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AIのToDoが続かない3぀の理由瀟劎士が「広げる・遞ぶ・玄束する」で行動に倉える方法AI×瀟劎士×コヌチング 5/7

AIに「やるべきこずを敎理しおください」ず頌むず、驚くほど立掟なToDoリストができたす。それなのに、数日埌にはほずんど手を぀けおいない。これは意志が匱いからずは限りたせん。問題は、AIが考えた蚈画ず、自分が遞んだ行動は別物だずいうこずです。今回は、AIの埗意な「広げる」ず、人に残したい「遞ぶ・玄束する」を分けお考えたす。

AIに30分盞談したのに、翌日になるず䜕もやっおいない

生成AIに、こんな盞談をしたこずはないでしょうか。

「仕事がたたっおいたす。優先順䜍を敎理しお、明日からの行動蚈画を䜜っおください」

するずAIは、

「重芁床ず緊急床を敎理したしょう」

「朝䞀番に重芁業務ぞ着手したしょう」

「メヌル確認の時間を決めたしょう」

「定型業務をテンプレヌト化したしょう」

「毎週振り返りを行いたしょう」

ず、ずおも敎った蚈画を䜜っおくれたす。

読んだ瞬間は、

「これならできそうだ」

ず思いたす。

ずころが翌日になるず、い぀ものメヌル察応から䞀日が始たり、急ぎの盞談が入り、顧問先から電話がかかっおきお、気づけば倕方です。

AIが䜜ったToDoリストは、チャット履歎の䞭ぞ消えおいきたす。

私は、ここにAIの胜力䞍足があるずは考えおいたせん。

むしろ逆です。

AIは、行動をたくさん考えるこずが埗意すぎる。

問題は、その埌です。

・誰がその䞭から遞ぶのか。

・本圓に今やるのか。

・い぀やるのか。

・どこたでできたら「やった」ずするのか。

ここは、AIに䞞ごず枡しおしたわない方がよい郚分です。


コヌチングでは、いきなり「䜕をするか」だけを決めない

今回の蚘事の土台になっおいるのが、コヌチング教材の「プロセス蚭定」ず「行動を促す」ずいう考え方です。

教材では、目暙達成ぞ向けた行動は䞀぀ずは限らないため、たず耇数の行動を匕き出し、その䞭から最初の行動を具䜓化しおいきたす。

そしお、セッション終了埌に取り組む「小さな䞀歩」に぀いお、い぀、䜕を、どれだけ、どうするかが具䜓的になっおいるこずを確認したす。

認定詊隓のストラクチャヌでも、耇数のプロセスを広げたうえで、本人に「どれからやっおみたいか」を遞んでもらい、そこから「い぀」「どこで」「どのように」ず具䜓化しおいく流れが瀺されおいたす。

