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「くれないのやしお」とか色のお話と絵

「紅の八塩(くれないのやしお)」とは、紅花(べにばな)の染め汁に何度も何度も布を浸して濃く鮮やかに染め上げた、深みのある真っ赤な日本の伝統色の名前です。 

言葉の由来「八(や)」:数が多いこと。
「塩(しお・しほ)」:染め汁に「入(い)る(浸す)」という意味。
何度も染め重ねることで、深い色合いを引き出す手法やその色を指します。 

Copyright © 2025 伝統色のいろは(日本の色・和色)

日本の伝統色には、名前の通りに伝統から生まれた色や
自然と四季の感性から生まれたものなど
図鑑を見ているだけでも楽しいものが数多くあります。

たとえばTOPの画像の色。なんとも味わいのある色で
由来を読めば、なるほどと納得の説明。

もともと、「赤」は自分の好きな色
例えば金色も好きなので一緒にすると

こんな絵も描けます。

<夕焼けに金色の月が出たら>

まだ昼間の明るさが残っていて、明日は天気が良いようで
夕焼けがきれいな赤に染まっています。
金色の月からは表面が薄く剥がれ落ちて金粉のように
夕焼けの空を舞います。

絵の中で想像するのは自由。
楽しく美しく。

色の話に戻すと

漢字本文  呉藍之八塩乃衣朝旦穢者雖為益希将見裳
読み下し文 紅の八入の衣朝な朝ななれはすれどもいやめづらしも
訓み    くれなゐのやしほのころもあさなさななれはすれども
      いやめづらしも
現代語訳  紅色に深く染めた衣は毎朝着てなえてはいるが
      馴れた妻は一層心ひかれるよ。


別訳    何度も何度も染め抜いた衣のように
      毎朝毎朝なれてきましたが、ますます愛しく思います。
    (Copyright (c) 1995-2016 Tanoshii Manyoshu(たのしい万葉集)

奈良県立万葉文化館

   ちなみに「八」は『多い』という事を表しているらしいです。

この他にも「日本の伝統色」は
それぞれに深い由来を持っていたり、とても興味深いものです。

ゆっくりと時間を作れる時
昔に心を飛ばして、色の世界を味わってみる。
とても楽しい事だと思います。


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