神戸大現代文 過去問2021|社会人国語で読み解く|毎日12時
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現実を動かす技術は、大学入試でも鍛えられます。
毎日12時は、
大学入試問題を社会人国語で読み解くシリーズ。
今日は、神戸大現代文過去問2021です。
まずは問題を見てください

課題文は載せません。
見てほしいのは、
「神戸大は、この一問で何を測ろうとしているのか」という
作問者のメッセージです。
その視点で、一緒に読んでいきましょう。
1 ナナイで解いてみよう

①何が
まずは、
文章の一番伝えたい内容をつかみます。
「犯罪者を非難するのは、客観的には難しいこととなってしまう。」
これが、この文の骨格です。
②なぜ
その理由は、
「科学が発展すると、犯罪自体が遺伝的・環境的要因によるものか否かの基準は変化してしまう」
からです。
つまり、
「本人の責任」と考えていたことも、科学が進むと、考え方が変わることがあるのがポイントです。
③言い換え
最後は、
本文を根拠に、
自分の言葉で言い換えます。
すると、
科学が発展すると、
犯罪が本人の責任なのかどうかの考え方が変わるため、
犯罪者だけを悪いと決めることは難しくなる。
という答案になります。
2 ケーススタディ
「あの人はやる気がない」の行間を読む
上司から、
「あの人はやる気がない。」
と言われたとします。
どういう意味でしょう?
行間は?
「本人だけを責めたい」のではありません。
「本人だけでなく、環境や仕組みにも原因がないか考えてほしい」という意味です。
①何が
「やる気がない」とは、
何を指しているのでしょうか。
②なぜ
本当に本人だけが原因なのでしょうか。
環境や仕組みに原因はないのでしょうか。
③言い換え
相手だけを責めるのではなく、
状況全体を踏まえて、
自分の言葉で説明します。
受験でも仕事でも、
本質は同じです。
一つの原因だけで判断せず、多面的に考える力が求められています。
3 ナリキル訓練を始めよう
今日のポイントは、
一つの原因だけで判断せず、多面的に考えることでした。
日本の社会人は毎日、
人を読み、
空気を読み、
状況を読みながら生きています。
それは、
世界から見ても非常に高度なコミュニケーションです。
大学入試の現代文は、
その力を鍛える最高の教材の一つです。
現代文は、
筆者や出題者になりきる「ナリキル訓練」の教材でもあります。
相手の認識を自分の中で再現することで、
より深い理解と洞察が育ちます。
引き寄せも、願望実現も、思考の現実化も、
その出発点は「ナリキル」です。
認識が変わると、
行動が変わります。
行動が変わると、
現実も動き始めます。
大学入試の過去問で、
一緒にナリキル訓練を始めてみませんか。
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