EVE burst errorのようなマルチサイトシステムが好きだった人におすすめしたいミステリー小説「ぎんなみ商店街の事件簿」

「今までに衝撃的だったゲームを5つ挙げろ」
と言われたら、僕の場合はEVE burst errorが有力候補になります。

一見まったく異なる事件を追いかけているうちに次第にその事件が交差していき、1つの巨大な事件の全容が見えてくる…というマルチサイトシステムが醍醐味のこのゲーム、好きな人も多いんじゃないでしょうか?

面識のない2人がネットワーク上で協力してハッキングを行う名シーンは、とても痺れましたし、切なくも愛おしいラストシーンは今でも心に深く刻み込まれています。

EVE burst errorのような「異なる視点から事件を追う」というタイプの話が好きな人に、ミステリー小説「ぎんなみ商店街の事件簿」をおすすめしたいです。

BROTHER編とSISTER編の2冊から成り立っていて、ぎんなみ商店街に住む『とある兄弟』『とある姉妹』が、一見別々の事件に巻き込まれます。

しかし、2冊通して読むと兄弟と姉妹が追っていた事件の関りが読者にだけわかる仕組みとなっています。まさにマルチサイトシステムの小説版と言える作品です。

2つの編に共通して登場する人物も、視点によってまるで違う印象になるのも面白いです。

商店街を舞台にした事件なのでEVEのような壮大さやハードボイルドさはありませんが、マルチサイトならではの気づき、裏切られ感は共通しています。

かつてEVE burst errorのマルチサイトシステムで心震える体験をした人にこそ、読んで欲しいミステリー小説です。

※BROTHER編とSISTER編どちらから読んでも大丈夫な構成になっているので、好きな順番で読んでみてください。


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