92歳の一人暮らしと、お盆の日の小さな肩すかし
世間が「お盆休みだ」「9連休だ」と、なんとなく浮き足立っている
8月の月曜日。
明日が祝日ということもあって、街全体が少し違うスピードで動いているような気がしていました。
訪問施術の患者さんのお宅へ伺ったときのこと、
「〇〇さん、こんにちは!」と挨拶すると、
患者さんが、私を見るなりこう言いました。
「あら、今日もう休みかと思ったわ」
😳
他の患者さんは皆いつも通りだったけれど、この方だけは「今日はお休みだ」と思い込んでいらっしゃった。
もちろん、高齢の方だし、仕方のないことではあって...。
けれど、保険診療の訪問施術という仕事の特性上、施術できなければ、その日の報酬はゼロになってしまうのです😭
予定していた時間がぽっかり空き、自分の時間も労力も、誰にも使われないまま宙に浮いているようでした。
その瞬間、私の胸のなかで、ほんの小さな「モヤモヤ」が立ち上がりました。
「あぁ、今日はそういう日か……」
と、なんだか少し拍子抜けして、やり場のない気持ちになったのは本当のところです。
普段、仕事では自分の話を聞いてもらいたい気持ちをぐっと飲み込み、患者さんの話を第一にして、自分がしてもらったら嬉しい対応を心がけています。
だからこそ、ちょっとした疲れや、こういうズレが、どっと体にこたえる日もあります😢
でも、そのモヤモヤは、長くは続きませんでした。
ここから先は
878字
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
