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来世はトランシルヴァニアの爆美女貴族令嬢にしてくださーい!!@ルーマニア

長い冬眠から目覚めました🐻。
どうも、旅には行くのにブログは書かないことでおなじみのイブン・バットゥータです⭐️。旅の記憶が風化するスピードと、ブログ更新速度のチキンレースを続けた結果、危うくトランシルヴァニアの記憶がレガシーになるところでした🍃。というわけで今回はルーマニア旅第二弾。
ドラキュラの故郷(たぶん)であり、シルバニアファミリーの故郷(違う)のトランシルヴァニア編をお届けします✊。


ドラキュラの城で異世界転生先を探す🧛

前回あまりにも修羅場が多かったブカレスト旅でしたが、今回は違います。今回は優雅です。中世です。お城です🏰。
そう、トランシルヴァニアです。

今回は2つのお城(ブラン城、ペレシュ城)を訪れたのですが、実は時期(8月中旬)がちょうどルーマニアのお盆みたいな連休シーズンで、前日の夜は友人と二人でチケットサイトとにらめっこしながら、
「残り2枚!」「うわ消えた!!」「まだある!!」
と、入場券争奪戦を繰り広げていました。この時期に行く人は要注意なので、チケットサイトのリンクを貼っておきます↓↓


ブラン城:PROGRAM & TICKETS - Bran Castle
ペレシュ城:
Program si taxe · Muzeul National Peleș


目指すはトランシルヴァニア地方。ちなみに私はこの時まで、
「トランシルヴァニアってドラキュラのところでしょ?🧛」
くらいの認識でした。
しかし調べてみると、あの大人気有名玩具
『シルバニアファミリー🐰』
も同じ語源が由来で、ルーマニア語で「森の向こう側」という意味。
つまり私の脳内では、ドラキュラ伯爵とシルバニアファミリーが同じ土地に存立しているなんともカオスな絵面が展開されていました🌳。

シルバニアファミリー

そんなことを考えているうちに到着したのが、ブラン城。
丘の上にちょこんと建っている姿がめちゃくちゃ絵本🏰。
「昔々あるところに~」で始まりそうな見た目です。
しかしこの城には、ひとつ問題があります。
住んでいた人間がまぁ怖い。
ブラン城は一般的に、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』のモデルになった城として有名です。私は残念ながら未読なのですが、
「ドラキュラのモデルになった人物」くらいは知っています。
そう、ヴラド三世🧛。別名、串刺し公。
世界史を勉強していて初めてこの人の名前を見た時の感想は、
「なんで教科書にこんなサイコパスが載ってるんだろう」でした。

入り口付近の歴代所有者に発見

彼は15世紀にワラキア公国を治めていた君主。そして敵をめちゃくちゃ串刺しにしました。比喩ではありません。ガチです。
そのあまりの徹底ぶりに、あのオスマン帝国のメフメト二世ですらドン引きしたという話が残っています。コンスタンティノープルを落とした男がドン引きするって相当じゃない😥?

串刺しの串

そんなヴラド三世にちなんで、ブラン城には拷問器具展示コーナーがあります。いや、観光地にある展示コーナーとして字面が怖すぎる😨。
そして当然のように展示されている串刺し用の串😰。

しかし面白いのはここからです。実はヴラド三世がヨーロッパ中で悪名を轟かせた理由のひとつに、印刷機の発明があります📃。
ちょうどこの頃、グーテンベルクの印刷技術が広まり始めていました。
そして敵対勢力は考えます。
「せや、ヴラドの悪口を本にして売ったろ😏」
こうして生まれたプロパガンダ冊子は大ヒット。15世紀版SNS炎上です🔥🔥。
つまりヴラド三世、人類史上かなり早い段階でネットのおもちゃみたいな状態になっていた可能性があります🧸。
もちろんネットはありません。でもやってることはだいたい同じです。
一方でルーマニア国内では彼の評価はかなり高め。
オスマン帝国や外国商人から国を守った英雄として見られているそうです👏。
歴史っておもしろい。

