【教師の仕事】正規から非常勤になってみて感じたメリットデメリット
私は13年正規採用の教員をやったのち、2024年の春に退職して、非常勤講師になりました。
↑もっと細かい経歴はこちらの自己紹介記事にあります。
今回は、実際に非常勤講師になったことで分かった、非常勤講師のメリットデメリットを書きたいと思います。
非常勤講師のメリット
①時間的余裕がある。
とにかく時間に余裕があります。
朝ゆっくり起きることができる。
子どもたちを学校へ見送ることができる。
そのあとに洗濯物を干すことができる。
雨上がりには傘を干すこともできる!!
↑このメリットについては以前の記事でも書きました。
正規で働いているときは、とにかく何かにいつも追われていました。
〇時までに帰らなければいけない。
そのためにはこれとこれをこの空き時間に終わらせなければいけない。
でもその空き時間も急な生徒指導で簡単につぶれて、結局仕事を持ち帰ることになり、
家で子どもが寝た後にやれることはやる。
でも疲れているから寝てしまったりして、結局朝早く起きて仕事して、それでも間に合わないから電車の中で仕事して、しかも普通の電車じゃ仕事しにくいからそのためにお金をかけてグリーン車に乗って…という、
今思い出しても気持ち悪くなりそうなスケジュールでした。
平日はそんな感じで過ぎて、土日は子どもと過ごすんだけど、週明けからの授業準備が終わってないから、子どもと遊びつつもずっとそわそわしてて、夜子どもが寝た後やっぱり仕事しないとで…みたいな。
ちょっと本当に気持ち悪くなってきたんで、過去を振り返るのはここらへんまでにしておきます。
今の私の勤務時間は、週に15時間。
なんと一日3時間です。
これは育児による時短勤務で早く帰られる先生の補填の非常勤ということで、こんな感じの勤務時間なのです。
この話が最初にきたときは、
「ちょっと短すぎるかなぁ。あんまり稼げないなぁ」
と思いましたが、やってみると最高でした。
確かに収入はがくんと落ちました。(でも教員は時給が高いんで、普通にパートするよりは全然稼げています)
でも、空いた時間に家事をゆっくりしたり、運動したり、こうやってnoteを書いたり…。
そういうふうに過ごすことに、とっても満足感があるんです。
ただ、子どもたちがもう少し大きくなったら、私ももう少し働きたいなぁと思うかもしれません。
そしたらそのときに考えます!
教員は資格職ですし、今ものすごい教員不足なので、選り好みしなければ仕事は見つかるかなーと思っています。
②精神的余裕がある。
①とかぶりますが、時間的余裕があると精神的な余裕が生まれます。
逆もしかり。
時間的余裕がないと精神的余裕は生まれない…。
私、最近気づいたことがあるんですけど、
正規で働いていて一般級の社会科の授業をやっているときは、余裕がなさすぎて、授業を考えるのが苦痛だったときもあったんです。
でも今非常勤になって、社会科の授業のアイデアが、ふとした瞬間にポンっと出ることが結構あって。
多分、時間的余裕によって精神的余裕ができたことで、あいた心のスペースにそういうアイデアが入ってきやすくなったのかなと。
だから今めっちゃ社会の授業やりたいんですけど、あの忙しい日々に戻ったら、こんなにアイデアは出てこないだろうな、とも思うという…。
矛盾ですね。
③余裕があることで色々なことができて、人生が豊かになる
①でも書きましたが、余裕ができたことで、色々なことをやってみよう!と思うようになりました。
海外旅行に行ったり(2011年に新婚旅行に行ったっきり行っていなかった海外旅行に、退職してからの1年半で既に3回も行っている)、
PTAや習い事の役員をやってみたり(これが結構大変で、手をあげたことをちょっと後悔しているけど、たくさんお友達ができて、交友関係が豊になった!)、
長く家の中で過ごすから、気分が良くなるように整えよう!と断捨離したり使いやすい家具などをそろえてみたり、
