「頑張る人」が壊れてしまう理由。
私は昔、「頑張れること」は長所だと思っていました。
頼まれた仕事は断らない。
残業も当たり前。
周りに迷惑をかけたくない。
少し苦しくても、「もう少し頑張ろう」と自分に言い聞かせていました。
だから、うつ病になるなんて、自分には関係ないと思っていたんです。
でも今振り返ると、私は「頑張れる人」ではなく、「頑張ることをやめられない人」でした。
「頑張る人」が壊れる理由①:限界が分からなくなる
頑張ることが習慣になると、「今日は疲れている」という感覚を無視するようになります。
少しつらい。
でも、まだ頑張れる。
眠れない。
でも、仕事には行ける。
食欲がない。
でも、そのうち戻る。
こうして、小さなサインを「気のせい」にしてしまいます。
理由②:「助けて」が言えない
頑張る人ほど、責任感があります。
だから、
「迷惑をかけたくない」
「自分がやれば早い」
「弱いと思われたくない」
そんな気持ちから、誰にも相談できません。
私もそうでした。
理由③:自分の価値を仕事だけで決めてしまう
当時の私は、
仕事で評価されることが、自分の価値だと思っていました。
だから、失敗するのが怖い。
期待に応えたい。
休むことに罪悪感がある。
いつの間にか、「働くために生きる」状態になっていました。
理由④:「頑張る=美徳」という思い込み
子どもの頃から、
「努力は裏切らない」
「頑張る人は偉い」
そんな言葉をたくさん聞いて育ちました。
もちろん、それ自体が悪いわけではありません。
でも、「休むこと」や「助けを求めること」も同じくらい大切だと、私は後になって知りました。
私が学んだこと
うつ病になって気づいたのは、
頑張ることよりも、
「やめる勇気」
「休む勇気」
「助けを求める勇気」
この3つのほうが、ずっと難しいということです。
もしこの記事を読んで、
「最近ずっと頑張り続けているな」
と思ったなら、一度だけ自分に聞いてみてください。
「私は、本当に頑張りたいから頑張っているのか。それとも、頑張ることをやめられないだけなのか。」
この問いへの答えは、人それぞれ違うと思います。
でも、私にとっては、この違いに気づけたことが、回復への第一歩でした。
