾向(プラスドル債運用金利等)でたまった純資産は80兆あります。
gaitame_zaimu2024.pdf

 この、外貨準備の主たる明細は米国債で、現在の市場価格に直すと1.2兆USDぐらいになりますので、毎年2~3兆円の運用益も入りますが、これは大体一般会計に繰り入れています(確か2025年は防衛費増の財源かな?)。
 
 純資産80兆円をどう処理するかとという議論ですが、一般会計に繰り入れると言う考えもあります。「いやいや含み益が中心だから、顕在化させるべきではない」という意見もあります。
 確かに、80/190ですから半分近く純資産というのは特会の趣旨からして多すぎますよね。2年間限定の食品消費税ゼロの財源として10兆円ぐらいなら一般会計に回してもよいのかなと思います。円安で増えた特会から円安で苦しむ国民にちょっとしたお裾分けですね
 
 私は、どちらでもよいと思いますが、重要なのはこの特会のオーナである国民に可視化することです。米国や外国はどうしているのか?もちろん毎年(韓国は四半期ごと)評価換えして、純資産に為替変動準備金(引当金=Revaluation Reserve)として計上して可視化しています。   
 
 簡単なんですが、一番難しい。財務省が一番嫌いなヘソクリの可視化ですから。




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