普通がわからない!【連作エッセイ: まともな人からいなくなる】#30
「私、たぶんクビになるのよ!きっとそうだわ!」
管理栄養士の大川みきお 通称:ミキティは施設が職員ごと売り飛ばされるという噂を知ってから、ものすごく病んでいた。
「売り飛ばされなくてもまともなルールが適用されたら、全身サンリオな私はまともではないから切り捨てられちゃうわ!」
病んだミキティはいつもより思い込みが激しくなるので手がかかる。
「めちゃくちゃ仕事できるのに切られるわけないやん!」
みんなお昼ご飯を食べながら、病んだミキティを雑に慰めた。
「なによ!他人事だと思って雑な扱いして!」
「私からサンリオを取ったら何が残るのよ!」
ミキティはクリス松村みたいに嘆いた。
「サンリオとったら普通に良い男やん」
「むしろサンリオがあるから目立つんやで」
介護福祉士の堀江さんは、チーズ蒸しパンをムシャムシャしながらそう言った。
「嘘ばっかり!」
「嘘なんかゆうてへん、鏡見てみい!」
ここから先は
848字
この記事のみ
¥
100
Amazon Payで支払うと最大2%還元のチャンス! 9/30まで
休憩のコーヒーを頂けたら幸いです💕
