第15話:教団のうちなる敵、重責病
※連絡事項、うちなる敵シリーズ第四弾です。
今回もネタなので気軽に読んでください。
お集まりの皆さん、
私はミラクルラッキー教団の団長兼広報担当のKingと名乗るものです。
今日は団員第一号と団長の対話を聞いてもらおうかと考えています。
⸻
団員第一号
「団長!」
「また悩みができました...」
団長King
「いいですね!」
「最近よく悩みますね」
団員第一号
「いいですね!じゃないですよ!」
「最近、任されることが増えてきて...」
「ちゃんとやらないといけないと思えば思うほど...」
「プレッシャーで何も手につかなくなるんです...」
団長Kingは思いました。
(あー...これは...)
(完璧病の次に来るやつだな...)
そして言いました。
「それはラッキーですね!」
団員第一号
「団長!?」
「またですか!?」
「どこがラッキーなんですか!?」
団長King
「ちょっと待ってください...」
「これは複雑です...」
「スーパー量子コンピュータに聞いてみましょう!」
スーパー量子コンピュータ
「分析を開始します!」
⸻
「......分析完了!」
スーパー量子コンピュータ
「この状態は重責病です!」
団員第一号
「重責病...?」
スーパー量子コンピュータ
「責任・期待・自己評価が過剰に積み重なり…」
「本来のパフォーマンスを著しく低下させる状態です!」
団員第一号
「まさにそれです...」
団長King
「なるほど...」
「では質問です」
「責任を完璧にこなせる確率は?」
⸻
スーパー量子コンピュータ
「計算結果が出ました」
「......0.000000000000000000001%です」
団員第一号
「またそれですか!?」
スーパー量子コンピュータ
「人間はすべての期待に応えることはできません!」
「必ずどこかで抜け・ミス・ズレが発生します!」
団長King
「つまり...」
「責任は...」
「持ちすぎると崩れる...?」
スーパー量子コンピュータ
「そのとおりです!」
「しかし重要なのはそこではありません!」
団長King
「え!?」
スーパー量子コンピュータ
「責任から解放される確率を計算しました」
「......99.99999999999999999999%です!」
団員第一号
「そんなに高いんですか!?」
スーパー量子コンピュータ
「はい!」
「人間は環境の変化・役割の変化によって…」
「強制的に責任から解放されることがあります!」
団長King
「なるほど...」
「責任から解放されるのも...」
「ラッキーということですね✌️」
団員第一号
「いやいや...」
「そんな簡単に解放されないですよ!」
団長Kingは思いました。
(いや...場合によっては...)
(意外と簡単に外れるんだよな...)
⸻
そして言いました。
「ちなみに」
団員第一号
「はい?」
団長King
「わたし、以前...教祖をクビにされたことがあります!」
団員第一号
「え!?」
「何をしたんですか?」
団長King
「団員の女の子に...」
「個人的で不適切な内容のメッセージを送りました…」
団員第一号
「完全にアウトじゃないですか!?」
スーパー量子コンピュータ
「分析します」
「......結果」
「100%アウトです!」
団長King
「やっぱりか...」
団員第一号
「反省してください!」
団長King
「しかし…」
団員第一号
「しかし…?」
団長King
「教祖をクビにされたおかげで...」
「重責病から離脱できました!」
団員第一号
「え!?」
団長King
「つまり…」
「これだけ不適切でも...教祖から団長に!」
「やっぱり俺ってラッキー✌️」
※連絡事項2、明日からしばらくミラクルラッキー教団はお休みです。
新たな寓話シリーズを書きました。
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