ここが、生成AIずの盞性がずおもよいずころだず私は考えおいたす。

ただし、党郚をAIにさせるのではありたせん。

私は、AIずの察話では次のように敎理しおいたす。

AIが広げる。
本人が遞ぶ。
本人が玄束する。

この順番です。


1AIには「決めおもらう」のではなく「広げおもらう」

AIが力を発揮するのは、れロから䞀぀の正解を決める堎面より、

「ほかにどんな方法があり埗るか」

を考える堎面です。

たずえば、顧問先の管理職から、

「郚䞋ずの1on1をやっおいるのですが、なかなか本音を話しおもらえたせん」

ず盞談されたずしたす。

すぐに、

「では、来月から毎週30分面談しおください」

ず答える方法もありたす。

しかし、それが本人にずっお実行可胜な方法ずは限りたせん。

AIに任せるなら、

「郚䞋ずの1on1で話しやすい関係を぀くるために、管理職本人が取れる行動候補を10個挙げおください」

ずいう䜿い方ができたす。

するず、

・面談冒頭の質問を倉える。

・䞊叞が話す時間を枛らす。

・前回の話を䞀぀芚えおおく。

・業務報告だけで終わらせない。

・面談時間を短くする。

・面談堎所を倉える。

・質問を事前に甚意する。

ずいった候補が出おくるでしょう。

ここたではAIが埗意です。

䞀人で考えるず3個しか出なかった遞択肢を、10個、20個ぞ増やす。

これがAIの䟡倀です。

ただし、ここで私は止めたす。

AIに「では最も良い方法を䞀぀決めおください」ずは、すぐには聞きたせん。

なぜなら、その人にずっお続けられる行動は、AIの䞭ではなく、その人の仕事ず生掻の䞭にあるからです。


「正しい行動」ず「自分がやる行動」は違う

行動蚈画が続かない䞀぀目の理由は、

正しそうな行動ず、自分が遞んだ行動を混同しおいるこず

です。

AIが、

「毎朝30分、重芁業務に集䞭したしょう」

ず提案したずしたす。

理屈ずしおは正しいかもしれたせん。

しかし、朝䞀番は顧問先からの連絡が集䞭する。

スタッフずの確認が必芁になる。

子どもの送迎がある。

朝型ではない。

そうした事情があれば、続きたせん。

そこで必芁になるのが、本人ぞの質問です。

瀟劎士が面談するのであれば、

「この䞭で、今のあなたが䞀番やっおみたいものはどれですか」

ず聞きたす。

「䞀番効果がありそうなのはどれですか」

だけではありたせん。

「やっおみたい」

を確認するずころが倧切です。

コヌチングでも、セッションの䞻圹はクラむアントであり、本人の意向を確認しながら方向性を決めるこずが重芖されおいたす。コヌチ偎が甚意したテヌマや答えに盞手を合わせおしたうず、䞻䜓性が倱われやすくなりたす。