自分の体のメンテナンスにも興味が出てきて、ジムに行ったり宅トレを調べてやってみたり、
お弁当を作るのが楽しくなったり。
なによりこうやってnoteを書いている。
それがとても楽しいんですよね。
今のこの生活は、正規として13年頑張ってきたからこそだとも思いますが、13年間も余裕のない生活をして、心と体を犠牲にしてきたことを、ちょっと後悔する気持ちもあります。
④夫に感謝できるようになる
これは地味にとても良いメリットかもしれない。
非常勤になって収入が落ちたことで、必然的に夫に経済的に頼ることが増えました。
今までは、ちょっと夫にむかついたりするとすぐ「こっちだって稼いでんねん、別れても全然やっていけんねん」みたいな物騒な気持ちになっていましたが(激しすぎる)、今はちょっとむかついても、「でもがんばって仕事してくれてるしな。多少のことは多めにみよう」と思えます。
夫との育児や家事をめぐる攻防はまた別記事に改めて書きたいと思います。
とてもじゃないけどここには書ききれませんから。
非常勤講師のデメリット
①収入が減る
とにかくこれ。
これにつきる。
ていうか非常勤のデメリットってこれしかない気がする。
一つだけだと何かと思って②も一応あるけど、けっこう無理やり絞り出した感あります。
とにかく正規のときと比べて収入が少ない!
夏休みとかの長期休業中は収入ゼロだし。
ただ、これはすべての非常勤がそういうわけではありません。
私はメリットのところにも書きましたが、週に15時間、一日3時間勤務の時短の非常勤なので、そりゃ収入も少ないだろうって感じですよね。
勤務時間自体が短いので。
私の勤務時間だと、保険に入ることもできないので、保険料も天引きではなく自分で払うことになります。
毎月、保険料って高いなぁ…厚生年金って大変だなぁ…と思いながら払っています。(銀行引き落としだけど)
まぁでも、お金の感覚が身に着いたのはよかったかもしれません。
家計簿をつけるようになったのも、非常勤になってからです。
正規のときはお金の出入りなんてまっっっったく!!気にしてなかったので。
お金も今よりもらっていて、月でマイナスになってもボーナスで充分補填できていたし、なによりお金を使う暇もなかったので。
ちなみに、一日6時間くらい働く非常勤だと、正規のときより少し少ないくらいの手取りはもらえるし、保険にも入ることができると思います。
普通にパートするより時給はとっても良いですしね。
少ないながらもボーナスが出たりもするらしいです。
でも私は、少なくとも今のバディの先生の勤務形態が変わるまではこのままでいようかと思っています。
理由はメリットで書いた通りです。
まぁ貯金はガンガンに減っていますがね。
経済的なことはまた別記事で詳しく書きたいと思います。
②同僚との関わりが少ない
私は非常勤な上に支援級担当なので、出勤時間内に職員室にほとんどいない状態になるんですね。
だから支援級の先生たち以外の職員の方とお話しする機会ってほとんどないんです。
コロナ禍が落ち着いて、先生たちの飲み会も行事のあとにちょこちょこあるようで、一応声をかけてもらえるのですが、素面のときに会話したことないのに酒の席だけで話してもなぁ…と思い、遠慮しています。
今までの学校では、飲み会は感染症にかかってしまったとき以外は皆勤賞だったこの私が…(なんなら前の学校の飲み会に今でも誘われている)(そして行っている)
でもこれは飲み会が苦手だったり、同僚と必要以上に関わるのがちょっと…と思っている人には逆にメリットかもしれませんよね。
だからそういう人には、非常勤のライトな人間関係はおすすめです!
ちなみに、あんまり関わりがないってだけで、たまにおしゃべりするときとか、基本的に職員の皆さん本当によくしてくれます。
同僚運はあるんだよな私は。
♪
正規を辞めて非常勤になろうと思っている方にとって、少しでも参考になればと思います。
それでは。
