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なんで開業届出さないの?

こんにちは。
「お金が怖い」を「ワクワク」に変えてみませんか?

不登校の子を持ち、自己破産を経験しているシングルマザーのこむぎこです。

「遊びながら稼ぐ」をモットーに、現在110社の記帳代行を運営しています。

今回は、ずっと不思議に思っていること。

「なんで開業届、出さないの?」

という話をしたいと思います。


なぜかみんな、開業届を出すのをためらう

私は経理の仕事をしているので、これまでクライアントさんとの面談や相談などを含めると、300人ほどの方とお話ししてきました。

その中で、本当によく聞くのが、

「開業届って出したほうがいいんですか?」

「出すべきか迷ってます」

「来年になったら出そうかなと思ってます」

という言葉。

でも、私はいつも思うんです。

なぜ、そんなに開業届を出すことをためらうんだろう?

開業届自体は、ものすごく複雑な書類ではありません。

「屋号が決まっていないから出せません」という方もいますが、屋号は必須ではありません。

屋号が決まっていないなら、そこは空欄でも大丈夫。

だから屋号で何ヶ月も悩んでいるくらいなら、

もう出しちゃえ!

と私は思っています。


「開業届を出したら確定申告しないといけない」は違う

これも本当によく聞かれます。

「開業届を出したら、確定申告しないといけないんですよね?」

でも、確定申告が必要かどうかは、開業届を出したかどうかだけで決まるものではありません。

所得の金額や働き方などによって、申告が必要かどうかが決まります。

つまり、

「開業届を出していない=確定申告しなくていい」ではない

ということ。

「開業届を出していないから申告しなくて大丈夫」と考えるのは危険です。


「まだ赤字だから出さない」は、むしろ逆かも

そして、もう一つよく聞くのが、

「まだ全然稼げてないんです」

「赤字だから開業届は出してません」

という話。

でも私は、

赤字だからこそ、ちゃんと準備しておいたほうがいい

と思っています。

ここで関係してくるのが「青色申告」です。

一定の要件を満たして青色申告をすると、さまざまな税制上のメリットがあります。

たとえば、

  • 青色申告特別控除を受けられる場合がある

  • 赤字(純損失)を翌年以降に繰り越せる場合がある

などです。

特に、事業を始めたばかりの人に知っておいてほしいのが赤字の繰り越しです。


今年の赤字が、未来の自分を助けるかもしれない

たとえば、今年の事業が50万円の赤字だったとします。

そして翌年、事業で50万円の黒字が出たとします。

青色申告の要件を満たし、赤字を適切に申告して繰り越していれば、その赤字を翌年以降の所得と相殺できる場合があります。

これって大きくないですか?

翌年になったら、

「去年の自分、グッジョブ!!」

ってなるかもしれない。

せっかく出た赤字なら、ただ「今年は赤字だった……」で終わらせるのではなく、制度上使えるものはきちんと使っておきたいですよね。

だから、

「赤字だから何もしない」ではなく、「赤字だからこそ確認しておく」

という考え方も大切です。


青色申告は「事前の申請」が大事

ここは特に注意してほしいところです。

青色申告をするためには、原則として事前に「所得税の青色申告承認申請書」を提出する必要があります。

開業した時期によって提出期限が変わるため、

「確定申告の時期になってから青色申告にしよう!」

と思っても、間に合わないことがあります。

だからこそ、

「まだ稼げてないし、来年考えよう」

と先延ばしするのではなく、事業を始めた段階で一度確認しておくのがおすすめです。

来年やろうと思っていると、来年も忘れます(笑)

こういう書類って、思い立ったときにやってしまうのが一番です。


副業でも、主婦でも、「自分には関係ない」と思わないで

「私は副業だから」

「まだ売上が少ないから」

「主婦だから」

そんな理由で、開業や確定申告について考えるのを後回しにしている方もいます。

でも、大切なのは肩書きではありません。

実際にどんな活動をしていて、どのくらいの収入・所得があるのか。

ここを基準に考える必要があります。

「副業だから関係ない」と最初から決めつけず、自分の場合はどうなのかを確認してみてください。


「会社にバレる?」「失業手当は?」もよく聞かれます

開業届の話をすると、

「会社に副業がバレませんか?」

「会社を辞めたら失業手当がもらえなくなりませんか?」

という質問もよくあります。

ただ、このあたりは開業届を出したかどうかだけで一律に決まる話ではありません。

勤務先の就業規則、副業の状況、退職後の働き方、収入や事業の実態などによって扱いが変わる可能性があります。

特に雇用保険の基本手当については、実際の状況によって判断されるため、退職予定がある方はハローワークなどで事前に確認しておくのが安心です。

「なんとなく失業手当が怖いから開業届を出さない」

ではなく、

自分の場合はどうなるのかを確認してから判断する。

これが一番だと思います。


「なんとなく怖い」で先延ばしするのはもったいない

私が今回、一番伝えたいのはこれです。

開業届や青色申告って、

「難しそう」

「税金取られそう」

「会社にバレそう」

「まだ稼げてないし……」

と、なんとなく怖いイメージを持たれがちです。

でも、その「なんとなく」で何も調べず、何も手続きしないままにしていると、使えたはずの制度を使えなくなる可能性があります。

知らなかっただけで損をするのは、もったいない。

開業届を出す必要があるのか。

青色申告を選択したほうがいいのか。

確定申告は必要なのか。

自分の状況に合わせて、一度きちんと確認してみてください。


まとめ|「来年やろう」は、たぶん来年もやらない

「開業届、来年出します」

「もう少し稼げるようになったら考えます」

「屋号が決まってからにします」

……と言っているうちに、どんどん時間は過ぎていきます。

そして必要な申請には、期限があるものもあります。

だからこそ、

「いつかやろう」ではなく、今確認する。

これだけでも大きく変わります。

経理の仕事をしていると、

「それ、もっと早く知っていたら得だったのに!」

と思う場面が本当にたくさんあります。

これからは、そんな経理あるあるや、知らないと損しやすいお金の話も発信していこうと思います。

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開業届や青色申告について「これってどうなの?」という一般的な質問があれば、ぜひコメントしてくださいね。

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