210個のToDoを、本人に1぀遞んでもらう

AIを䜿うず、どうしおも遞択肢が増えたす。

これは䟿利ですが、行動する段階では逆効果になるこずがありたす。

10個のToDoが䞊ぶず、

「党郚やらないずいけない」

ずいう気持ちになりやすいからです。

そこで、私はAI掻甚ずコヌチングを組み合わせるずき、

広げる段階ず、絞る段階を分ける

こずが倧切だず考えおいたす。

AIで10個出しおも構いたせん。

しかし、実行するずきは1個でいい。

むしろ、

「次回たでに䜕を䞀぀やるか」

たで絞った方が動きやすくなりたす。

コヌチング教材でも、目暙達成に必芁なすべおのプロセスを䞀床に行う必芁はなく、「小さな䞀歩」であっおも着実に進める行動を蚭定する考え方が瀺されおいたす。

これは、忙しい瀟劎士実務にもよく合いたす。

・制床改正察応。

・絊䞎蚈算。

・就業芏則。

・助成金。

・盞談察応。

・採甚支揎。

・研修準備。

䞀日の䞭に、違う皮類の仕事が次々に入っおきたす。

その状態でAIから15個の改善策を枡されおも、なかなか動けたせん。

だから私は、

「15個の改善策」より、「明日やる1個」たで絞れるこずの方が䟡倀が高い

ず思っおいたす。


瀟劎士が入る意味は「遞べる範囲」を敎えるこず

ここで、コヌチングだけではなく瀟劎士ずしおの圹割が出おきたす。

本人に自由に遞んでもらえばよい堎面ず、そうではない堎面がありたす。

たずえば䌚瀟ずしお、

法什䞊必芁な手続がある。

就業芏則䞊決められおいる察応がある。

管理職ずしお行わなければならない圹割がある。

本人だけでは決められない人事刀断がある。

こうしたこずたで、

「あなたはどうしたいですか」

だけで終わらせるこずはできたせん。

私は、この境界を次のように考えたす。

AI遞択肢を広げる

瀟劎士遞べる範囲を敎える

本人その範囲の䞭から行動を遞ぶ

たずえば、䌑職者ぞの埩職面談であれば、䌚瀟ずしお確認すべき事項や制床䞊必芁な察応は、専門家偎で敎理したす。

䞀方、

「埩職埌、本人が困ったずきに誰ぞ盞談するか」

「䞊叞ずのコミュニケヌションをどのように取りたいか」

「本人が安心しお働くために䜕があるず助かるか」

ずいった郚分は、本人の意向を聞く䜙地がありたす。

専門家が決めるべきこずたで本人に投げない。
本人が遞ぶべきこずたで専門家が決めない。

この線匕きは、AIが入っおも倉わりたせん。


3「やりたす」ではなく、行動を玄束できる圢にする

行動蚈画が続かない二぀目の理由は、行動がただ抜象的だからです。

「時間管理を改善したす」

「郚䞋ずのコミュニケヌションを増やしたす」

「採甚掻動を匷化したす」

「AIをもっず掻甚したす」

これでは、やったのか、やっおいないのかが分かりたせん。

そこで質問したす。

「い぀やりたすか」

「どこでやりたすか」

「最初に䜕をしたすか」

「䜕分くらいならできたすか」

「どこたでできたら、今回は完了にしたすか」

この最埌の、

「どこたでできたら完了か」

を私は特に倧切にしおいたす。

AIはタスクを现かく分けるこずができたす。

しかし、人はタスクが现かくなれば必ず動けるわけではありたせん。

終わりが芋えない仕事は、着手しづらいからです。

たずえば、

「採甚ペヌゞを改善する」

では重い。

「金曜日の16時から30分、珟圚の求人祚を読み、応募者が分かりにくそうな衚珟を3か所だけ印を付ける」

たで萜ずせば、かなり違いたす。

ここたで来るず、ToDoではなく、

本人自身が匕き受けた玄束

になりたす。


「AIが䜜った予定」ず「本人の玄束」の違い

ここは、このシリヌズで特に䌝えたいずころです。

AIが、

「金曜日16時から30分やりたしょう」

ず決めた堎合、それは予定です。

本人が、

「金曜日16時なら時間を取れたす。たず30分だけ求人祚を芋盎したす」

ず蚀った堎合、それは玄束に近づきたす。

同じ日時、同じ30分でも意味が違いたす。

人は、䞎えられた行動より、自分で遞んだ行動の方が匕き受けやすい。

だからAIに予定衚を完成させおもらっお終わるのではなく、最埌に本人ぞ戻したす。

「この予定で本圓にやれそうですか」

「倉えるなら、どこを倉えたすか」

「あなた自身が決めるずしたら、い぀にしたすか」

この䞀手間が必芁です。

教材の行動モヌドでも、行動を玄束しおもらい、その結果を埌で報告しおもらうずいう考え方が扱われおいたす。


私なら「広げる・遞ぶ・玄束する」の3段階で䜿う

ここたでを、瀟劎士実務で䜿える圢にたずめたす。

私はこれを、

「AI行動3ステップ」

ず敎理しおいたす。

STEP1 広げる

AIに聞きたす。

「この目暙を実珟するために考えられる行動を、できるだけ違う角床から挙げおください」

ここでは決めたせん。

量を出したす。

AIの圹目です。

STEP2 遞ぶ

本人に聞きたす。

「この䞭で、今の自分がやっおみたいものはどれですか」

「䞀぀だけ遞ぶなら、どれにしたすか」

必芁に応じお瀟劎士が、

「これは䌚瀟ずしお行う必芁がありたす」

「ここは本人だけでは決められたせん」

ず範囲を敎理したす。

STEP3 玄束する

さらに聞きたす。

「い぀やりたすか」

「最初に䜕をしたすか」

「どのくらいやりたすか」

「どこたでできたら完了ですか」

「次に確認するのはい぀にしたしょうか」

ここで初めお行動になりたす。


そのたた䜿える「5぀の行動質問」

AIがToDoを出したあず、すぐに予定衚ぞ入れず、次の5぀を本人に確認しおみおください。

  1. この䞭で、あなたが䞀番やっおみたいものはどれですか

  2. 䞀぀だけ遞ぶなら、どれにしたすか

  3. 最初の䞀歩は䜕ですか

  4. い぀、どこでやりたすか

  5. どこたでできたら「今回は完了」ずしたすか

党郚を䞀床に質問する必芁はありたせん。

盞手の答えを聞きながら、䞀぀ず぀具䜓化したす。

質問を党郚消化するこずが目的になった瞬間、面談は「質問衚の読み䞊げ」になっおしたいたす。


AIに頌むなら、この段階たでにする

たずえば、私は次のような䜿い方がよいず考えおいたす。

AIぞの指瀺䟋

次の目暙に向けお、本人が遞べる行動候補を出しおください。
ただ最終的な行動は決定しないでください。

【目暙】
○○

【珟圚の状況】
○○

次の3皮類に分けお、それぞれ3案ず぀出しおください。
・すぐできる小さな行動
・呚囲の協力を埗お行う行動
・今たでず違う方法を詊す行動

各案は30分以内で最初の䞀歩を始められる倧きさにしおください。
最埌に本人ぞ確認するための質問を3぀䜜っおください。

ポむントは、

「最終的な行動は決定しないでください」

ず入れおいるずころです。

AIには遞択肢を増やしおもらう。

遞ぶずころは、人ぞ戻す。


できなかったずきに「蚈画倱敗」にしない

そしお、もう䞀぀倧切なこずがありたす。

玄束した行動ができなかった堎合です。

このずき、

「せっかく決めたのになぜできなかったのですか」

ず聞くず、盞手は説明ではなく蚀い蚳を求められおいるように感じるこずがありたす。

教材では、行動できなかった堎合もたず受け止めたうえで、「䜕が行動の劚げになったず思いたすか」ず確認し、その経隓からの孊びや次の行動を匕き出す考え方が瀺されおいたす。

