【連載】日本神話を彩る『天の剣』たち《第12話》 神剣と共にあった一族《前編》 from ロマン派史説
さて
前回 で
3本の『天の剣』の物語に
ひと区切りついた
ここまで
スサノオ や ヤマトタケル など
数々の英雄を
見てきたわけやけど
それら物語に
ちょいちょい顔を出してた
一族がおったやろ?
石上神宮で
ハバキリを祀り
香取神宮で
フツヌシと繋がり
タケルの命を救った
オトタチバナヒメの先祖
物部氏(もののべうじ)
天の剣を
陰で支え続けた一族
ついに
主役として語るで🔥
▼この記事を1枚にまとめると

✦ ✦ ✦
第一章:
武と法を司る一族

物部氏は
古代日本の最有力豪族のひとつや
最大の特徴は
「武」と「法」
このふたつを
同時に握っとったことやねん
ひとつは
軍事
鉄器や兵器の
製造や管理を一手に担う
いわば
ヤマト王権の国防省や
もうひとつは
法の番人
罪人を裁いたり
刑罰を執行したりする司法の役割
いわば
ヤマト王権の最高裁判所であり
法務省であり警察庁や
この二分野における
祭祀を取り仕切っとったんが物部氏や
政と書いて
『まつりごと』と読むやろ?
神様を祀る(まつる)こと(祭祀) と
政治を行うこと」 は
古代においては
同一の行いとして捉えられとった
武器を握り
司法と警察権を掌握する一族
国家の
武と法を司る最強集団や
これは
めちゃくちゃ強い立場やで😎
その象徴が
物部氏の総氏神
石上神宮(いそのかみじんぐう)
ここは
ただの神社やないねん
ヤマト王権の
武器庫
つまり
国家武力の要やってん
一族の神を祀る聖地が
国家における最高軍事拠点でもあった
しかも
古事記に出てくる神宮は
伊勢神宮と石上神宮のみしかない
物部氏の重要性を
象徴する様な場所やったわけや
ほんで
この石上神宮こそ
本シリーズで登場した神剣たちにとって
縁が深い場所なんやけど
その話は
次の章でじっくり話そうと思う
✦ ✦ ✦
第二章:
魂を操る一族

物部氏には
もうひとつの顔がある
それを解く鍵が
「物部」という名前そのものやねん
「部」は
職能集団を表す
ポイントは
「モノ」の方やねん
この「モノ」が示す意味としては
二つの説がある
ひとつは
兵(もののふ)の「モノ」
つまり
武を表すという説
そしてもうひとつが
「鬼」と書いて「モノ」と読む古代日本の概念
目に見えん霊や精霊の力を
「モノ」と呼んだ
現代語にも残る言葉で言うと
物の怪(もののけ)の「モノ」やな
つまり
物部氏は武器に宿る
目に見えない強力な霊力(モノ)を操る一族
とも
読めるわけや😎
実際
物部氏は
鎮魂祭(みたましずめのまつり)という
呪術を司っとった
タマフリ(魂振り)という
外から魂を揺さぶり活力を注入する
という
ステップと
タマシヅメ(魂鎮め)という
注入されたエネルギーを体に定着させる
という
ステップからなる儀式やねんけど
なんと
石上神宮では
今なおその儀式は行われており
宮中でも
毎年11月の新嘗祭(にいなめさい)の前夜に
天皇陛下の健康と長寿を祈る
物部氏直伝の鎮魂祭が執り行われとる
(古代から続く神事って凄ぇ😎)
ほんで
驚愕すべきは石上神宮の鎮魂祭
物部に伝わる
十種神宝(とくさのかんだから)を使う
これを使う
布留の言(ふるのこと)という呪文には
なんと
死者すらも
蘇らせる力があるとされた
▼布留の言(ふるのこと)
一二三四五
(ひと、ふた、み、よ、いつ)
六七八九十
(む、なな、や、ここの、たり)
布留部 由良由良と 布留部
(ふるべ ゆらゆらと ふるべ)
物部は
そんな秘術を受け継ぐ一族やった
このシリーズでは
剣に神威や神霊力が魂が宿って神化する
と語って来たけど
武器と霊力を司る物部氏と
神剣ってめっちゃ相性がええと思わん?
次の章から
いよいよ神剣との繋がりを話すで!
因みに
この十種神宝
実は
物部の祖神が
天から授かったものとされとる
この話も深掘りしたいけど
今回の構成を考えると入れ難いので
次回の後編で
祖神の正体も含めて話すわ
楽しみにしとって😁
✦ ✦ ✦
第三章:
石上神宮の神剣たち

