【HSP/INFJ】「普通」という言葉の重み
HSP/INFJのKeiです。
今回は、息子との会話の中で感じた「普通」という言葉の重みについて綴りたいと思います。
息子との会話の中で使っていた「普通」
小学2年生の息子の宿題を見ていた時のこと。
「13m + 17m = 30m」
息子は式の中で、単位を一つひとつ書いていました。
「○m○cm」のように複数の単位があれば式に書くけれど、単位が一つの場合は省略してよかったはず。
良かれと思って息子にこう言いました。
「単位が同じときは『普通は』書かなくていいんだよ」
「普通」という言葉の持つ重み
すると、息子から返ってきたのは、予想外の言葉でした。
「『普通、普通』って言わないで。俺が変わってるみたいやん」
ハッとしました。
私にとっては、ルールや共通認識を教えるために使っていた「普通」という言葉。
でも、多感な時期の息子には「自分を枠にはめる言葉」として聞こえたのかもしれません。
恐らく私は、普段から無意識のうちにこの言葉を多用していたのでしょう。
私自身の「普通」へのコンプレックス
HSP気質の私。
昔から、世間一般の「普通」という枠に自分を当てはめるのが苦しかった。
「普通はこうでしょ」「当たり前だよ」と言われるたびに、そこからはみ出してしまう自分を「どこかおかしいのではないか」と責めてきた過去があります。
誰よりも「普通」という言葉の重みと暴力性を知っていたのは、私自身だったはず。

無意識に求めていた「安全圏」
それなのに、親という立場になった途端、私は息子に「普通」を押し付けてしまいました。
息子には「普通という安全な場所」にいてほしい、はみ出して苦労してほしくないという、私の身勝手な防衛本能だったのかもしれません。
でも、息子が気づかせてくれました。
「普通」という言葉は、時に個性の芽を摘み取ってしまう刃になるのだと。
「普通」を「ルール」に翻訳する
「ごめん、『教科書ではこうなってるよ』って言えばよかったね」
そう訂正すると、息子も納得した様子。
息子に謝りながら、私は心に決めました。
これからは「普通」という言葉に逃げるのをやめよう、と。
「普通は」ではなく「算数のルールでは」。
「常識だよ」ではなく「みんなが気持ちよく過ごすためのお約束だよ」。
子どもの感性に触れることで、親である私の「言葉の解像度」も上げてもらっている気がします。
土台があってこそ花開く個性
息子には、彼の持つ個性をそのまま強みにして生きていってほしい。
ただ、最近では、個性や多様性という言葉が「何をしても許される免罪符」となって一人歩きしていることに危うさも感じています。
「型があるから型破り、型がなければ形無し」
歌舞伎の世界にこんな言葉があるように、個性はルールや常識という「土台」があってこそ花開くもの。
そのための「土台」を、彼の個性を否定しない言葉で伝えていける親でありたい。
親子で、少しずつ「自分たちの言葉」を見つけていこうと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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追記(2026.3.6)
noteマガジン様の#最近の学び 記事まとめに追加していただきました。
ありがとうございました!
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