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日記・アサイチを見て藤山寛美を思い、そして「ハヤセ洋菓子店」に教えてあげたいこと

今朝のNHKアサイチは「虎に翼」スピンオフドラマにまつわる「はて?」企画。
ときおり差し込まれるドラマの名場面集は、今見ても胸熱。

お店の準備をしなくっちゃ!と思いつつ、
ついついそのまま見てしまう、ダメな私。
なんならNHKフォームからコメントまで送ってしまった。ヒマなんかい!笑

しかしこのドラマ、脚本も良かったし、主演が伊藤沙莉ちゃんだったのも良かった。まさに脚本と役者の妙である。
あの役は、なんというか、線の細い可愛い系の女優では務まらなかったと思う。

沙莉ちゃんには、芯のしっかりした、どんと押しても絶対倒れない、骨格の太さのようなものがあって、脚本の吉田さんの書く力強いセリフとともに、法曹界を生き抜く彼女の強さをすごくよく表現していたなぁと思う。

トラちゃんと対照的なキャラクター、専業主婦の花江ちゃんの話題で、
履歴書に専業主婦が「無職」と書かねばならない「はて?」について、誰が言ったか(先輩弁護士役の小林涼子さんだったか?)
「家庭運営」という言葉は、なるほどしっくり来るなぁと思った。

キャッシュフロー(家計)を管理し、在庫(食材)を回し、環境を整える(掃除・洗濯)。高度なマネジメントと考えれば、主婦は立派な個人事業主である。

何されてましたか?
「家庭運営です」


外でお仕事されてる人と対等な感じがいいね。これなら、専業主夫も使えるしね。

“俺たちの轟”こと、戸塚くんの「はて?」。食事は男性が奢るのか問題。うちのレストランの場合、最近、彼氏のお誕生日のために、女性がディナーを予約して女性が払う、という場面をよく見かけるようになった。

バブル期の「アッシー・メッシー」時代を駆け抜けた世代としては、最初は、
「へー、女の子が払うんだ」
とちょっと驚いたけれど、男女に関わらず、お祝いしてあげたい方が払う、というのが若い世代ほど、当たり前になりつつあるのかもしれない。

価値観が変わるといえば、かなり昔のことだが、喜劇役者、藤山寛美の娘である直美さんのドキュメンタリーを見たことを思い出した。

当代きっての大人気役者である藤山寛美は、「遊ばん芸人は華が無うなる」の言葉の通り、遊びも金遣いも桁違いだった。

借金が膨らみ、我慢できなくなった母が離婚を切り出した時、
「わたしらこどもは、みんなお父ちゃんについていくって、ゆうたんです」
それほど喜劇役者としての父が好きだったから、というような内容だった。

私もどちらかというと父親っ子だったので、娘が、芸人人生を全うする父の味方につくというこのエピソード、結婚する前は「カッコええ!」と好感を持っていた。

しかし、結婚してからは180度考えが変わってしまった。そりゃそうだ。いくら人気があるとはいえ、ボーイにチップとして車のキーを上げちゃう金銭感覚の旦那を相手に「家庭運営」する奥さんの苦労たるや。

なのに娘はお父さんについちゃうなんて、母親としては「そりゃねーよ」である🥲

なので、奥さん、稲垣峰子さんの記述はないかなと、探してみたらこんな本を見つけた。

「アホやけど愛しいおひと」
妻である稲垣峰子さんの著書である。
目次を見ると…
第1章 信じられない突然の死
第2章 母が教えた「遊び」の味
第3章 質屋通いの新婚の苦み
第4章 忍耐の限界!自殺未遂
第5章 家庭を潰した借金地獄
第6章 燃え尽きた壮絶な人生

なかなか読み応えありそうな本である。
目次からだけでも、娘が父を好きでいられたのは、母親が懸命にやりくりしたおかげではないか?と言うのがひしひしと感じられる。

ちょっとこの本は買って読んでみよう(もちろんお買い物上手・よしよしの購入方法は、財布の痛まない楽天ポイントである!)

そしてそしてこうなると、またまたドラマ「リブート」の話である。
以前、このドラマの根本の問題をを自営業者目線で突っ込んだ。

その後、物語は謎から謎、裏切りという裏切りの目の離せない展開が続き、物語はいよいよクライマックスへ!
最初は私の考察をうざがっていたシェフも、今や負けじと、自らの考察を披露するハマり具合。

だが!
結局妻が犯罪に手を染めた原因は、店の借金なのよ!
ハヤセショートケーキも、
スワンシュークリームも、
パパのプリンも、
ちゃんと原価を計算して、
それなりのお値段で売らにゃダメなのよ!!


このドラマを見て、ハヤセ洋菓子店の経営について熱くなっている人間は、たぶん私1人だけだろう。
そしてなぜか、この「ハヤセ洋菓子店経営問題考察」だけには、シェフは知らんぷりを決めこむのであった。

おいおい、シェフ、あたいも合六さんとこで、いっちょ裏金中抜きしてこようか!?
その方が原価計算に頭を悩ますより、はるかに手っ取り早いんだが!
(いかんいかん、こんなことを言っちゃ。
せっかくゴミ拾いで積んだ徳を、またゴミにしてしまう…)

おまけ
チャッピーに「このエッセイのタイトル用のイラスト作って」とお願いしたら、このようになった。よく見ると話の内容を全部網羅してる!すごいな、チャッピー!

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