ただし、ブラン城は別に終始ヴラド三世のテーマパークではありません。
むしろ中に入ると印象はガラッと変わります。

王妃の寝室

城内展示の主役は、20世紀初頭にこの城を所有していたマリア王妃🫅。
部屋はどれも上品で落ち着いていて、窓からは夏のトランシルヴァニアの風が気持ちよく吹き抜けます。
さっきまで串刺しの話をしていたとは思えない平和さです。
城内を歩きながら思いました。
「来世はここで王妃マリアとして転生したい。」
異世界転生先としてかなり当たりです。
ダンジョンもないし魔王討伐もありません😌。
ただ風通しの良いお城で悠々自適に暮らせます。最高です👗👒💅。

来世目覚めたらここにいたい

ちなみに現在このお城が一般公開されているのは、王妃マリアの子孫たちのおかげらしいです。ありがとう子孫🙏。
おかげで私は、ドラキュラと串刺し刑と避暑地の貴族ライフという、情報量の多すぎる午前中を満喫することができました。

親友がチャウシェスク2世を探し始めた👀

ドラキュラの城ことブラン城を後にした私たちは、途中でブラショフの街を散策しながら次なる目的地へ向かいました。
その名もペレシュ城。
ルーマニア初代国王カロル一世が建てた夏の離宮です☀️。離宮なんだから軽井沢の別荘みたいなもんかな、と想像していました🌲。
しかし実物を見た瞬間、私は思いました。

これが離宮らしい

「いや、これが離宮なら本宮どんだけすごいんだよ🫨。」
離宮を名乗るにはあまりにも本気。謙遜の仕方を間違えています。しかもこの城、あのチャウシェスクですら欲しがったそうです。
欲しがるのはわかる。逆に欲しがらない人の方が少ないと思う🙂‍↕️。
ところが結果としてチャウシェスクのものにはなりませんでした。なぜか。
ガイドさん曰く、
「周辺に毒キノコがたくさん生えてて、チャウシェスクがビビったから。🍄」
…ほんまかいな??
急にメルヘンチックになったチャウシェスク、逆に怖すぎる。
もしこれが本当なら今後の人生で応用できそうです。嫌いな人に家を狙われたら、防犯カメラとかじゃなくて毒キノコを植えよう🍄。
ルーマニアで得たライフハック、今のところ使い道はなさげです🤜🤛。

そんな話を聞きながら城内へ
すると早々に理解します
チャウシェスクが欲しがった理由を

天井高い!

まず入ってすぐのメインホール
壁という壁に彫刻、柱という柱に装飾
天井には巨大なステンドグラス
しかも素材はクルミの木らしい🪾ルーマニア人のおしゃれレベル高すぎ。
そして部屋数約160。
4LDKが神の領域である私にとってたぶん生涯で使ったことのある部屋数より多い。そしてどの部屋もため息が出るほど美しい。
さらに城内には甲冑や武器も大量展示⚔️。
西洋中世ドラマの空間が延々と続きます。
私みたいなバックパッカー姿の東洋人が500年前に現れたら、たぶん門番に
「どちらの足軽ですか👽?」
って聞かれて終わりです。
現代に生まれて良かった。階級制度の廃止に感謝。

甲冑多すぎる

ただ、見れば見るほど思うのです。
これ絶対高かっただろ💸。
歴史的価値とか芸術性とかそういう話ではなく、純粋に
「総工費いくらだったんだろう💰」
が気になってしまう。

ため息が出るほど美しい

そんなこんなで、ブラン城とは比較にならないレベルの豪華さに脳がやられ始めた頃。隣にいた親友がボソッと言いました。
「おいら、ここ住みたいっす🙂。」
始まった。
「チャウシェスク2世探してここ住むっす🙂。」
おいおいおいおい。細木数子もびっくりの上昇志向だな🔮。
一方の私は、ブラン城で王妃マリア転生プランを温めていたので、比較的慎ましい人間でした。
「いやでもブラン城でのんびり暮らした方が良くない😦?」
そう言うと、親友は即答。
「見るからにお金かかってそうなところが好き。」
清々しい。ここまで欲望に正直だと逆に気持ちいい🤑。
とはいえ、もし本当に親友が将来チャウシェスク2世を発見してペレシュ城に住むことになったら、私はぜひ友人枠で招待してもらいたいと思います。その時は毒キノコのお土産でも持って行こうと思います🍄。

ルーマニアで食べたおいしいもの紹介!

