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東野圭吾先生...ありがとうございました

……うそやろ?

あまりに突然すぎて、声出ぇへんかった。
好きな人は、みんなそんな感じやったんちゃうやろか?

「好きな作家は誰?」

そう聞かれたら、ワイは迷わず東野先生を挙げる。

好きな漫画家やったら迷う。
けど、小説家はちゃう。

ワイにとっては、この人しかおらん。

生まれは同じ大阪。
しかもかなり近所。
理系出身で、笑いも好き。

30年、勝手にシンパシー感じてた。

漫画しか読まへんかったワイが、
「小説」っちゅう世界に足を踏み入れるきっかけをくれた人でもある。
氷河期世代、同じ人多いんちゃうやろか?

ずっと大大大ファン。
これからも。

最初に読んだ作品は、「あの頃僕らはアホでした」やった(次が放課後)。

高一の昼休み、焼きそばパンをかじりながら、夢中で笑いながらページをめくってたん思い出す。


……


68歳。

先生早すぎるで。

読者を驚かせる天才ではあったけど、これは中々に受け入れられへんで。


「東野圭吾 ランキング」

こんな記事、昔からよう見る。

けど、昔からのファンやったら分かると思うけど、
ランキングなんか、つけられへんねん。

どの作品もおもろいからや。

乱歩賞獲った、犯人の動機がエグい「放課後」にはじまって、

本格もん、社会派、ヒューマン、
ちょっとSF・理系全開系、
ユーモア短編…

ジャンルはほんまに幅広い。

けど、どの作品にも共通しとるもんがある。

「読者の価値観を揺さぶる展開を、必ず用意しとる」

これや。

だからみんなを虜にすんねん。
ワイも本買う度、楽しみにしとった。

推理小説家ゆうても、
フーダニット(犯人探し)だけやないねん。

善悪、愛情、復讐、人間の本質……

毎度テーマ用意しては、読者の「当たり前」をひっくり返してくるんや。

「AI時代、人間がAIに負けへんためには何が必要なんやろ?」

そのヒントは東野圭吾作品に詰まっとると思う。

ほんまやで…

ちょっと熱くなりすぎてもうた……

そうか…
先生、死んでもうたんか.

ランキングやないけど、あえてワイのベスト(順不同)を挙げるなら、

  • 白夜行

  • 幻夜

  • パラレルワールド・ラブストーリー

  • 変身

  • 分身

  • 宿命

  • 放課後

  • 天空の蜂

  • 魔球

  • あの頃僕らはアホでした

パッとおもいつく限りやけど、
このあたりかな。

ほかにも印象に残っとる作品は山ほどある。

・卒業
・同級生
・学生街の殺人
・悪意
・むかし僕が死んだ家
・手紙
・名探偵の掟
・誰かが私を殺した
・犯人のいない殺人の夜
・鳥人計画
・十字屋敷のピエロ
・仮面山荘殺人事件
etc…

ほんで、
東野先生は短編集も秀逸やねん。

前に述べた『あの頃僕らはアホでした』はもちろん、

『笑小説』シリーズ、
『天使の耳』は絶対おすすめや。

さらに、

『ブルータスの心臓』
『11文字の殺人』
『回廊亭殺人事件』
『香子の夢―コンパニオン殺人事件』

こういう00年代以前のどのランキングにあがってこうへん作品を読んでも、
「ああ、東野圭吾やな」と思わせる味・面白さがしっかりあんねん。

そうか…
東野先生…

今までたくさんの驚きと感動、ほんまにありがとうございました。
あらためて、先生の作品を一冊ずつ読み返させてもらいます。


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