【5月12日】・ナイチンゲールデー・母子健康手帳が発行される・アセロラの日(アセローラの日)・ザリガニが日本上陸・海上保安の日
【ナイチンゲールデー】

医療活動と医療衛生環境の発展のみならず、助け合いの精神を説き、看護、看護教育学、社会起業家、統計学の分野で、大きな功績を遺したフローレンス・ナイチンゲール氏の誕生日(1820[文政3]年5月12日)にちなんで、赤十字社が5月12日に記念日を制定しています。
《功績事例
1)看護の大切さ
1853(嘉永6)年〜1856(安政3)年間に起こった、ロシア、ブルガリアとフランス、イギリスを主要国とした欧州連合軍との戦い「クリミア戦争」時下での野戦病院で、ナイチンゲール氏は、負傷兵たちへの献身的な看護活動に従事。
負傷者看護の重要さと貴さを、社会に広く認識させた出来事として残されています。
2)医療衛生環境の改善
戦時下での看護体験もあり、ナイチンゲール氏は、統計に基づく医療衛生環境改善のための改革 を率先して実行しています。
この功績により、主にイギリスにおいて、同氏は「統計学の先駆者」とされています。

3)看護専門学校の設立
1860(安政7)年には、ロンドン(イギリス)に、聖トーマス病院付属の形で「ナイチンゲール看護学校」を設立しています。
国際表記:フローレンス・ナイチンゲール看護師助産師学校
ナイチンゲール看護学校は、世界初の宗教色の一切ない看護学校で、当時としては異例中の異例でしたが、ナイチンゲール氏の「医療を必要とするすべての人に手を差し伸べる」姿勢と信念が伺える象徴とされています。
【母子健康手帳が発行される】

1948(昭和23)年5月12日、当時の厚生省(現:厚生労働省)が、「母子手帳(現:母子健康手帳)」の配布を開始しました。
終戦後、敗戦の影響もあり、当時は感染症対策に乏しく、栄養失調も激しかったことから、妊娠中の母親と、産まれてくる子どもの健康を守ることを目的に、妊娠期間の定期診断、母子の健康状態、摂取した薬の種類や量、病状発症時の状態を記録するための手帳が発行・配布されました。
母子手帳は、出産時の状態、定期検診の内容、病歴、予防接種の有無、アレルギー反応といった、出産後の母子の健康状態を記録・管理する役割も担っています。
時代の状況的必要性から誕生した母子健康手帳は、日本が発祥であり、その有効性や効果から、世界でも母子健康手帳を導入する国や地域が増えてきているほか、近年では、スマホやタブレットのアプリでも活用できます。
医学の発展によって、母子健康手帳内の記載項目も変化し、紫外線が人体に与える影響が考慮され、以前はあった「日光浴」の項目が削除される変更を含め、時代に合わせた内容面の改定も随時行われています。
法改正を経て、各自治体から発行されてからは、記載項目も各自治体によって、ある程度の自由度が設けられているため、その地域のオリジナルが反映され、外国人用の言語で作成された母子健康手帳もあり、内容面だけにとどまらない発展を続けています。
【アセロラの日(アセローラの日)】

5月の中旬頃から、アセロラの初収穫が始まることにちなんで、沖縄県本部町の「アセローラの日」制定委員会が、5月12日に記念日を制定しています。
チェリーにも似た形状のアセロラの果実は非常に傷みやすく、収穫して2~3日しか鮮度が保てないながら、ビタミンCを豊富に含んでいることから、「ビタミンCの王様」とも呼ばれています。
元は、西インド諸島や熱帯アメリカが原産とされていて、日本では、気候と土壌が適している沖縄県にて、1958(昭和33)年から初栽培が開始されて以来、沖縄県が日本一の生産量を誇っています。
《余談》
日本では「アセロラ」の呼称が一般的ですが、世界的には「アセローラ」と「ロ」にアクセントを付けて伸ばす呼称が一般的とされています。
【ザリガニが日本上陸】

1927(昭和2)年5月12日、食用蛙の餌として、アメリカから「アメリカザリガニ」が神奈川県に持ち込まれました。
当時、アメリカザリガニが持ち込まれた数はわずか20匹ほどだったものの、逃げ出した個体が爆発的に繁殖し、全国的にその個数を増やしたことで、1960年代には、九州一帯でも確認されました。
アメリカザリガニの個体の色は数種類あり、特に赤いザリガニを、地域によってはザリガニ自体を「マッカチン」と呼ぶ方が一般的とされています。
同じザリガニでも、ロブスター:海水育ち:主に食用、アメリカザリガニ:淡水育ちといった呼称の違いもあります。
しかし、国によっては、海水・淡水育ち関係なく、ザリガニ自体を食用としていて、地域によっては高級食材です。
そして、この日は、「ザリガニの日」として記念日が設けられています。
【海上保安の日】

運輸省(現:国土交通省)の外局として、1948(昭和23)年5月12日に「海上保安庁」が開庁したことにちなんで、記念日が設けられています。
開庁当初は「開庁記念日」の名称でしたが、後日、現行の「海上保安の日」に改称されています。
アメリカのコースト・ガード(沿岸警備隊)に倣い設置された海上保安庁は、日本の領海沿岸水域一帯における、安全確保、違反予防、捜査、事件鎮圧、救出活動を含む、保安業務全般を一手に担ってくれています。
海での緊急時は「118」に掛けると、海上保安庁に直接繋がり、状況に応じた判断を仰げます。

(以上、ネット検索より)
