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【不妊期間のメンタル管理】日本の哲学で紐解く、心と体を整える技術/不妊治療

「また、だめだったら」
「諦めた方が良いのかな」
不妊期間に私たちを救うのは、医学的より、心の持ち方です。

今回は、仕事と育児、そして自己実現に邁進する全ての女性へ向けて、日本を代表する哲学者・中村天風の教えを軸にした、不妊期間の乗り越え方です。

注意:宗教ではなく、哲学です

中村天風の名を初めて聞く方は、「何か怪しい宗教ではないか?」と身構えられるかもしれません。

しかし、これは宗教ではありません。

彼は、パナソニックの創業者・松下幸之助氏や、大谷翔平選手といった、名だたるリーダーやトップアスリートが「心の教科書」として深く学んだ、日本を代表する哲人です。

何より、「経営の神様」と称される京セラの稲盛和夫氏が、若き日に天風の著書に出会い、感銘を受けて信奉していたことでも知られています。

天風哲学は、神仏に祈るものではなく、「自分の心と身体を、いかに合理的に、戦略的に使いこなすか」という、極めて現代的なメンタルマネジメントの技術。

今回は、私が自身の治療中に藁にもすがる思いで学び、そして救われた、この「実用的な哲学」の荒療治を、皆さんに共有したいと思います。

1. 不安を消す「絶対的積極」

運命に主導権を渡さない考え方

中村天風哲学の核心は「絶対的積極」にあります。これは単純なポジティブシンキングではありません。周囲の状況がどうあれ、自分の心だけは常に平穏で、何ものにも侵されない状態を指します。

妊娠するかどうかは「運命」の領域です。
その結果をどう受け止めるかは、100%自分が決めること。

「なぜ私だけ」と悲観する(相対的消極)のではなく、「今の自分にできる最善を尽くした」という一点にのみ集中し、心の平穏を保つ。
これこそが、長期戦を戦い抜くための最大の武器になります。

ネガティブに考えたら、自分を叱るくらいでちょうどいいんです。
「私は今、健康に生きているのに、何を言っているんだ!」と。

2. 寝る前の習慣

潜在意識を書き換える「観念要素の更改」

天風は、寝がけの数分間が潜在意識を書き換える黄金時間だと言いました。 治療中は、どうしても「またダメだったら」という不安が頭をよぎります。しかし、その不安が潜在意識に根付くと、体は萎縮し、本来の生命力を発揮できなくなります。

  • 実践法: 眠りにつく直前、鏡の中の自分に向かって「私は力強く、生命力に満ちている」と断定的に語りかける。

論理的に考えれば、ストレスは内分泌系に悪影響を及ぼします。
だから自分で「私は大丈夫だ」と脳に伝えてしまう。脳はそう思い込む。
極めて合理的なセルフマネジメントと言えるでしょう。

3. ネガティブ思考は体で止める

「クンバハカ(心身統一法)」の実践

天風哲学がユニークなのは、精神論に留まらず、ネガティブ思考を止める体の動きです。
特に不妊期間中は、思考が堂々巡りし、脳の容量を圧迫しがちです。
ネガティブなことを考えたら、すぐ実践です。

  • クンバハカ(密法): 肩の力を抜き、下腹(丹田)に力を入れ、肛門を締める。

これをやると、なぜか頭がすっきりします。
私は昨日の帰り道に、歩きながらこっそりやりました。

結論:ポジティブは自分次第

不妊期間は、人生の優先順位を狂わせます。
でも忘れないで、あなたの人生の主役はあくまで「あなた」です。

天風は「人生は尊い、人生は素晴らしい」と繰り返しています。
子供を授かることは素晴らしい。
同時に、今この瞬間を凛として生きるあなた自身も、等しく尊い存在
です。

この不妊期間を、ただの空白とするか、あるいは「哲学を深める時間」とするか。 その選択こそが、後のキャリアや子育て、そして人生の深みを決定づける。
私はそう確信しています。

著者紹介
不妊治療・育児・キャリアの荒波を「哲学」という武器で乗りこなす、都内在住のリーダー職ワーママ。 「出口のないトンネルを、どう歩くか」
自身の経験に基づいたロジカルかつ温かな発信で、現在フォロワー5,000人に挑戦中です。 心に響くものがあれば、ぜひフォローして次の記事をお待ちください。

#Infertility #Philosophy #Management

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