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【1500字要約】難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!

誰もが一度は夢見る「経済的自由」。

しかし、日々の生活費や税金に追われる中で、「1億円なんて夢のまた夢」と諦めている人は多いのではないでしょうか。

橘玲氏と大橋弘祐氏の共著『難しいことはわかりませんが、1億円貯める方法を教えてください!』は、そんな私たちに「超現実的な資産形成のルート」を提示してくれる一冊です。

特別な才能がなくても実践できる、資本主義のハック術とも言えるエッセンスを紐解いていきます。

会社員のままではお金持ちになれない残酷な現実

本書が突きつける最大の事実は、「サラリーマンのままお金持ちになるのは至難の業」という冷酷な現実です。

日々の業務に追われ、昇給に向けてどれだけ努力しても、給与が上がれば上がるほど、税金と「社会保険料」という見えない負担が容赦なく重くのしかかります。

源泉徴収というシステムの中で、国に先取りされる仕組みの中にいる限り、どれだけ日々の節約を頑張っても資産拡大のスピードにはどうしても限界が訪れます。

この「構造上の壁」に気づくことが、すべてのスタート地点なのです。

資産形成の王道と「無駄な防御」の排除

では、具体的にどう動くべきなのでしょうか。

最初のステップは、誰もが知る「資産形成の王道」の徹底です。

新NISAなどの非課税枠をフル活用し、「全世界株式(オルカン)」や「S&P500」などの優良なインデックスファンドに投資して、あとはひたすら待つ。

複利の力を味方につけるため、複雑なチャート分析や短期的な金融知識は一切不要だと断言されています。

同時に極めて重要なのが、「ぼったくり商品」を生活から徹底的に排除すること。

特に貯蓄型保険や、過剰な医療保険・がん保険は、日本の手厚い高額療養費制度を考慮すれば基本的には不要です。

「投資で増やす」こと以上に、「無駄に取られない」仕組みを作ることが、富裕層への第一歩となります。

究極の裏ワザ「個人事業主+マイクロ法人」

本書のハイライトであり、会社員という強固な壁を突破する最強のソリューションが「2つの財布(人格)を持つ」という戦略です。

具体的には、会社員を卒業してフリーエージェント(個人事業主)となり、同時に「マイクロ法人(プライベートカンパニー)」を設立します。

法人の役員報酬をあえて最低限に設定することで、個人として負担する社会保険料を極限まで抑えます。

その一方で、事業に必要な支出(通信費や家賃の一部など)を法人の経費として計上します。

これにより、手元に残る可処分所得を合法的に最大化できるのです。

これは決してグレーな手法ではなく、資本主義のルールを正しく理解し、税と社会保険料を最適化する「知のハック」と言えます。

老後不安を消し去る「生涯現役」という最強のカード

この仕組みを作れれば、世間を騒がせる「老後2000万円問題」に怯える必要もなくなります。

会社員には定年退職という明確な期限がありますが、個人事業主や法人代表に定年は存在しません。

自分の裁量とペースで生涯にわたって働き、稼ぎ続けることができれば、そもそも老後資金を大きく取り崩す必要がなくなります。

お金持ちが最も恐れるのは、株価の暴落ではなく「やることがなくなること」だといいます。

長く社会と関わり、自分のスキルで価値を提供し続けることこそが、精神的にも経済的にも最強の老後対策なのです。

行動経済学の研究によれば、人間の幸福度は「年収800万円、資産1億円」あたりで頭打ちになります。

つまり、私たちが本当に目指すべきは、使い切れないほどの大金を手に入れることではなく、「お金の不安」や「理不尽な人間関係」「意に沿わない仕事」から解放されることです。

特別な才能がなくても、正しい知識と少しの行動力があれば、誰でも経済的自由というゴールに到達できる。

そんな希望を教えてくれる本書をヒントに、まずは目の前の「取られない仕組み」から見直してみませんか。

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