見どころが多すぎるルーマニア、やはり観光し終わった後はおいしいご飯が食べたいですよね🍖!ということで私の胃袋を陥落させたルーマニアグルメをご紹介します🍚🍚

Entry No.1 Velocita🍨
日本に持ち帰りたいルーマニアのおいしいものランキング、
ぶっちぎり第1位。それがVelocitaです。
ブカレストやブラショフに店舗を展開するジェラートチェーンなのですが、ありえないくらい美味しい。
どれだけ美味しいかというと、滞在中毎日食べてました。しかもダブル。
しかも毎回同じ味🍧。

ローズ&ラズベリー味

期間限定のローズ&ラズベリー味だったのですが、一口食べた瞬間、
衝撃が走るくらい美味しい。あまりのおいしさに驚きつつ、気づいたら完食。
薔薇の香りとラズベリーの酸味が絶妙で、脳みそが
「これを毎日食べろ」
と命令してきます。
旅先で食事をリピートすることはあっても、ジェラートを毎日食べることはそうそうありません。
もし日本上陸したら、私はたぶん初日にポイントカードを作ります💳。

Entry No.2 Manuc's Inn
こちらは現地ガイドさんおすすめのお店。ガイドおすすめにハズレなし。
ルーマニアは海がない内陸国ですが、その代わりなのか、肉がめちゃくちゃおいしい🍖🍖。
ただし問題が一つ。私は一人でした。
ヨーロッパのレストランって時々ありますよね。
どう見ても
「これは明らかに二人以上で食べる量だろ」
みたいな料理。焼肉ライクみたいなお一人様への慈悲はありませんでした。

一人じゃ厳しい量

Entry No.3 Caru cu Bere
ルーマニアグルメといえばここ。超有名店のCaru cu Bereです。
ここでは、チョルバというスープと、サルマーレというロールキャベツっぽい料理を注文。
チョルバはたくさんの種類があるのですがここではトマト系を注文🍅。
個人的おすすめはチョルバ デ ブルタというもつ煮込みのようなスープです。とてもおいしいのでぜひお試しあれ。

チョルバとサルマーレ

そして事件は起きました。
皿の中央付近に、一本の緑色の野菜🫑
見た目は完全にししとう。
「まあ、ししとうでしょ。」
そう思った私は、
何の疑いもなく一口でいきました。
めちゃくちゃ辛い👹。
想像していた3倍辛い👹。
その瞬間、私は理解しました。
緑色だからといって安全とは限らない。

ルーマニア旅まとめ

いかがだったでしょうか。ルーマニアと聞くと、私含め正直あまりイメージがわかない人がほとんどだと思います。
しかし実際に訪れてみると、そこには豪華すぎるお城があり、中世の街並みがあり、美味しいご飯があり、想像以上に濃すぎる歴史がありました✨。ただ今回の旅を振り返って一番印象に残っているのは、お城でも独裁者でもありません。
走ったことです🏃💨。
ツアー会社と戦い、集合場所を間違え、ペンタゴンに次ぐ世界第二位の巨大建築の周囲を爆走する。そんなドタバタの中で見た国民の館は壮大で、ブラン城はロマンにあふれ、ペレシュ城は豪華絢爛💰。そしてジェラートは異常においしかったです。
次回はルーマニアのお隣、ハンガリー🇭🇺へ。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
ではまた次の世界遺産で👋。


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