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からあげが、余るようになった。

時々無性に食べたくなる。

からあげ。

そうは言ってもアラフィフ。
揚げ物は、おなかのお肉を摘まんで、考えちゃう。

でも、今日は休み。
そして暑い。

キンキンに冷えたグラスに、氷たっぷり。
息子にもらった知多でハイボール。

う~ん。

からあげ、作るか。

我が家のからあげと言えば、これ。
息子が好きなこのレシピ。もう何度作ったかわからない。

山本ゆりさんのレシピは、簡単で美味しいものが多い!


昼間のスーパーは空いている。
外の暑さから逃げるように駐車場から速歩き。

カートに入れるのは、トマト、キャベツ。
お豆腐もなかった。ヨーグルトも。

お肉売り場で立ち止まる。

一番小さなパック。

子どもが二人とも家にいた頃は、鶏もも3枚くらい揚げてたな。
それでも、いつもぺろりと平らげていた。

いま、鶏もも1枚。それも小ぶりなものを選んでいる。

今日に限って、あまり小さなものがなくって、
ほどほどのサイズを購入。

家に帰って、まずはプシュッとビールを開ける。
それから、夕飯作りに取り掛かる。

あっという間に切って、下味をつけ終わる。

なんか、拍子抜け。


揚げても揚げても終わらない。
途中で油を足していたあの日は、もう帰ってこないのかな。

ほっぺたいっぱいにして、
「うっま」っていう声、しばらく聴いてないな。

最後の一個、決まって息子ふたりでじゃんけんだった。

そんなことを考えながら、気が付くと、からあげは揚がってた。


オットが帰宅。

「なんかいい匂いだね」なんて。
のんきに家に入ってくる。

シャワーを浴びてから、わたしの横。
キッチンで並んでビールを飲む。

きゅうりと茗荷の浅漬けをつまむ。

ほらほらって、小さなダイニングテーブルに向き合って座る。

そのころにはもう、ビールからハイボールに変わっていた。

平皿にからあげを盛る。

5つくらい余った。
昔なら、あっという間になくなっていた、
5つ。

「明日のお弁当、からあげでいい?」
そう聞くと、

少し顔を赤らめたオットが。

「ヨシッ」って小さくガッツポーズをした。


今の暮らしには。

鶏もも3枚は、もう多いけど。

少ないからあげを、ゆっくり食べよう。

残ったら、お弁当にいれたらいい。

なんなら、冷凍して、わたしの休みの日の昼ご飯にしたっていい。

からあげが残る。この貴重な体験を、堪能してみたらいい。


「ヨシッ」のオットと。

余った唐揚げと。

──悪くないじゃん。


🌿初めて遊びに来てくださった方へ🌿

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