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試験前日は「終わらせる日」ではなく「整える日」

  • 前日は新しい問題集を開かず、これまでの知識を軽く確認するだけにとどめましょう。

  • 持ち物、会場までの経路、当日のスケジュールを、この日のうちに具体的に決めておきます。

  • 徹夜や夜更かしは逆効果。前日はしっかり睡眠をとることを最優先にしてください。

  • 前日は「最後の追い込みをする日」ではなく、「これまでの努力を整えて本番に備える日」と捉え直しましょう。

宅建合格labです😊 Day28では試験1週間前の過ごし方を扱いましたが、今日のDay29は、いよいよ「試験前日」です。 「前日は何をすればいいのか、逆に何をしてはいけないのか分かりません」というお声、この時期になると一気に増えてきます。

行政書士として国家試験の前日を何度か経験してきた立場から言うと、前日にやるべきことは、勉強よりもむしろ「整えること」にあります。今日は、当日に実力を発揮するための前日の過ごし方を整理していきましょう。

📖学習は「軽い確認」にとどめる「新しい問題集は開かない」

試験前日は、新しい問題集や見たことのないテキストに手を出すのは避けましょう。前日に初めて見る問題で間違えてしまうと、それまで積み上げてきた自信が一気に揺らいでしまいます。せっかくここまで学習を重ねてきたのですから、前日は「これまでの自分を信じる日」として過ごすことが大切です。

とはいえ、まったく何もしないというのも落ち着かないという人も多いはずです。前日にやるとよいのは、Day22で扱った報酬額制限の計算方法や、Day25で扱った統計の数字など、数字に関する暗記項目を軽く見直す程度の確認です。すでに「消す学習」で仕上げてきた過去問についても、正誤の判断根拠をサラッと思い出す程度に触れておくと、知識が新鮮な状態で本番に臨めます。

前日は「新しく覚える日」ではなく、「これまでの知識を軽く思い出す日」と位置づけましょう。

理解が曖昧な論点を見つけてしまっても、前日に無理に理解しようとするのはおすすめしません。むしろ、そこにこだわって時間を使ってしまうと、他の準備がおろそかになったり、精神的な余裕を失ったりする原因になります。「わからないところがあっても、今の実力で十分に戦える」と割り切ることも、前日の大切な心構えです。

🎒持ち物と会場の最終確認「当日にあたふたしないために」

前日のうちに済ませておきたいのが、当日の持ち物と会場への行き方の確認です。受験票、筆記用具、腕時計(通信機能のないもの)など、必要な持ち物は前日までにすべて準備し、鞄に入れておきましょう。当日の朝にバタバタと準備をすると、それだけで心の余裕が失われてしまいます。

会場までの行き方についても、可能であれば事前に下見をしておくと安心です。試験当日と同じ曜日・同じ時間帯に下見をしておくと、実際の交通状況も把握できるため、より確実な準備になります。もし下見が難しい場合でも、前日のうちに経路や所要時間、最寄り駅からの道のりを地図アプリなどで確認しておくだけでも、当日の不安はかなり軽減されます。

持ち物と会場までの経路は、前日のうちに具体的に確認しておきましょう。当日の余裕につながります。

あわせて、当日の朝のスケジュールも具体的に決めておくことをおすすめします。何時に起きて、何を食べて、何時に家を出るのか。直前に見直す項目は何にするのか。こうした流れをあらかじめ決めておくことで、当日は余計なことを考えずに、試験だけに集中できるようになります。

😴前日はしっかり眠る「徹夜は逆効果」

前日になると、「最後にもう少しだけ」と夜遅くまで勉強を続けたくなる気持ちが出てくるかもしれません。しかし、これは避けた方がよい行動です。睡眠不足の状態で試験に臨むと、集中力が低下し、本来であれば解けるはずの問題でミスをしてしまうリスクが高まります。

前日はできるだけいつもと同じ、あるいはいつもより少し早めに就寝することを心がけましょう。緊張してなかなか寝付けないという人も少なくありませんが、その場合でも、目を閉じて横になっているだけで身体を休めることができます。無理に眠ろうと焦らず、リラックスして過ごすことを意識してください。

前日の食事についても、消化によいものを選び、いつもと違う特別なものを試すのは避けた方が無難です。体調を崩してしまっては、これまでの努力が本番で発揮できなくなってしまいます。

🍚前日を「整える日」として過ごす

試験前日は、勉強を「終わらせる日」ではなく、これまでの努力を「整える日」として捉え直すことをおすすめします。持ち物と経路を確認し、生活リズムを整え、軽い復習で知識を新鮮な状態に保つ。この3つができていれば、前日にやるべきことはほぼ済んだと言ってよいでしょう。

験担ぎとして、好きな縁起のよい食事をとるのもよい気分転換になります。大切なのは、前日を必要以上にストイックに過ごしすぎず、適度にリラックスしながら、心身ともに整った状態で本番の朝を迎えることです。

✅今日の確認問題で理解度をチェック

問題:宅建試験前日の過ごし方に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
①前日は最後のチャンスなので、新しい問題集を開いて未学習の論点を潰すべきである
②持ち物や会場までの経路は、当日の朝に確認すれば十分間に合う
③前日はできるだけいつも通り、あるいはやや早めに就寝し、睡眠を優先すべきである
④前日に理解が曖昧な論点を見つけたら、時間をかけてでも完全に理解してから眠るべきである






正解は③です。前日は睡眠を優先し、本番でのパフォーマンスを最大化することが重要です。①は前日に新しい範囲を広げることのリスクを見落としています。②は当日の朝にあたふたする原因になりかねません。④は曖昧な論点にこだわりすぎることで、他の準備や休息の時間を圧迫してしまうリスクを見落としています。

いかがでしたか?前日は「これ以上詰め込む日」ではなく、「これまでの自分を信じて整える日」です。落ち着いて、当日に備えましょう。

明日のDay30では、いよいよSeason2の最終回として、試験当日の過ごし方を取り上げます。試験開始から終了まで、当日の立ち回り方を具体的に確認していきます。

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