【開業10年】道南いさりび鉄道の未来へ。サイクルガイドが提案する「鉄路×自転車」で繋ぐ新しい道南の旅。
こんにちは。函館北斗の街歩きガイド、北斗のけんちゃんです。
歴史的な街並みを歩く「街歩きガイド」として、そして道南の風を切って走る「サイクルガイド」として、私は常々考えていることがあります。
それは、私たちの日常を支える「道南いさりび鉄道(いさ鉄)」には、まだまだ無限の可能性が眠っているのではないか、ということです。
先日、STVニュース北海道で放送された特集動画『生活支える「道南いさりび鉄道」開業10年!』を視聴し、改めてその想いを強くしました。
(動画は本文の最後に)
🎒 高校生の日常と、厳しい経営の現実
動画では、木古内から函館へ通う高校生たちが、車内で朝食を食べたり勉強したりする微笑ましい日常が描かれています。
一方で、沿線の人口減少により、年間2億円規模の赤字を補填しながら走り続けるという厳しい現実も映し出されています。
「なくなったら困る」という地元の切実な声を守るために、観光列車「ながまれ海峡号」や海外誘客など、いさ鉄の皆さんは必死の努力を続けています。
🚲 ガイドの視点から提案:「サイクルトレイン」の可能性
ここで、サイクルガイドの立場から一つ、未来へのワクワクする提案をしてみたいと思います。
それは、自転車を解体せずにそのまま車内に持ち込める「サイクルトレイン」の本格導入です。
道南、特に北斗から木古内にかけての沿線は、津軽海峡を横目に走る絶好のライディングコース。
しかし、初心者にとって「片道50kmを往復する」のは少しハードルが高いものです。
もし「いさ鉄」がサイクルトレインの定期運航を実施してくれたら……。
往路は自転車で。 海を眺めながら 追い風を感じながら、自分のペースで木古内へ。
復路は列車でゆったり。眺めながら函館・北斗へ戻る。
これなら、体力に自信のない方や観光客の方でも、手軽に「サイクルツーリズム」を楽しめます。
駅から始まるガイドツアーができれば、地域経済への波及効果も期待できるはずです。
⚓️ 歴史の「点」を、鉄道で「線」にする
街歩きガイドとしても、いさ鉄は最高のツールです。
上磯のセメント工場や茂辺地の歴史的な風景など、各駅に降り立つことで見えてくる物語がたくさんあります。
「ながまれ海峡号」のような特別な非日常だけでなく、自転車やガイドといった「体験」と掛け合わせることで、いさ鉄はもっともっと面白くなる。
動画を見て、その確信が深まりました。
✨ 私たちにできること
動画の最後、受験生を応援する駅員さんの姿に、地域鉄道の「温かさ」を感じました。
この温かな鉄路を守るために、私たちガイドも新しい旅のスタイルを提案し続けていきたいと思います。
皆さんも、まずはこの動画で「いさ鉄」の今の姿を知ってみませんか?
そして、列車に揺られながら「自分ならどんな旅をしてみたいか」と想像を膨らませてみてください。