ほな
いよいよ本題や
物部氏の総氏神
石上神宮
ここに祀られた
神剣たちを見ていくで
▼一振り目
布都斯魂(ふつしみたま)
これ
覚えとるやろか?
スサノオが
ヤマタノオロチを斬った剣
天羽々斬《アメノハバキリ》
やね
ほんで
オロチ退治のあと
どうなったんかっていうと
実は
石上神宮に納められたんよ
つまり
ハバキリを守ってきたんは
物部氏やったわけや
▼二振り目:
布都御魂(ふつのみたま)
こっちは
神武東征を救った神剣や
建御雷神《タケミカズチノカミ》の
愛剣としても有名
神武天皇が
熊野で危機に陥った時
天から降りてきて
軍勢を蘇らせたという伝説の神剣や
この布都御魂を
神武天皇から託されて
宮中で祀ったのが
物部の遠祖 ウマシマジ
後に
物部の祖イカガシコオが
石上神宮へ遷した
つまり
布都御魂も
物部氏が守ってきたわけや
スサノオの 布都斯魂 と
神武天皇を救った 布都御魂
二振りの神剣を
物部氏はずっと守り続けてんねん
▼謎の神宝
七支刀(しちしとう)
石上神宮には
もう一つとんでもないお宝がある
枝分かれした
六つの刃を持つ
実用不可能なふしぎな剣
七支刀
これは
百済(くだら)から
贈られた神宝やと言われとる
つまり
物部氏は
朝鮮半島の王朝とも繋がっとった
国内の武器庫を
押さえるだけやのうて
国際交流まで
担っとったわけや
天の剣を守り
海外の神宝まで預かる
物部氏が
いかに古代日本の中枢やったか
なんとなく
イメージ出来てきた?
✦ ✦ ✦
第四章:
東国と物部の所縁

この章では
物部氏の強大な影響力について語る
まず
影響範囲やねんけど
物部氏の影響力は
近畿地方だけに留まらへんかった
なんと
東国(関東)にまで
及んどった
その証拠が
千葉の 香取神宮(かとりじんぐう)や
主祭神は
経津主神《フツヌシノカミ》
ここで
ピンときた人は鋭い😎
フツヌシにも入っている
『フツ』と言う音は
布都御魂(フツノミタマ)
布都斯魂(フツシミタマ)
に入っている『フツ』という言葉と同じ
『断ち切る力』を意味する
奈良にある石上神宮の御神体と
千葉の香取神宮の主祭神が同じく属性やねん
これが何を意味しとるんか?
一説によると
フツヌシは
もともと物部氏の祖神やったらしい
つまり
香取神宮は
物部が東国に打ち込んだ軍事拠点
っていう
考え方が成立すんねん
また
別の接点でいうと
ヤマトタケルの妃で
窮地を救う為に走水の海に身を投げた
オトタチバナヒメ
彼女は
穂積氏(ほづみうじ)の娘や
穂積氏は
物部氏と同じ祖神を持つ同族やねん
つまり
東国遠征を成し遂げた
ヤマトタケルも
物部の血と
無縁ではなかったわけや
✦ ✦ ✦
第五章:
八十物部 全国に散った一族

前章では
物部氏の東国への影響力を語った
でも実は
物部氏の広がりは
そんなもんやなかったんや
物部氏には
こんな異名があるんや
八十物部(やそもののべ)
「八十」は
数えきれんほど多いという意味
つまり
無数の物部一族が
全国に散らばっとったちゅうことやねん
彼らは
各地で 国造(くにのみやつこ)
現代風に言うと
地方統治における現場指揮官として
その土地を治めとった
凄ない?
中央で
武力と法を握り
地方には
無数の同族を配置しとる
ヤマト王権の全国支配を支える
実働部隊やったわけや
今でも
全国に物部神社や石上神社が点在しとる
全国に
物部の足跡が残っとる
天の剣を守り
魂の秘術を継ぎ
軍事と警察と地方統治の
実行力を司る
物部氏は
古代日本を支えた巨大豪族やった
しかし
この一族は
歴史の表舞台から姿を消してまう
何があったんや🤔?
その答えは
後編でたっぷり語る事にするわ
✦ ✦ ✦
最後に

天羽々斬(アメノハバキリ)
布都御魂(フツノミタマ)
フツヌシ
オトタチバナヒメ
神剣を巡る物語には
物部氏は欠かせへん存在やった
因みに
物部氏の
総氏神である石上神宮の境内にある摂社
出雲建雄神社(いずもたけおじんじゃ)
その御祭神は
草薙剣の荒魂(あらみたま)とされとる
ここでも
神剣は物部氏に関わっている
なぜ物部は
これはほどまでに『天の剣』と関わるんか?
その答え
実は一族の「出自」に隠されとる
鍵を握っとるのは
物部氏の祖神
それは
ニニギより先に天から降りてきた
別系統の天孫と言われとる
(えっ⁉︎天孫は皇室の祖神だけじゃないの?)
次回
《後編》もう一つの天孫
物部氏
最大のロマンに迫るで
お楽しみに!
筆者:Khaosan
波乱万丈な人生はこちら
【次回記事】

神剣と共にあった一族《後編》
【付録】 まとめ資料
【Khaosanの舞台裏】
大学中退のバンドマンが、遅めの社会デビューから叩き上げて、マニラで散って、再生して、20年を越えるBiz-dev人生の修羅場を通じて《日本精神》に辿り着いた。
その真相と現代ビジネスに効く独自考察を高尾から発信してます!
そんな Khaosan の 波乱万丈な人生 とこれまでの 全考察記事一覧 は、このリンク先で包み隠さず大公開中やで 😁
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📝 この記事について
この記事は学術的な通説とは異なる点を多く含んでおります。あくまで一つの「妄想」として楽しんでもらえたら嬉しいです。
この記事は、AI戦略アシスタント「コマちゃん」との対話をベースに執筆しました。
Khaosan / 2026年7月
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