女性でも年収500万、デンソー期間工の本音
工場で働くって聞くと、汗くさい男だらけの世界を想像するだろ?
実際、ほとんどの自動車工場はその通りだ。女性の比率なんて5%もいかない現場がいくらでもある。
ところがデンソーは、同じ自動車関連なのに様子が違う。
昼の食堂をのぞくと、女性が半分近くを占めてる日も珍しくない。
なんでこんなことになってるのか、現場の温度を知ってる立場から、きれいごと抜きで話していく。
なぜデンソーは「工場なのに女が多い」のか
結論から言うと、扱ってる物が小さいからだ。
完成車メーカーみたいに重いボディやエンジンを相手にするんじゃなく、デンソーは手のひらに乗るような電子部品を作ってる。だから腕力勝負になりにくい。
軽作業の正体は、手のひらサイズの部品だった
「軽作業」って言葉、求人だと便利に使われすぎてて逆に怪しいよな。
でもデンソーの場合は中身がはっきりしてる。
ウェハーやマイクロチップみたいな精密部品を、機械にセットして、加工が終わったら取り出して、次の工程へ流す。これの繰り返しだ。

持つ部品はせいぜい1kg前後。
その代わり、1人で機械を8台くらい受け持って、ラインの間をちょこちょこ歩き回ることになる。重さで潰れる仕事じゃないが、立ちっぱなしで足腰には地味にくる。
力仕事じゃない代わりに、慣れるまでは足と腰との戦いになるってのは先に言っておく。
ここは元の記事でもサラッと触れられてるが、実際の作業イメージがわかないと応募の判断ができないだろ。
デンソーが女性に人気な理由のおさらいはこちらも合わせて読むと、全体像がつかめるはずだ。
女が居着く理由は、結局のところ金と環境
女性比率は工場全体で20%近く、部署によっては男女比が7:3まで寄る。
これだけ女が集まるのには、ちゃんとした理由がある。
まず金だ。デンソーは女性でも年収500万円台が現実的に狙える。
同じラインに入ってた女性が「手取りで30万くらいになる月もある」と言ってたし、半年の満了金で30万前後がドンと入る。

男と同じ仕事をして、同じ金額がもらえる。工場のいいところは、性別じゃなく出勤と作業量で評価が決まるところだ。
もう一つが定着率。デンソーの定着率は90%と言われてる。入ってすぐ辞める人間が少ないってことは、それだけ働き続けられる環境だってことだ。
職場の雰囲気も悪くなくて、班長の指導が丁寧だったって声もよく聞く。
女性が一番気にする「本音の悩み」に答える
ここからが本題だ。
求人票には書いてない、女性ならではの悩みに正直に答えていく。
デンソーマンとの出会い、狙うのはアリだ
「職場で結婚相手を見つけたい」、これを口に出すと笑われそうで黙ってる人、けっこう多いだろ。
でも俺は、アリだと思う。むしろ賢い。
考えてみろ。
デンソーには手に職を持って、平均以上に稼ぐ男がゴロゴロいる。将来正社員になる見込みのある若い男も多い。
合コンで素性のわからん相手を探すより、毎日顔を合わせて人柄が見える分、よっぽど安全だ。

収入が安定した相手と自然に知り合える環境は、それ自体が立派な待遇と言ってもいい。
シングルマザーで日勤だけ、現実はどうか
夜勤ができない、子どもの預け先がいる、急に休むかもしれない。
シングルマザーが工場で働くときの壁は、だいたいこの3つだ。
正直に言う。
最初から「日勤のみ」で簡単に通るほど甘くはない。交替勤務が基本の世界だからな。
ただ、デンソーの女性のうち数%は常昼勤務で働いてる。給料は夜勤手当がない分下がるが、夜勤なしという働き方そのものは存在する。
それと会社の中に託児所がある。「たっちっちハウス」という託児所は早朝や夜間でも子どもを預けられる。
預け先の問題を会社側がある程度カバーしてくれるのは、子持ちにとってかなりデカい。
妊娠・産休、契約社員でも取れる
これは勘違いしてる人が多いから、はっきり書く。
産休や育休は正社員だけの特権じゃない。期間工みたいな契約社員でも、法律で取得できると決まってる。
デンソーは産前産後休暇、育児休職、6時間の短時間勤務、子どもの看護休暇まで揃ってる。在職中に妊娠したからって、すぐ辞めなきゃいけないわけじゃない。
まずは上司に相談する、それが最初の一歩だ。
見落とすと後悔する「寮」の当たりハズレ
元の記事ではあまり踏み込まれてないが、女性こそ寮を気にしたほうがいい。
住む場所で工場生活の満足度は本当に変わる。
3人相部屋とワンルーム、この差がデカい
デンソーの寮には大きく2タイプある。
1つは3人相部屋。個室は一応あるが、洗面台やトイレ、洗濯機を3人から4人で共有する。古い和室が多くて、朝の洗面台が混む。
もう1つがワンルーム寮、いわゆる当たり寮だ。
完全個室の洋室で、安城市の啓和寮や西尾市の青雲寮あたりが該当する。同じ会社の寮でも、ここまで差がつく。

配属は第2希望まで出せるが、最後は会社側が決めるから、こればっかりは運の要素もある。
女性専用寮はセキュリティが固い。
ICカードで管理されてて、男が立ち入れば即アウト、違反すれば退寮処分だ。部屋にシャワーが付いてる寮もあって、夜遅くに大浴場まで歩く必要がない。
女が安心して眠れる環境が用意されてるのは、地味だけど一番大事なところだ。
ちなみに車の持ち込みは入社から6ヶ月たたないとできない。
寮の周りは正直、田舎で娯楽が少ない場所も多い。最初の半年はバスと自分の足が頼りになるから、そこは覚悟しておけ。
まとめ:強くしなやかに働きたいなら、悪くない選択だ
日本の法律は、子どもがいる女性でも働き続けられるように作られてる。
デンソーはその最低ラインを超えて、産休も託児所も寮の無料化まで用意してきた。だから女が居着くし、比率も高くなる。それだけの話だ。
もちろん楽な仕事じゃない。
立ちっぱなしで足腰は疲れるし、配属や寮には運もある。
でも、男と同じだけ稼げて、子どもを育てながらでも続けられる工場って、探すと意外と少ない。
稼ぎと暮らしを両方あきらめなくていい、それがデンソーの強みだ。
工場仕事で人生を立て直したい、しっかり貯金したい、そう思ってるなら、候補に入れて損はない。
デンソー期間工が女性に選ばれる理由の全体像はこちらから、自分の状況と照らし合わせてみてくれ。
動くかどうかを決めるのは、最後はあんた自身だ。