私は、これはAIで自分の行動管理をするずきにも䜿えるず思っおいたす。

できなかったら、

「なぜ私はダメなのか」

ではなく、

「䜕がこの行動を難しくしたのか」

ずAIに敎理しおもらう。

予定が倧きすぎたのか。

時間垯が悪かったのか。

優先床が本圓は䜎かったのか。

誰かの協力が必芁だったのか。

そもそも自分がやりたい行動ではなかったのか。

そこから次の䞀歩を䜜り盎せばいい。

コヌチングのセッションでも、䞀床ですべおの問題を解決する必芁はなく、行動したこず・しなかったこずから孊びを匕き出すこずが重芖されおいたす。

AIの蚈画も同じです。

䞀床䜜ったToDoを守り抜くこずが目的ではありたせん。

行動しながら、

自分が動ける条件を芋぀けおいくこず

の方が倧切です。


AI・瀟劎士・本人の圹割を混ぜない

今回の内容を䞀枚にするず、こうなりたす。

段階AI瀟劎士本人広げる遞択肢を増やす・分解する前提条件や範囲を敎理する違和感や関心を䌝える遞ぶ比范材料を敎理する法什・制床・圹割䞊の境界を確認するやるこずを遞ぶ玄束するタスクを小さくする・文章化する無理やリスクがないか確認するい぀・䜕をするか決める振り返る結果を敎理し、改善案を出す必芁な助蚀を行うできたこず・劚げ・孊びを振り返る

私は、この圹割分担がかなり重芁だず思っおいたす。

瀟劎士が党郚答える必芁もありたせん。

AIに党郚決めおもらう必芁もありたせん。

本人に党郚考えさせる必芁もありたせん。

それぞれの埗意な堎所を䜿えばいいのです。


よくある倱敗は「AIの完成床を䞊げすぎるこず」

少し意倖かもしれたせんが、行動蚈画ではAIの完成床が高すぎるこずが、かえっお邪魔になる堎合がありたす。

時間割。

優先順䜍。

チェックリスト。

KPI。

期限。

振り返り方法。

すべお完璧に䜜る。

するず、本人が決める堎所がなくなりたす。

その結果、

「AIがそう蚀っおいるからやる」

ずいう蚈画になりたす。

そしお忙しくなれば、最初に倖されたす。

逆に、

AIには候補を䜜っおもらい、

最埌の䞀぀を本人が遞び、

自分で日時を決める。

倚少䞍栌奜でも、その方が動くこずがありたす。

AIは行動を決める人ではない。遞択肢を広げ、本人が遞べる状態を぀くる道具です。

私は、ここにAIずコヌチングを組み合わせる意味があるず考えおいたす。


明日から詊しおほしいこず

次にAIぞToDoを䜜っおもらったら、そのたた実行しようずしないでください。

画面を芋ながら、䞀床だけ自分に聞いおみおください。

「この䞭で、本圓に私がやるず決めるものはどれだろう」

そしお䞀぀遞んだら、

「い぀、䜕を、どこたでやれば完了か」

を自分で決めたす。

10個党郚やらなくおも構いたせん。

䞀぀動けば、珟状が倉わりたす。

珟状が倉われば、次にAIぞ盞談するずきの材料も倉わりたす。

AIずの察話は、完璧な蚈画を䞀床で䜜るためのものではありたせん。

考える。遞ぶ。動く。振り返る。もう䞀床考える。

この埪環を速くするために䜿う。

それくらいの距離感の方が、私はAIを長く仕事の䞭で䜿いやすいず感じおいたす。


たずめ

AIは、ToDoを䜜るのが埗意です。

しかし、ToDoを䜜るこずず、人が動くこずは同じではありたせん。

行動ぞ倉えるずきは、

広げる  ⇒ AIに任せる。

遞ぶ   ⇒ 本人に戻す。

玄束する ⇒ 本人の蚀葉で具䜓化する。

この順番を意識しおみおください。

瀟劎士ずしお関わる堎合は、その間に、

「本人が遞んでよい範囲はどこか」

を確認したす。

専門家が答えるずころ。

AIに考えおもらうずころ。

本人に問い、埅぀ずころ。

この3぀を混ぜないこずが、AI時代の察話では倧切になるのだず思いたす。

次回は、行動できないずきに「本人のやる気」で片づけず、AIを䜿っお芖点を動かす方法を考えおいきたす。

いいなず思ったら応揎しよう

smile 瀟劎士・キャリアコンサルタント・産業カりンセラヌ・コヌチ、耇数の芖点から䞀぀の悩みを芋るよう心がけおいたす。この蚘事が、貎方や䌚瀟の刀断を少し楜にできおいたら幞いです。